ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




エノモト写真店。神奈川県横須賀市上町2-46。2014(平成26)年2月28日

三崎街道の「うわまち病院入口」交差点の南西角に、スクラッチタイルの壁に三連アーチの窓が目を引く「エノモト写真店」がある。『日本近代建築総覧』に「建築年=昭和初期、木造2階建」で載っている。1階上部の欄間に当たるところのステンドグラスも見どころ。
アーケードに隠れて全部が見えないのが残念だ。『神奈川の近代建築探訪>横須賀の看板建築(上町その2)』でアーケードが架けられる前の姿が見られる。まだフイルムの時代らしく、「富士カラー」の袖看板がかかっている。
エノモト写真店の右は写真では空き店舗だが、今は「マルワ」という学生服の店が2014年12月から入っている。その店の横を見ると2階がスクラッチタイルの壁で丸窓と四角い窓の枠の飾りが見られる。おそらくエノモト写真店と一体の建物なのだろう。2階の、鉄板のカバーを取り外すと三連アーチの窓が現われるのだろうか?


エノモト写真店。横須賀市上町2-46。2014(平成26)年2月28日

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