花の公園・俳句 ing

日本は素晴しい花の国。美しい花々と公園、四季折々の風景を記録したいと思います。我流の俳句は06年3月12日からです。

タコの足のような ピナンガヤシ

2012年01月27日 07時07分15秒 | 草木の実、キノコなど  
月曜から毎日氷が張っています。昨日は霜柱も立っていて、さすがは
大寒の季節です。今朝の居間の温度はファンヒーターの温度計で2°! 
4℃以下は記憶にありません。

蛸の足のような赤い花枝に疎らになった丸い実が付いている、面白い
形のピナンガヤシ。ヤシ科ピナンガヤシ属、学名 Pinanga coronata 。 
別名キュールヤシ Pinanga kuhlii 。

アンダマン諸島〜ジャワ島原産で、種小名 coronate とは 「角のある」
という意味だそうです。ツボミの総苞は鎧かカタビラのようにギザギザで、
そこから名づけられたものでしょうか。ピナンガの意味は不明です。 
元はぎっしりと実がついていたはずの青い実は暗紫色に熟すそうですが、
熟す前に落ちてしまっているのでしょうか。
       (茨城県つくば市 筑波実験植物園温室 120114)

                                                  
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イヌビワの実は黄葉とともに

2012年01月11日 06時22分09秒 | 草木の実、キノコなど  
小石川植物園の見本園で見つけたイヌビワの実? です。
クワ科 イチジク属、学名 Ficus erecta 。

ビワはバラ科で本種とは関係がありません。イヌビワの実はイチジク状果
という偽果の1種で、形はビワにもイチジクにも似ています。ビワに比べ
美味しくないので 「イヌビワ」 というらしいですが、それならイヌイチジク
というほうが理に適っていると思います。
どうしてビワの名がついたものでしょう?

以前美しい黄葉の時に撮っていた、森に生えている大木の写真をよく見たら、
驚いたことに小さな実が写っていました。イチジク状果ですからツボミという
べきですね。
冬にツボミが付いて、初夏に赤く熟すようです。
       (東京都文京区 小石川植物園 120104.101204.071201)

                                                  
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10年の黄葉。森に生えている大木です。
右下のあたりに小さい粒のようなものが・・・


中央から下にぽつぽつと小さい粒が見えます。


黄葉の中にツボミがありました。


07年の黄葉。ツボミは見えないようです。
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300万PV記念の カラタチの実

2012年01月07日 08時19分31秒 | 草木の実、キノコなど  
トゲトゲの枝の先に直径4cmほどの小さな実を疎らに付けている見慣れない
木がありました。プレートを見るとこれが カラタチ (枳殻、枸橘)。
まだ青みがかっていますが、黄色に色づいているものもあります。

ミカン科カラタチ属の落葉低木で、学名 Poncirus trifoliate 、原産地は中国の
長江上流域だそうです。日本には8世紀ごろには伝わっていたといわれ、
その名は唐橘 (からたちばな) が詰まったものです。
樹高は2-4メートルほどで枝に稜角があり、3センチにもなる鋭い刺が互生し、
このトゲは葉あるいは枝の変形したものと2説あります。カラタチは日本では
温州ミカンなどの柑橘類を栽培するときに台木として使われるそうです。


カラタチというと島倉千代子の 「からたち日記」 ですね。

 
      ♪ こころで好きと叫んでも

              口では言えず ただあの人と〜


作詞: 西沢爽、作曲: 遠藤実 の名曲です。 
最後のリフレイン ♪からたち からたち からたちの花、 の印象が強く、
「からたちの花」 がタイトルかと思っていたのですがそうではありませんでした。
それは 北原白秋作詞、山田耕筰作曲の童謡です。

それにしても5年半以上にわたって各地の花の写真を撮っているのに、カラタチ
の実はもちろん花の写真も1枚もありません。他のサイトで見ると白く長い5枚の
花びらがプロペラか風車のように広がる印象的な花です。歌に詠われるだけの
ことはあり、ぜひ一度この目で見てみたいものです。

ミカン科の花時はバラのシーズンでもあり、他の花を撮っている余裕がなかった
のは確かですが、このごろはカラタチのトゲが嫌われ、見かけることが少なく
なっているそうですから、私のせいばかりではないようです。
         (東京都文京区 小石川植物園 120104)


5日に通算300万ページビューを達成しました。5年半前にブログを始めたとき
には想像もできなかったことで、ご覧いただく皆様に励まされてここまで来る
ことができました。この頃はIPが伸び悩んでいますが、PVはここ数年の2〜3倍
ペースで推移しており、ほんとうに有り難いことです。
記事内容はこれからも情報をよく調べ、自分自身が納得でき、皆様にも参考に
なるよう心がけたいと思います。
あつかましくはございますが、不十分な記事にはどうかご教示のコメントをお寄せ
いただきたく、よろしくお願いします。

