ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




万世本店。神田須田町2-21。1988(昭和63)年1月24日

万世橋袂の肉料理の万世の旧ビル。万世の左の細いビルは「サナダビル」。中央線高架の後ろに「ロケット8号店」、その後ろのTOSHIBAの看板が乗っているビルが「ウィン神田高橋ビル」。中央線の電車が絶妙のタイミングで画面に入っている。狙っていたのかどうか記憶にない。たぶん偶然だろう。
肉の万世』によると、創業は戦後間もない1949(昭和24)年9月9日。現本店の地に2階建て洋風の店舗を建築して精肉・惣菜店を始めた。1959(昭和34)年のパンフレットには4階建てのビルの作業場が載っていて、店舗は、隣にあった「虎野」という店を買収して増築している。以下、『秋葉原歴史記事>肉の万世』を参照する。普通の肉屋がレストランを始めたのがいつかは判らないようだ。「万かつサンド」の発売は1955(昭和30)年頃。写真のビルに替わったのは1963年(昭和38年)。そして現在の10階建てのビルに建て替えたのが1991年(平成3年)8月だ。

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