緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

ハンス・リヒター=ハーザー演奏 ベートーヴェン作曲ピアノソナタ第31番Op.110を聴く

2024-02-09 22:21:22 | ピアノ
今日は3連休前の前日。
さっきまで4年前の講習会で親しくなった仙台の友人とライン電話で演奏時の緊張やあがりをテーマに話をしていた。
3連休など通常の土日よりも長い休日に入る前の夜というのは開放感に浸れる数少ない機会だ。
昔は前夜に東京まで出てカプセルホテルに泊まり、次の朝に都立図書館に行って、夕方まで本を読んだりしたこともあった。
社会人マンドリンクラブに入る前は休日に仕事が無ければ御茶ノ水⇒新宿の中古CD・レコードショップに行ってCDや楽譜、音楽書などを捜し歩き、夜6時頃、上野の東京文化会館音楽資料室に立ち寄り、廃盤となっためずらしい音源を静かな視聴覚室で聴かせてもらい、閉館の夜8時までそこで過ごしてから、アメ横のてんやか安い肉料理屋に行って遅い晩御飯を食べて帰宅するというパターンが多かった。こうやってかなりの録音を聴いたものだった。

今現在はどうかというとマンドリンクラブの練習に力を入れているため、音楽鑑賞する時間がなかなか取れない。
でも隙間時間を上手く使えばそれなりに何曲かは聴けるものだ。
今日は手持ちのCDからベートーヴェン作曲ピアノソナタ第31番Op.110の録音を何種類か聴いてみた。

①高橋悠治 1971年録音
②園田高弘 1995年録音
③園田高弘 1968年録音
④ヴァレリー・アファナシエフ 2003年録音
⑤ハンス・リヒター=ハーザー 1959年
⑥ジョン・リル
⑦ヴィルヘルム・ケンプ
⑧アナトリー・ヴェデルニコフ 1969年
⑨マリヤ・グリンベルク 1962年録音(トリトン盤)
⑩アルトゥール・シュナーベル

この中で圧倒的に素晴らしい演奏は⑨のマリヤ・グリンベルクの録音でこの曲のベスト盤に挙げられるものである。
次いで⑥のジョン・リル。

(続きは明日に)




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