緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

昨日と今日のアルハンブラ

2024-02-11 01:15:09 | ギター
昨日(9日)と今日(10日)に録音したアルハンブラ宮殿の思い出。

①9日(半音上げ)

②10日(正規調弦)調弦狂いあり。残念。
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8 コメント

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ずんたたた (98user)
2024-02-11 17:40:20
お久しぶりです。
i指の後にすぐp指が来てる感じに聞こえますね。弾き癖かしら?
当方が高校生のとき、札幌の佐藤寿一氏がイエペスのトレモロが正確で、回転数を下げたレコードに合わせたメトロノームと完全に一致してた、という報告をしてくれたので、確認したことがあります。
自分でもステレオでなく携帯プレーヤー(古いのには毎分78回転、45回転、33回転、16回転の切り替えがあった)で確認したことがあります。メトロノームにp指とm指がシンクロし、リタルダンドは丁度二倍遅くなるようにコントロールされてました。完璧に「ずたたたずたたた~」と聞こえましたね。
Unknown (緑陽)
2024-02-12 01:03:11
98userさん、こんばんは。コメントありがとうございました。
今回記事にあげた録音のトレモロは今まで録音してきた中ではトレモロの状態はいい方だと思っています。
私の場合、爪の状態にも左右されるようです。
ゆっくりの速度ですとある程度は均一のトレモロが実現できますが、テンポを上げるとなかなかこれが難しいものですね。
トレモロ (98user)
2024-02-13 15:19:58
中学生のとき近所の高校の学校祭に来た阿部保夫氏の演奏で聞いたのが初めてのトレモロで、ズン・タリラタリラ~と聞こえてました。
一発目のp指にアクセントあって、二小節ごとに間延び入るんです。その次が無料レコードの小原聖子氏でボロロロ~と聞こえるボケた音でしたね。周囲のアマチュアでトレモロ弾けるのはいなくて、イエペスのレコードばっか聞いてるうちに札幌に来た生イエペスを視聴しました。ズンでなくてンタタタンタタタというイメージでその時は初めてで感激したせいか連続音にしか聞こえませんでした。その後イエペス来るたびに聞きに行きましたが、印象は変わりませんでした。尤も道新ホールから厚生年金になってコンチェルトのみのプログラムでもアンコールにアルハンブラは必ずいれてくれましたしね。
Unknown (緑陽)
2024-02-14 22:32:54
98userさん、こんばんは。
阿部保夫さんのアルハンブラですが、私は東芝レコードの「ギター珠玉アルバムⅠ」というレコードで聴きました(阿部氏死去後の2000年に別レーベルのCDでオムニバスも発売)が、トレモロはかなり粒が揃っていますね。3連符のスラーの処理も正確で上手いです。低音の伴奏の1部でやや雑なところもありますが、全体的には丁寧で私が聴いた中では強く印象に残った演奏であります。
このレコードではマラッツのスペインセレナーデも録音されていますが、この演奏は素晴らしいです。現在このような演奏が出来る方はいないというような演奏ですね。タッチが全然違います。現、東京国際ギターコンクールの確か第1回開催の時に本選でこの曲を弾いて優勝して、スペインに留学したと記憶しています。
Youtubeには残念ながら投稿されていないようです。
阿部保夫さんのトレモロ (98user)
2024-03-01 13:35:12
阿部さんは実弟の幕田さんからアカデミアキジアーナの留学権利譲られたとかのような記憶があります。
カタロニア出身のプジョールがカステリア風にプホールと呼ばれることにこだわったとかで、阿部さんの経歴にはセゴビアと並んで「プホールに師事」と必ずかいてありましたね。
マラッツのセレナーデはイエペスの演奏が初めてで、レコードの添付レコードと全然違うのに頭悩ませました。後に阿部さんがテレビの卒業演奏回で披露したのを聴きましたが、これがタレガ編なんだなと納得しました。スペイン風がどんなものかよくわかってなかったので、イエペス編の方がなじみありましたけど。イエペス風の楽譜出版してたロパテギもとっくに亡くなっているとは思いませんでしたが。阿部さんのトレモロ、テレビでは甘い音に聞こえましたけど、生音は意外とクリアでキラキラしてましたがやはり間延びする弾き癖はなじめませんでした。
Unknown (緑陽)
2024-03-02 00:01:21
98userさん、こんばんは。コメントありがとうございました。
Pujolの発音ですが、カタルーニャ(カタロニア)語の方が「プジョール」と呼び、標準スペイン語(カスティーリャ語)では「プホール」と発音するのではないですか?。
確かカタロニア出身のプジョール自身が「プホール」と呼ぼれるのを好まず、自分のことを「プジョール」と自ら言っていたので、「プジョール」と言われるのが定着したと認識しています。
阿部保夫さんも「セゴビア奏法による新ギター教本」の中では「プジョール先生」と書いていましたけどね。
マラッツのスペイン・セレナーデ、ホセr・ルイス・ロパテギが"Transcripcion revision,digitacion"とした楽譜(バルセロナの出版社)を持っていますが、6弦時代のイエペスの録音そのものですね。
どういういきさつでロパテギが出版したかわかりませんが、出版年は1977年なので、この編曲がロパテギのものではなく、イエペスのものに相違ないです。
イエペスの場合、自分のために作曲された曲で、イエペス自身が手を入れたことは間違いないと思われるのに、他の校訂者により出版されている曲もあります。
ロパテギのレコード、ルイス・ミランなどのバロック時代の曲を収録したものがありますが、殆ど印象に残っていないです。でも彼は、ヴァイオリンや声楽やピアノも習っています。プジョールにも師事したようです。研究熱心なギタリストだったのかもしれません。
Unknown (98user)
2024-03-29 13:35:39
ロパテギの演奏聞いたことがなく、かの楽譜出版以外に知識はありません。
アルハンブラには誰しも思い入れあると思いますが、自然に聞こえるのは大抵midi打ち込みでギター音色かぶしたデジタルものばかりですね。それだけ技術的にむずかしいんでしょう。
荘村氏なんかトレモロおざなりでスピードだけイエペスよりにしてて、フレーズごとにリタルダンドでなく休符入るというふざけた演奏ですし。イエペスはきちんと消音してるのに無音の瞬間を感じさせないのはさすがと思います。
Unknown (緑陽)
2024-03-31 12:01:05
98userさん、こんにちは。コメントありがとうございました。
確かにおっしゃるようにmidiで作成されたアルハンブラのトレモロの粒は正確無比で理想的ではありますね。
昔、勤務先の交通安全講習で放映された映画で、BGMでアルハンブラが流れてきて、そのトレモロの速さと正確さに感嘆したことがありました。何というギタリストが演奏したのか知りたくて、図書館などでビデオを探したことがありましたが、見つけられていません。

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