ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




慈恵医大付属病院。港区西新橋3-25。1990(平成2)年1月15日

中庭を2つ持つ「日」形の平面の4階建ての病棟の前面に、階段状に中央部分を前に突き出させた診療室などの棟をくっつけた形ではないかと思う。今は高層ビルに囲まれてこじんまりした感じがする。代表的な震災復興期のデザインだと思うが、左右対称の正面は見て心地いい。同愛記念病院に似ているかもしれない。『日本近代建築総覧』では「慈恵医大付属病院、建築年=昭和5(1930)年、構造=SRC4、設計=慈恵会建築部、施工=間組」。「東京慈恵会医院本館」というのが建設時の名称だったらしい。現在は正確には「東京慈恵会医科大学付属病院」のF棟であるが、高層の中央棟が建つ前は2号館といった。





慈恵医大付属病院。1990(平成2)年1月15日

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