ONE DAY: RYOKAN's Diary III

誰にだって訪れるさ どうしたって悪い日は 地雷と番犬と腰に機関銃 ドイツ製でもダメでしょう

大晦日

2006-12-31 23:45:59 | 日記
ここ暫くは風邪引いたり腰を痛めたりで色々と予定していた進行が大幅に遅れてしまい焦っていることと、しかし研究室に出られなくとも結局は自室のMacでデータや画像を見ながら考え込んで唸っている毎日なので個人的にはあまり年末気分もなかったのだが、さすがに今日は大晦日気分。
 2年続きで秋冬に調子を崩して各方面にご迷惑をおかけしてしまい、申し訳なさと自分自身に対する悔しさを持ちつつ新年へ向かうことになる。やはり体力重要だということを痛感した1年でした。無理しなきゃいけないところで踏ん張ることができて、その反動が後に響かないように自分を鍛え直さないといけないな、と。

ともあれ、今年1年間も皆様どうもありがとうございました。
 これからもよろしくお願いします。

年賀状

2006-12-25 13:21:20 | 日記
やっと年賀状を印刷。今年はえらく彩度の高いデザインになってしまった(苦笑)プリンタインク使いまくり。プリンタをエプソンPX-G900に替えてフチなし印刷ができるようになって以降、Photoshopでレイヤー毎にフィルタ処理を行い重ねまくるレイヤーの数が増える一方。元のデザインはシンプルなのに着色段階でデザインがハデになるのだが、年々それが加速していく傾向に自分でも歯止めがかけられない(笑)。余白(もはや白くないが)にコメント書いても読めるかなぁ、これ。なお今回は印刷設定時にカラー設定をミスらなかったので、どの賀状も企図通りのハデな色彩がきっちり再現されてます(笑)
 宛名もWORDの機能を使ってプリンタで一気に印刷。去年は住所変更やら喪中やら多くて差し込みデータの直しが結構あったが、今回はそれも少ない。宛名を印刷するのは正直いって手抜きなんだが、僕の手書き文字は汚いし、郵便局の手間を考えるとこれが正解かと。
 その代わりというのも何だが、1枚1枚手書きで簡単な挨拶を書き添える。時間がかかるけどこれくらいはしないとなぁ。さて、書き終わって投函を終えるのはいったい何日になることやら。郵便局の皆様申し訳ない。

ふたつのグランプリ

2006-12-24 21:30:21 | 日記
有馬記念はディープインパクトが波乱もなく 引退レースを勝って七冠達成。 後方から一気に追い込むいつも通りの彼のレースだったが、今回は若干早めに仕掛けたような気がした。鞍上の武豊の脳裏に昨年の苦い記憶があったか、それとも最後のレースということで遠慮なく圧勝してファンに応える意図があったのか。
 シンボリルドルフは有馬2勝、テイエムオペラオーは春天2勝でのGI・7勝だから、勝ったGIレースが全て違っての七冠は初になるのか。まぁ今年の宝塚記念とJCのレベルがどうなのかという議論は別として。 そういえばシンザンは「五冠馬」と呼ばれるけど、あの当時は宝塚記念が冠にカウントされないのね。勿論JCなんて当時ないし。

ディープインパクトは先輩の無敗三冠馬である"皇帝"シンボリルドルフと比較されることが多いと思うけど、個人的にはルドルフよりもミスターシービーを思い出すことが多かった。勿論、あの極端な追い込み、特にダービーと菊花賞で見せた通常ありえないレース運び(シービーが勝ったときに実況アナが揃って口にした「物凄い競馬」)という要素が大きい。僕は小学生の頃にたまたまテレビで見た菊花賞のミスターシービーで競馬にハマった口なので、ついついディープの走りに往年のシービーを重ねて見ていた気がする。
 あれだけ極端な追い込みは一歩間違えると玉砕する危うさを孕むわけで、それだけに勝ったときには観る側にも爽快感がある。だからいくらルドルフが強くても、世間的な人気は常に一歳上のシービーの方にあった(直接対決では一度も勝てなかったことへの判官贔屓もあったろうけど)。
 シービーやルドルフが走っていた頃はまだ、好位差しで危なげなく勝つルドルフの正攻法での圧倒的強さというのは面白味に欠けてファンを惹きつけられない面があった気がする。もちろん常識外な走りのミスターシービーとの対比もあったろうし、オグリキャップ以降の時代であればまた人気も別だったんだろうけど。12年前の三冠馬ナリタブライアンは正攻法によるぶっちぎりの強さで、かつ人気も得たわけだから。

