ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




大徳帽子店。中央区銀座8-4。1985(昭和60)年6月2日

中央通りの銀座8丁目の博品館の隣にあった老舗の帽子店。明治14年創業という。店舗は関東大震災後に建った看板建築だろう。帽子だけでは商売は難しいのだろう、一般の紳士洋品も置いているようだ。撮影後数年して廃業したという。
大徳帽子店、タナカ眼鏡店、志ぐれ煮の貝新と並んでいる。現在はこの3軒が「三陽銀座タワー」に替わっている。貝新はそのビルの同じ場所で営業している。三陽銀座タワーはサンヨーレインコートとバーバリで知られる三陽商会の販売店で、2015年9月のオープン。ビルもそのときの竣工なのだろうか? 三陽商会はこのビルでバーバリを売りたかったに違いない。
博品館のビルは1978(昭和53)年9月の竣工で、玩具店の博品館もその時の創業。その前は「観光会館」というビルで、キャバレー・ハリウッドがあった。

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