老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

提案「防衛省と闘う岩国に1000万人が350円ずつ寄付しよう!」を考える

2007-11-19 07:17:40 | 民主主義・人権
http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/922eb33512f2b19ee9bbf45a1ee411bb
情報流通促進計画byヤメ記者弁護士:
『防衛省と闘う岩国に1000万人が350円ずつ寄付しよう!~防衛省のアメとムチ政策にノーを!』

>ずっとここのところ、腹を立て続けていたことがある。「駐留軍等の再編の円滑な実施に関する特別措置法」に基づくアメとムチ政策のことだ。報道によると、米原子力空母を母港として受け入れることを認めた神奈川県横須賀市などが交付金の対象として指定される一方、普天間飛行場の代替施設移設案に反対する沖縄県名護市などは対象から外された。しかも、防衛省地方協力局は「自治体から再編計画の受け入れ表明があれば今後も追加で指定する」と堂々と述べているのだ。こんなに露骨な利益誘導政策がこれまであっただろうか…。米軍基地を受け入れることと引き換えに10年間で今後1000億円の交付金をばらまこうというこの政策は、危険なものを金で地方に押しつけるあまりに露骨なもので、どうにかして、修正させなければならない。同じ国に住む者として、この政策に目をつむることはできない。そこで、タイトルどおりのアイデアを提案したいと思います。これがどの程度うまくいくか、ご意見をお聞かせいただければと思います。
(以下略)

という興味深い提案記事が「護憲+ブログ」にトラックバックされています。この運動の意味・意義、1000万人から寄付を集めることの難しさ、寄付の行方についての透明性確保など、色々と考えるべきことはあると思いますが、皆さんはどう思われますか?ご意見をお寄せください。

笹井明子(11/13)
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政府に国民の税金を使ってのアメとムチの不当な政策強要を止めさせるにはどのような手段方法があるか、と言う問題ではないかと思いますが、貴重な問いかけだと思います。

提案者も熟慮の上の提案と思いますが、提示の案も1つの方法だと思います。しかし他に有効な方法はないものか、この方法がベストと言うことであれば、詳細確認のうえ、護憲+のメンバーにカンパを募ることに賛成します。

厚顔の美少年(11/13)
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ヤメ蚊さんはその後勝手連を立ち上げ、寄付用の口座を開設する予定とのことです。
http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/1c474b87b9a8ac73dc5b5aa2f63a03df

>岩国市を見捨てることは、明日、自分の故郷が、そして自分自身が見捨てられることにつながるのではないか、という思いで、昨日立ち上げた「岩国市新市市庁舎を勝手に支援する会」を国の恐るべき面が顕わになった「基地誘致交付金」に反対する人々の抗議の声の受け皿とすることを決めました。寄付は、1人350円ずつを1000万人から募り、国が岩国市への交付を停止した35億円を目標に集めたいと思います。送金手数料を含め、500円で足ります。もちろん、1000万人も350円も象徴的な意味合いなので、350円なら10口できるとか、100口でもOKという方も大歓迎です。(以下略)

もし皆さんのご賛同をいただければ、「護憲+」として350円x数口の寄付をしたいと思います。あるいは賛同する方が個々に寄付する形をとっても良いとも思います。

笹井明子(11/15)
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ご紹介のURLを読むと、提案者の主旨は防衛省への不公正な補助金行政の撤回要求活動がメインテーマではなく、防衛省が補助をしないのであれば有志を募り市庁舎建設のための寄付を募って行く主旨のようです。

今全国の市町村の財政はどの自治体も苦しいのが現状であり、恐らく岩国市民の中には仮に防衛省の補助があっても市庁舎建設より福祉が先だと思われている市民も多いと思います。

以上のように提案者の主旨と市庁舎建設の妥当性には疑問もあり、先の投稿は撤回します。悪しからずご諒承下さい。あくまで防衛省の不公正な補助金行政の見直し要求と、自治体での補助金の使途は物(庁舎)より人(福祉)優先であれば賛同したいとの思いです。

厚顔の美少年(11/15)
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米軍再編とは関係なく、空中給油機を受け入れる代償として交付が決定し、すでに05、06年に計14億を交付していたのに、まったく別の米軍再編に伴う空母艦載機移転に反対を表明した途端に、不当にも残りの35億円の交付を拒否すると言う露骨な嫌がらせにたいして、市民の手でその35億を集めようという運動を、私は高く評価します。
 
市庁舎費でなく福祉に使うならというのは一見正論めきますし、私も庁舎などを立派にするのは好きではありませんが、全く別のものの受け入れ反対にたいする政府のこのイヤラシイ遣り口に対して、国民が本当に怒っていることを示す非常にいいやり方だとおもいます。

もしこれで市民によって35億集まったら、政府はこういったやり方が無効なだけでなく、国民の怒りを買うマイナスのやり方だと思い知るはずです。

35億は、軍用機(アメリカから買う)一機にもあたりませんし、国の福祉予算全体も、いりもしない軍備をやめればお釣りがきます。今35億のお金を福祉にまわすより、この本当に汚い政府の権力濫用に国民が本当に怒っていることを実力で示すことのほうが、はるかに日本のためだと思います。(ご存知でしょうが、沖縄を始めとして、政府のこれに近い「金」による支配はいたるところで行われています。国民の税金で国民の面をひっぱたくというわけです。)
 
私は、市民がその怒りを表す見事な手段に水をさすことが、日本の人々の福祉を考える人のすべきことではないと思います。

くぬぎ林(11/18)
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以上、「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より


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