花の公園・俳句 ing

日本は素晴しい花の国。美しい花々と公園、四季折々の風景を記録したいと思います。我流の俳句は06年3月12日からです。

かなり遅咲きで

2016年06月27日 16時48分21秒 | ばら     
今日は久しぶりに用事がなく、天気も梅雨の晴れ間で、思い切って
佐倉草ぶえの丘バラ園へ。片道2.5~3時間コースです。
ほとんどの品種は咲き終わっていましたが、それでも遅咲きの花が
結構咲いていて、行った甲斐がありました。

ここには何度も行っているのですが、多分ちゃんと咲いているのを
初めて見た、インリーフゥファ (映日荷花) Ying Ri He Hua 
(china)。
小輪で、丸く包み込 むような花弁はリバーシブルで、外側が明るい
ピンク、内側が白に近いピンク色です。
かなり遅咲きのようで、まだツボミが多く、開ききった花は見当た
りませんでした。

HMF にこの名前は見当たらず、別名、作出者・作出年などは不明
です。
この品種名は、南宋の詩人 柳万里 が中国浙江省西湖の風景を詠っ
た七言绝句 『晓出净慈寺送林子方』 (暁に净慈寺を出でて林子方を
送る) の 一句から採ったものでしょう。荷花は中国語で蓮の花です。

“接天莲叶无穷碧,映日荷花别样红”

    天に接するハチス葉は限りなく連なり
    陽に映える蓮の華はとりわけ赤い

というような意味のようです。
     (千葉県佐倉市 佐倉草笛の丘  2016年6月27日)
 
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