                                                  
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冬の陽に輝く フユサンゴの実

2012年01月06日 06時26分16秒 | 草木の実、キノコなど  
10月ごろから冬にかけてツヤツヤとした明るい色の小さな丸い実が楽しめる、
フユサンゴ。
 
葉は真冬にもめげず緑で、実が薄緑から黄色、橙色、さらに赤へと熟して
いくようです。
ナス科ナス属 Solanum pseudocapsicum 、英名は Jerusalem cherry エルサレム
チェリー、またクリスマスチェリー。
 中南米・ブラジル原産で明治時代に渡来したそうです。果実は有毒で食用
にはなりませんが、冬の間美しい実を観賞できます。

別名にはソラナム (属名そのまま)、他には冬に鮮やかな美しい実が鈴なり
につく様子を珊瑚に見立ててタマサンゴ、またタマヤナギ、リュウノタマ
(竜の玉) ともいうそうです。   
   (参考: 魅る魅るガーデニング など)

しかしサンゴはちょっと大げさですね。 季節感も良いので、英名クリスマス
チェリーが素敵な呼び方ではないでしょうか。
       (東京都文京区 小石川植物園 120104)


           冬の陽の光宿してタマサンゴ  rocky

                                                  
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囲碁三段の基準点に

2011年12月23日 08時27分32秒 | 草木の実、キノコなど  
冬至の昨日は囲碁段位認定の10回目の正解発表。
おそるおそる夕刊を見てみると、私の回答は準正解で、10回の合計点が
ちょうど三段の基準点170点に届きました。少し甘いと思いますので、三段
を取るか二段にするか、ちょっと考え中です。
それにしても、30年ほどのブランクがあるのによく取れたものと我ながら
驚いています。

それからユズ風呂を楽しみました。妻が小ぶりの我が家のユズを15個ほど
採って袋に入れて風呂に浮かべていました。7つばかり袋から出してみると
満月に取り囲まれているようで、とてもいい気分です。
焼酎のお湯割りにも当然ユズを。香りがぱっと立って素晴らしい。


              冬至とて風呂に満月7つ8つ   rocky



埼玉県花と緑の振興センターで、ムベの実が12月には熟して紫色になって
いました。花を以前アップしました。ムべはアケビの仲間で甘みがあります
が、実は裂けないそうです。

その名の由来については、米村浩次の園芸百科によると、「昔、天智天皇
が近江八幡市の方へ行幸されたとき、老夫婦に長寿の秘訣を尋ねたところ、
この地で秋に採れるこの果実を食するからだと答えたそうです。それに対して
天智天皇が 『むべなるかな』 と云われたのが始まり」 とあります。

この説は広く流布されていますが、史実に基づいた確実なものではありません。
ムベは古くから近江八幡あたりの名産で皇室に献上されていましたが、皇室
との関わりについて三重県の斎宮歴史博物館HPは、天智天皇だけではなく
聖徳太子説や天武天皇説も紹介しており、「ムベなるかな」 という言葉につい
ても後世の付会の可能性を指摘しています。大変詳細な興味深い内容ですが、
なかなか確かなことは分からないようです。
       (埼玉県川口市 埼玉県花と緑の振興センター 111210.101113)


              むべなるかな 冬至の風呂に浮かぶ月  rocky

       
                                                  
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去年は11月13日に撮っていて、まだ色づき始めでした。
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茄子の甲子園?!

2011年12月05日 07時12分18秒 | 草木の実、キノコなど  
先月訪問した京都植物園にナス科ナス属の観賞品種が2つ並んでいました。

成り始めの実は白く真ん丸で直径4〜5cmもあり、野球のボールよりやや
小さいのですが白球にたとえて名づけられたナス、甲子園、学名 Solanum
melongena cv. Kohshien。熟すと橙色に変わってきます。

その隣に浅黄色からトマトのような真っ赤に変わる小ぶりのナス、ソラナム 
センセーション Solanum melongena cv. Sensation もありました。こちらは
11月12日にまだ花がけっこう咲いていました。

面白いナスですが、どちらも他では見かけたことがありません。
ちなみに食用のナスも学名は Solanum melongena です。同じナス属の
トマトはSolanum lycopersicum です。
       (京都市 京都植物園 111112)

                                          
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下はソラナム センセーションです。




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ふくらんだユズに秋のアゲハが

2011年09月01日 06時49分56秒 | 草木の実、キノコなど  
足の遅い台風12号 (2011) が週末にかけてやってきています。
当初の予報では9月1日頃に通過するはずでしたが、随分遅く
なっています。
4日に地区体育祭があり、順延では選手を集め直す必要が
出てくるので、気が気でありません。
スピードを上げて、早く行ってしまってほしいところです。

わが家のユズにキアゲハがやってきました。かんきつ類の
木の葉がキアゲハの食草だそうで、毎年やってきますが、
今年は実がいっぱいです。
だいぶ大きくなってきました。収穫できるのは11月半ば
位でしょうか。今から楽しみです。
       (わが家の庭 110827)


