ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
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植村邸/中央区新富2丁目
京橋・銀座
/
2017-07-01 18:10:33
旧待合、植村邸。中央区新富2-11。1985(昭和60)年9月8日
新大橋通りの2本西の裏通り。写真のスクラッチタイル張りの家は今も残っているので個人名を出すのは控えて、戦前の火保図に「待合」とあるので、その建物ということにした。
新富町の花街は、明治5年に新富座(当時は森田座)が開場されたのに伴って出来上がってきたのかと思う。それ以前は明治元年、築地の居留地の開設と共に「新島原遊郭」が設置されている。それがはやらず、早くも明治4年に廃止されている。新富町花街は関東大震災後の1928(昭和3)年頃では、「待合70軒、置屋80軒、芸者数200名」。戦後は料亭20軒ほどを中心に再出発するも、1980年頃には新富町の花街は消滅したらしい。
植村家のあったところは今も空き地のままで駐車場にしている。写真左は花田庵というそば屋。戦前の火保図でも「そばや」で、その店が続いていたのだろうか。現在は井口ビル(1989年12月築)という5階建ての小さなビルに建て替わっている。
植村邸。新富2-11。左:1988(昭和63)年2月14日、右:1985(昭和60)年11月10日
植村邸は1927(昭和2)年に建てられた銅板張りの看板建築である。1998(平成10)年に江戸東京たてもの園に移築された。そこへ足を運んで再会してみようという気がなくもないのだが、まだ実行していない。
『看板建築』(藤森照信(文)増田彰久(写真)、三省堂、1988年、1500円)では、「飾職人の家であった。建て主の植村さんは木材の調達から製材、銅板張りまで自分が指導したことを自慢してくれた」とあるから、設計は当の家のご主人であった植村三郎氏ということなのだろうか。「飾職人」といえば、普通は簪などを思い浮かべるわけで、場所も花街だった新富町だから辻褄も会う。ただしこの建物で商品を売っていたわけでもないらしい。職人を置いて飾り物を制作していたのかもしれない。植村氏自身は職人というより、商店や顧客の注文を聞いて職人に指示するような仕事をしていたようである。ただし、『看板建築』には「金銀細工師だった植村ジイさんは、十数年前はじめて訪れた時にはすでに店をたたみ隠居生活に入っていた」ともある。
3階の前面には屋上があり、そこに部屋を増築している。この部分は江戸東京たてもの園に復元する際に取り除いた。
右写真の白いプレートの表札は「日東珈琲株式会社食器事業部倉庫事務所」。その上の外灯はガス灯かもしれない。
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