緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

社外ステアリング交換(アース配線不要⇒取付完了)

2022-04-23 14:27:31 | 
ナルディからOMPにステアリングを換装するにあたり、ホーンボタンから接続するアースをどのように行うか、明確な方法がみつからないまま自分で模索して考えた2つの対策案のうち、まずリード線で配線せず、ホーンボタン脇から出ている真鍮の針金のような突起をボスの内壁に接触させる方法を実行してみることにした。

元々付いていたステアリングはナルディでステアリングボスの内径もモモよりも大きいφ53mmになっているだろうから、φ56mmのOMPのホーンボタンではそのままでは入らない。
なので、ホーンボタンの脇の突起を1mmほど切削する必要がある。

100円ショップで工作用の金ヤスリを買ってきて、ホーンボタンの脇の突起を削る。



白マジックで印を付けておいたので、それを目安に削っていく。



切削後。段差が出来ている。





ステアリングに嵌め込んで、寸法を確認。


段差が出来た分、ホーンボタンがなかなか入っていかない。
接触部の突起にヤスリで角にRを施す。



いい具合になったので、早速車に取り付けることに。

バッテリーのマイナス端子を外す。



ナルディを六角レンチで外す。



外したナルディ。



ボスからはみ出たホーン配線。



まずはOMPのホーンボタンをボスに嵌め込んでみる。



何と!、意外にもボスの内径は広かった。
メジャーで測ってみたら内径φ55mm。
切削した後のホーンボタンだとスカスカ余裕だ。
わずかの切削で良かったということだ。
事前に現物合わせを怠るからこういうことになる。
横着という性格がまねいた失敗である。

一瞬、もう今実行している対策案ではアースを取れないのではないか、という不安がよぎった。
ボタン脇の針金がボス内壁に接触しないかもしれないからだ。

しかしここであきらめるわけにはいかない。
まずホーンボタンのみをボスに嵌め込んで、実際にホーンが鳴るのかどうか確かめてみようと、ここは冷静になった。
外したバッテリーのマイナス端子を接続し、ホーンボタン裏側のプラス端子にホーン配線を接続し、まずはボスに嵌め込まないでホーンボタンを押してみた。
結果は鳴らなかった。これはアースを取っていないためだと思われた。
次に、同じ状態で今度はホーンボタンをボスに嵌め込め、ホーンボタンを押下してみた。
何と、ホーンが鳴るではないか。もしかして成功?。
真鍮の針金がボスに接触してくれたということだ。
しかしこれはたまたま位置が良かったからかもしれない。
実際にステアリングを取り付けたうえでホーンが鳴るかどうか確認しないと成功とは言えない。

そこでいったんホーン配線を外し、ステアリングにホーンボタンを取り付けた状態でホーン線を再接続、ステアリングをヤフオクで最安値で買った黒い皿ボルト(色染めではない)で固定する。



取付後、ホーンボタンを押してみたら、ちゃんと鳴った。あー良かった。一安心。

ステアリングの操作感を確認するために近所を走ってみることに。
やはりφ350のナルディよりもファイ380のOMPの方が断然いい。
やはり径が大きいので力を入れずに回すことができる。
多分、純正ステアリングもこのくらいの大きさなのであろう。(ちなみに純正ステアリングにはエアバックは付いていない)
いい感触だ。握りも思ったほど太く感じない。これはいい。

走行中と停車中にホーンボタンを押して再度、鳴るかどうか確認。大丈夫だ。

家に戻ってから、ホーンボタンにステッカーを貼る。



これですべての作業を完了。

今回、このOMPのステアリングを取り付けるにあたって、取付方法を説明するものが無く、購入店に聞いても誠意ある回答はなく、ネットでもモモやナルディは無数とも言える豊富な情報があるのにもかかわらずこのOMPについては役立つ情報は1つも無かった。
とくに購入店のアース配線についての回答に誤りがあり、その回答に翻弄されたという感じだ。
結果としてアース配線は不要だったのである。
無駄な買い物や作業もあったが、反面、取付方法の模索、試行錯誤のプロセスは不安を感じつつも楽しく、上手く取り付けられた時の達成感は普段経験できないものであった。

さてほっとしたところでこれからマンドリン合奏の練習だ。
そろそろ本腰を入れないと怒られるかな?。





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