ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




NTT茅場兜電話局。日本橋富沢町1。1986(昭和61)年7月6日

ビルの前の広い道路は、昭和通りの江戸橋北交差点から靖国通りの両国橋西詰め交差点に出る「芳町通り」。右方向が隅田川でその方へ少し行くと、かつては浜町川を小川橋で渡ると久松町になり、すぐ左に久松警察署がある。
現住居表示になる前は浪花町といったが、その頃は電話局に並んで「明治小劇場」「レスリングセンター」があり、電話局の向かいには「人形町大映」「人形町武蔵野館」があった。レスリングセンターは「力道山道場」とも言われた。渋谷・時空探求というサイトに「(力道山は)昭和28年2月に(アメリカから)帰国し、夏には都内の日本橋浪花町に「日本プロレスリング協会」を設立する」とある。明治小劇場というのは映画館だったらしい。


NTT茅場兜電話局。1987(昭和62)年6月7日

戦前は、写真の建物は「東京中央電話局茅場分局」で、東側に「浪花分局」が別の棟であったようだ。
廃景録>NTT茅場兜営業所では南側の面の写真が見られる。

創生社印刷所
日本橋富沢町3
1987(昭和62)年4月26日

NTT茅場兜電話局の裏通りにあった。昭和8年の火保図にはないので、戦前なら昭和10年代、あるいは戦後に建築されたものかもしれない。

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