ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




左:オクノギビル。中央区日本橋久松町12。1986(昭和61)年7月6日
右:糸重東京支店。日本橋久松町6。1987(昭和62)年4月26日

左写真の古いビルは清洲橋通りの東日本橋交差点の近くにあった。空襲で付近が焼き払われたが、コンクリートのビルだったので内部は焼けても建物は残ったのである。昭和11年の火保図に「小川商店(コンクリート3階)」、昭和30年頃の火保図に「奥野木靴下」となっている。
右写真は、ハリオグラス(旧川崎銀行富沢町支店)の前の通りに問屋橋交番があるが、その辺りの裏通り。問屋橋は浜町川に架かっていた橋。糸重東京支店とその右のビルが建て替わったが、他のビルは今も残っている。



バーバー・フジタ。日本橋久松町13。1987(昭和62)年4月26日

2枚目写真と同じ裏通りで、清洲橋通りに近い辺り。戦後の焼け跡から最初に建った木造の商店かもしれない。今は右に写っているビルも含めて残っている建物はない。角の、ガラスドアに「BARBERフジタ」と書かれた床屋は、戦前の火保図にも「床ヤ」となっている。

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