老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

「名護市・ふるさと納税」の全国展開を

2011-01-02 16:01:26 | 民主主義・人権
ひとつ提案があります。

「名護市へのふるさと納税」は非常にいい方法だと思います。沖縄の現状に対する申し訳なさは多くの人が共有していることだと思いますが、具体的にどういう形で援助するかは難しいことでした。しかしこの「ふるさと納税」はきわめて具体的で有力だと思います。       

そのメリットは、この運動が完全に合法的で、かつ実行者に実質的な経済的負担はほぼ皆無であるという点がそのひとつです。ですから、どんな汚い政府でもこの運動をすぐ潰すことはできないでしょう。 
  
それで考えたのですが、今、九条の会というのは全国で七千もあり、政府が改憲を大きく打ち出さないで、もっと隠微なかたちでその実質的な無効化をはかっている現在、護憲の悪口を言う人によれば、念仏を唱える(これを私は重要だと思いますが)以外は積極的な運動はとりにくい現状です。

それで、九条の会が全体として「ふるさと納税」の運動を展開したら、これは相当有力、かつ沖縄の人々にとっても有意義なものになるのではないでしょうか。もしこれが相当な額に達したならば(私は可能だと思います)、政府へも相当の圧力になるでしょうし、これが政府が名護市に払うはずだった十六億を超えたりすれば、これは市民運動の政府への勝利といえるのではないでしょうか。これはすごいことです。

私はこの運動を九条の会全体としてするように、九条の会の本部に提起したいと思うので、護憲+にまず提示した次第です。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
鈴木建三
松林     

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