中村亮太の活動日記

加古川市のために走り回る中村亮太のブログです

福祉環境常任委員会

2011-11-21 12:25:27 | 活動
今日は定例の常任委員会の日です。

所管事務調査としては、

市民部より
①住民基本台帳カードの交付状況について
②証明書自動交付機の利用状況について
③加古川市後期高齢者医療制度の状況について

環境部と福祉部からは、次回の定例会に上程予定の案件の口頭説明のみでした。


さて、①から見ていきます。
住民基本台帳については、全国的になかなか普及が進みません。加古川市では普及率7.52%です。
兵庫県全体では6.12%なので、平均以上ではあるものの、広まっているとは言えません。
今後の税と社会保障一体化改革の中で、国民総背番号制のようなものの検討もありますので、
これからどうなるかは何ともいえないところです。

なお、身分証明書の役割も果たすので、結構便利です。
そういったものをお持ちでない方は、ぜひ取得下さい。

また、先日のニュースに出た、住基カードの不正取得についても報告がありました。
本人確認についてはどこまでできるかという話もありますが、厳格化するということでした。


②について。
自動交付機は、この4月から、市民課前と東加古川総合サービスセンターの2か所になっています。
その関係もあり、利用状況の報告がありました。
結果としては、昨年同時期と比べ5%の減少ということでした。
サービスセンターについては、土日利用が多いということで、今後はそのデータも取得を検討するようです。

③について。
後期高齢者医療制度については、ようやく定着してきました。
しかし、高齢化にともない、被保険者の増と一人当たり給付費の増も現実としてあります。
加古川市においては、被保険者数は24,107人、給付費は後期高齢者医療制度から789,456円、国保から258,381円
となっています。
保険料については、広域連合で見直しを2年ごとに行っており、兵庫県内一律で年額43,924円となっています。
もちろん経済状態によって軽減も行われておりますが、その数も年々増えています。
(対象人数が増えたことなどに起因しているとのこと)

そのあたりの報告でした。

他は口頭のみでした。

医療制度については、今後、税と社会保障の一体化により、改革がなされるはずです。
このままではもたない状況の中で、どう負担と給付を取り決めるか。
これは、日本としてどのような国にしていくかという点にも関わってきます。
来年の通常国会に出てくる予定です。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする