ONE DAY: RYOKAN's Diary III

誰にだって訪れるさ どうしたって悪い日は 地雷と番犬と腰に機関銃 ドイツ製でもダメでしょう

201回目、そして最後のフェス公演(…の筈だった)

2008-10-10 21:31:38 | 音楽
今日はさだまさし35周年コンサートを大阪フェスティバルホールで聴いた。さださんにとってフェス通算201回目の公演にして建て替え前最後の公演。
 さだまさしだけでなく小田和正中島みゆきCHAGEandASKAなど数々のコンサートを聴くために何度も通った、僕にとっても沢山の思い出の詰まったホールである。多くのアーティストが口にしていることだが本当に音響が素晴らしく、いまだに他の新しいホールの追随を許さない。
 フェスの入っている新朝日ビル建て替えのため年内いっぱいで閉鎖され、跡地に5年後に完成するフェスティバルタワーEASTに新フェスティバルホールが作られるが、現フェスと同じ空間と音響を再現できるように設計するとはいえ完全な再現はさすがに無理だろう。さださんも名残惜しそうだった。
 100回目の公演の時の100本の薔薇に続いて、今回もフェス職員から200+1本の薔薇の花が贈られステージ上に飾られていた。

今回のコンサート、ここ数年の通常ツアーではベストのバックバンド編成じゃないかな? やはり専任のドラムとエレキギターがいると音の足腰がしっかりするし、それに加えて今回は打楽器系と管楽器を増強してあるバンドで、昔の曲をオリジナルアレンジをベースとしたステージアレンジにしているので(久し振りにこのアレンジで聴いたなーという曲が多かった)いろいろな意味で安定感のあるサウンドだと思う。かと思えば全く一人での弾き語りもあり、意外な曲をギター弾き語りで演ってみたり。
(終演後に張り出されるセットリストを見ると、ギター弾き語りの曲は手書きなので毎回変えている可能性が高い)
 また、今日は「ちちんぷいぷい」でお馴染みMBS角淳一アナが聴きに来ていて(僕等の席の少し前だった)、彼からのリクエストがあったということで「服部良一トリビュート」で唄った「一杯のコーヒーから」を唄っていた。

本当に名残惜しい、フェスでの最後の公演でした。

…って、え? 12月26日にフェスでもういちど演るの????
 しかもこの日はバックバンドなしの完全に独りでのコンサートらしい。(12/27名古屋、12/29東京もあります)

夏色の太陽に消えたあの日のアトムみたいだ

2008-10-01 08:24:56 | 音楽
発売日前だが店頭で見かけたので昨日のうちにASKAの新曲「UNI-VERSE」を購入して聴いた。うん、この歌詞は胸に響きますね。
※ユニバーサルが公式でYouTubeにてPVを公開中。なんだかiTunesのビジュアライザのような映像だ(笑)

そして昨日「SCENE」ツアー開始にあわせて来年のASKAソロツアー日程も公表された。発表されるまで気になっていたのは、ホールツアーでの大阪の開催地。これまでは当然のようにフェスティバルホールだったのだけど、この秋でフェスは建て替えのため閉鎖されてしまうので、5年後の新フェス開業までの代替会場にはどのアーティストも頭を悩ませるのでは?と思っていたのだが、今回は結局4月に大阪厚生年金会館で2日間、5月にグランキューブ大阪で2日間となったのか。
 グランキューブ大阪は比較的新しいホールで、故・黒川紀章氏の設計の建物。色々な意味で使いにくいとか、新しい割にあまり評判がよくないらしいのが気になるところだが。さらに今までは交通面で難があった(現状では最寄りの福島駅から徒歩10分)のだけど、今月19日に開業するおけいはん(京阪)中之島線の終点・中之島駅から直結しているらしいので、コンサート開催時には問題が解消されているはず。
 もうひとつの開催地、大阪厚生年金会館は築40年。様々な問題から全国の厚生年金会館が次々と閉鎖が決定し反対運動も起きている中で、大阪もたしか年内の閉鎖が決定していたはずだが、フェスの建て替えもあるので当面は延命することになったのだろうか。

ツアーは3月に始まって6月にファイナルの日程。30周年となる8月25日は…、一体どうなるのかなぁ。何かやるとすれば2ヶ月近くリハーサル等に充てる時間はありそうだから期待はしてしまうが。そしてCHAGEの動向は如何に。