本間税調会長のドタバタ辞任劇について、各新聞社の社説をじっくり読んで、いまさらですが「問題の本質」がようやく理解できた気がしています。
第一に、「消費税アップより法人税引き下げによる経済成長を優先」という安倍政権の方針をめぐる「政府税調」と、「総務省」及び「自民税調」の間の対立があり、第二に、そもそもの話しとして、首相、自民党、省庁の主導権争いが、根底にくすぶっているということ。
で、結局、本間会長の辞任は、「『消費税アップ』か『法人税引き下げか』以前に、まずは『特権や無駄遣いをなくせ』というのがスタートじゃないの?」という私たちの常識的な感覚こそが、税制に関する政策論争で最初に問われるべき論点として示された、ということではないでしょうか。
更にこの際言わしてもらえば、腐敗した官庁の改革は絶対に必要だけれど、安倍総理の『首尾一貫しない対応は首相の言葉の軽さや指導力のなさを見せつけて(12/22毎日社説)』いるわけで、こういう人物には、思い込みで国の未来を決める重要法案に手をつけて欲しくないなあ、つくづく、というのが私の最終的な結論でありました。
「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
笹井明子
第一に、「消費税アップより法人税引き下げによる経済成長を優先」という安倍政権の方針をめぐる「政府税調」と、「総務省」及び「自民税調」の間の対立があり、第二に、そもそもの話しとして、首相、自民党、省庁の主導権争いが、根底にくすぶっているということ。
で、結局、本間会長の辞任は、「『消費税アップ』か『法人税引き下げか』以前に、まずは『特権や無駄遣いをなくせ』というのがスタートじゃないの?」という私たちの常識的な感覚こそが、税制に関する政策論争で最初に問われるべき論点として示された、ということではないでしょうか。
更にこの際言わしてもらえば、腐敗した官庁の改革は絶対に必要だけれど、安倍総理の『首尾一貫しない対応は首相の言葉の軽さや指導力のなさを見せつけて(12/22毎日社説)』いるわけで、こういう人物には、思い込みで国の未来を決める重要法案に手をつけて欲しくないなあ、つくづく、というのが私の最終的な結論でありました。
「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
笹井明子
役職の任命と免職・解任って、こんなに軽かったんですね!
安倍首相、記者団の質問に、「一身上の都合」って、13回も言ったそうだけど、表向きはそうかもしれないけど、「任命責任」が問われるのが怖かったのか、事実を言えなかった。
このことの意味は、とても一国の総理大臣らしからぬ態度ってところだ。何故か、これでは「美しい国」は作れないし、子どもの模範にならないからだ。不道徳的態度で、改正改正教育基本法にも反する態度と言わなければならない!
オウム返しだったね。「記憶にございません」ってのと同じくらい名言かも。
普通は、文書に書いて、封筒に入れて、辞任を申し出るってのが、一般社会の常識なんだけど、永田町の常識は、全く違うらしい。
それにしても、中川サンも女性問題で辞任したことがあったっけ。安倍首相はやっぱりやめた方が良い!子どものためにならん!
いつも判り易いコメントを有難うございます。「そうそう、そういうこと!」というコメントに出会うと気分がスッキリして、問題が解決したかのような気分になるのが困ったことです。
「だからどうするんだ、何をしたら良いんだ、私たちは?」という難問を、実際には抱え続けているんですけれど。
いずれにしても問題点をクリアにすることからスタートですよね。