ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




三商。千葉県市川市市川3-19。2017(平成29)年4月3日

京成本線国府台駅の南の住宅街に残っている戦前築の出桁造りの商家である。市川3丁目は北の真間川から南のバス通り、西の江戸川から東の大門通りの西の裏通り―京成本線―大門通り、という範囲で、その真ん中あたりを東西に京成本線が通って、町を南北に分けている。一戸建て住宅がほとんどだが、京成本線より南の地区は北側よりアパートの比率が高いようだ。
写真の商家は松戸街道の裏に建っているが、昔はそのようなところでも商店がかなりあったのだろう。今ではそのほとんどが建売住宅やアパートに替わったようである。「三商」は不動産業らしいが、物件の貼紙がないので、不動産の管理を業務にしているのかもしれない。



石井酒店。市川市市川3-2。2017(平成29)年4月3日

三商の前の路地を南に行くとすぐ写真の平屋の酒店が表れる。市川細見記によると、石井酒店は大正末に創業。現在の店主は3代目で、商品は店主自ら選んで仕入れているそうで、他店にはない珍しい酒が数多くあるという。建物は創業時に建てたものかもしれない。

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