で、ディープインパクトという馬があれだけ人気も持ち合わせていたのは、あの小柄な馬体で圧倒的な強さを誇った点や、ひと昔前と違って純粋なスポーツ競技としてレースを観る人が増えたこと等、色々と理由はあるんだろうけど、僕の感覚としては、いってみれば「シンボリルドルフ的な飛び抜けた能力をもってミスターシービーの競馬をやっていた」馬だったからのような気がする。
 そういえば去年のダービーのレース直前、ゲート前の輪乗りで何故か武豊が必死になってディープを動かしていたので、その時は馬に落ち着かずになだめているのかと思ってテレビを見ていたのだが、武豊によると「(ダービー直前の)あの緊張した雰囲気の中で、ディープが寝ようとした」からだったそうな。…大物すぎ(笑)
 この話を聞いてから妙にディープに好感を持ったのだが、皐月賞や菊花賞で見せた危なっかしさとか、小柄なせいか栗東のトレセンでは牝馬に全くモテないとか(笑)「無敗の三冠馬」という至高なイメージからは程遠いエピソードが多かったのも人気の理由だったのかな。
 正直、もう一年見てみたかったな。

 で、今日の6Rで兄と同じような勝ちっぷりを見せたニュービギニングが過度の期待を背負わされるハメになるのだろうか…。

夜はこれまた年末恒例のM-1グランプリ。2003年王者のフットボールアワーの再挑戦・史上初のV2が注目された(デビュー10年以内+勝ち抜け制だとてっきり思っていたので、参戦を知った時は驚いた)が、今回はチュートリアルが最終決戦で審査員全員が投票するという完勝。たしかに今日の出来は一組だけとび抜けていたような印象があり「あれ? 前からこんなに面白かったっけ?」と驚いてしまった(後日、以前の決勝の模様をビデオで見たが、久々に決勝進出した去年の段階で独自のスタイルを見つけ出し、この1年で完全に掴んだという印象を受けた)。
 事前は麒麟笑い飯に期待があったが、期待が高すぎたのか、今日は思ったほど突き抜けられずに終わってしまった微妙な印象があり、その雰囲気を審査員も感じていたのだろうか。麒麟にしろ笑い飯にしろ、去年の最終決戦で彼等の持っているパターンを一部崩して爆笑を取りに行く一種の「禁じ手」を既に使ってしまったせいかなぁ(今年も麒麟・田村のアドリブ「お前がしっかりせぃよ麒麟は!」には腹抱えて笑ったが)。初のアマチュア決勝進出として注目された変ホ長調は、たしかにネタは面白かったが(てかアレは素人だからこそ触れられるネタのような…)喋り口調や間のユルさや素人っぽさが(狙ってやってるのか素なのか知らないけど)僕には合わなかった。

やべぇ

2006-12-20 23:40:27 | インポート
…まだ年賀状が終わってねぇ。どう描いてもイノシシに見えない…orz

まだ腰痛が酷く、長い間座っていられないので、いろいろと作業も滞りがち。
 そして年内のゼミも終わり、残すは来年1回のみ。今年は秋冬に体調を崩してしまい散々であった。2年続けてこれではアカンよな。体を鍛え直すところから始めないと。

ゼミ終了後、ゼミ年内最終日の恒例である研究室の忘年会。今年は先斗町に近い三条の店にて飲み食い。
 今回は来年から研究室に入る新4回生(現3回生)4人のうち3人も来ていたが、来年は4人のうち3人が女子学生だそうな。来年は僕が居残ると仮定した場合は研究室に在籍する学生の男女比が7:6、残らない場合は6:6でまったくの半々という状態になる。うーむ、昔なら考えられない事態だ。しかも男の新M1のうち1人は来年秋から留学する予定らしいし、僕が出て行けば女性の方が多い研究室になる。
 農学部/研究科は工学部/研究科に比べれば割と女性が多いとはいえ、そもそも女性比率が低い京大のことなので(最近は増加傾向)、これだけ多いというのは凄いな。
 しかも最近は京大生でも服のセンスが良かったりキレイな顔立ちの子が増えてるよなぁ。これは女の子だけでなく男の子についても言えるけど。ほんと、京大生に見えねぇ(←昔の人に失礼な発言、失礼しました)。

路線回帰…か?

2006-12-19 20:08:31 | 雑感
1979関白宣言※新曲
1980防人の詩※新曲
1990風に立つライオン
1991奇跡※新曲
1992秋桜
1993主人公
1995精霊流し
1996案山子
1997秋桜※2度目
1998北の国から'98
1999奇跡※2度目
2000無縁坂
2001きみを忘れない※新曲
2002精霊流し※2度目
2003たいせつなひと※新曲
2004遙かなるクリスマス(紅白Ver.)※新曲
2005広島の空
2006案山子※2度目
ということで今年の「紅白」の曲目が公表された。今年が10年連続18回目の出演となるさだまさしは「案山子」。1996年以来2度目である。
 ちなみに過去に唄った曲は右の一覧の通りで、なんだかしょっちゅう歌っているような気がする「秋桜」も実は2回しか歌っていない。自分で一覧を作ってみる(やっとぷららBlogでtableタグが使えるようになったので作成)までこれには気付かず意外だった。同じ曲を3回以上唄ったことは現段階ではまだないわけだ。
 また、その年に発表された新曲を唄ったのは6回。これは意外に最近の方が多い。90年代では新曲を唄ったのが91年の「奇跡」ただ1度だった。「世間一般がイメージするさだまさし像」をNHK側が反映させていたということだろう。で、2000年代に入ってからちょっと状況が変わってきたということか。 
 だから僕個人は今年は「天然色の化石」かなぁと予想していたのだが、今回の選曲は90年代と同じような形に戻ったことになる。まぁ今年の紅白のテーマが「家族」ということらしいから、それには沿っているし、ここ2年の選曲は(NHK側の要請とはいえ)ある意味で過激だったしなぁ。さすがに3年連続はなかったか。

ま、一部のさだファンは「がんばらんば」を予想(または希望?)してたけど、それじゃあまりに内輪ウケな選曲だからありえないと思っていた。世間的には決して売れた曲ではないし、たしかにNHK「みんなのうた」の曲ではある上に今年の紅白の選曲が全体的にNHKに関係のある曲に偏っているのも確かだが、それなら紅白に「これってホメことば?」が選ばれてなきゃおかしいだろ(ま、たぶん番組内のコーナーとかで出てくるんだろうけど)
 また、NHK絡みかつ現在のツアーの選曲から、ひょっとして「Birthday」かもしれないな、とは思ったが、これは違っていたな。11月上旬に僕が大阪でコンサートを聴いた段階ではまだ出演自体が公表されていない時期だったが、コンサート中に「年の初めはさだまさし」をやるという話をしており「もし紅白に出ない場合は「落選残念会」と称して番組をやる。橋幸夫さんを呼ぼうかなと思ってる」などと話していたが(笑)その後予想通りに出演が決まり、コンサートでは「NHKから要請された曲があり、自分の歌いたかった曲はその後の生放送で唄う」と話していたらしいので、そちらで何を唄うかがちょっと気になる。ここで「がんばらんば」をやったら笑えるところだが、たぶん「天然色」か「長崎の空」じゃないのかな。

しかし、あらためて一覧を見て色々と思い出すが、そういえば「北の国から」をやったこともあったんだよなぁ(笑)。あと、意外なところでは「道化師のソネット」を一度も演ってないのね。