          秋の蝶 柚子の大きさ確かめる  rocky

          青柚子や まだもうすこし秋の蝶  rocky



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ピンクのレース イロハモミジの実

2011年05月05日 17時57分09秒 | 草木の実、キノコなど  
今日は会社で少し書類整理をするついで? に、埼玉県川口市にある埼玉県花と緑の振興センター
へ行ってきました。BARAFANのバラがまだ早かったせいもあるのですが、意外にいろいろな花が
見つかってラッキー、という感じでした。

これは何度も見ているはずの、イロハモミジの実です。梢の葉の上に竹とんぼのようなピンクの実が、
レースを被ったように見えています。
しかしモミジの花は葉の下にぶら下がっていたはず。実が熟すにつれて葉の上に伸び上がるという
ことでしょうか。初々しいピンクの実が揃ったこんなに美しい様子は初めてのような気がします。

カメラが高感度なので、薄暗いのにうまく写ってくれました。
       (埼玉県川口市 埼玉県花と緑の振興センター 110505)


               花ならでピンクに霞むモミジの実   rocky

               
                                                     
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気根の根気

2011年04月24日 06時16分44秒 | 草木の実、キノコなど  
新宿御苑で石筍のような形の面白い木の根を見ました。
ラクウショウ (落羽松、スギ科ヌマスギ属、学名 Taxodium distichum) の
呼吸根だということです。
ラクウショウは湿地に植えると呼吸のための呼吸根が出てくるのだそうで、別名で
ヌマスギ (沼杉) とも呼ばれます。通常の土地でも植栽できるそうで、森林公園で
実を撮ったことがありましたが、気根はなかったと思います。

米村花卉コンサルタント事務所によると、気根は樹体から下方の空間に伸びるもの
を指すので、たとえばタコノキとかイチョウがこれです。地中から地上に出るものを
呼吸根といい、その中で、地上に出たり引っ込んだりして膝のように見えるものを
特に膝根 (しっこん) というそうで、ラクウショウのものはこれにあたるそうです。
       (東京都新宿区 新宿御苑 110416)

 
この頃はとても疲れを感じます。定年で再雇用になりましたが、仕事は去年より多く
なってますます忙しい。やりがいがあるのは確かですが、少し余裕がほしいもの。


              気根とは 気力根気のことかもね    rocky
    
                      
                                                     
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冬の赤い実 3種

2010年11月27日 20時13分20秒 | 草木の実、キノコなど  
3日休んだので、今日2つ目をアップします。

赤い実が目立つようになってきました。
まず、いわゆるヒイラギの一種、イレックス サニーフォスター (モチノキ科モチノキ属、
Ilex × attenuata 'Sunny Foster')。ヨーロッパ・北米原産で雌雄異株です。 春の新芽
は黄色く色づく黄金葉で、早春のカラーリーフとして楽しめるそうです。

そしてコトネアスター Cotoneaster。
これはバラ科で、樹高180cmほどもある大木にびっしりと赤い実が付いています。
遠目にはガマズミのようで、こんな大木は珍しいのではないでしょうか。 
コトネという意味 を以前調べたことがありましたが、よく分かりませんでした。

ウメモドキ。赤い実のとなりにシロミノウメモドキも並んでいました。
       (埼玉県川口市 埼玉県花と緑の振興センター 101113)



              冬の日の赤き実なぜに吾を励ます  rocky


                             
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コトネアスター。






ウメモドキ。




白実のウメモドキ。


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秋グミの赤い実

2010年10月13日 06時37分06秒 | 草木の実、キノコなど  
秋になって実が赤く色づいてきた、アキグミ (秋茱萸)。 グミ科グミ属、学名 
Elaeagnus umbellate。 
秋に赤い実が熟すのでアキグミというそうで、グミ科のなかではアキグミとその
変種マルバアキグミだけが秋に実が熟すそうです。

グミの仲間はマメ科と同じく根粒菌によって空中の窒素の固定ができるので、
砂浜などのやせ地でも生育が可能だそうで、新潟の海岸ではよく植栽されて
います。
隣にまったく実をつけていないグミの木があり、そちらはナツグミ Elaeagnus
multiflora でしょう。ナツグミは花柄が長く、初夏に長さ15mmほどの楕円形の
果実が垂れ下がります。
アキグミの実は柄が短くがっちりした感じで、違いが分かります。

どちらも実はほのかに甘味があり、食べられるということで、子供の頃ナツグミ
を食べていたことを思い出しました。アキグミは食べた記憶はありません。
        (新潟市 日和山浜 100111) 


                アキグミの赤い実に降る秋の雨   rocky                                 

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野ブドウの実 色とりどり

2010年10月11日 21時24分31秒 | 草木の実、キノコなど  
午後7時前にようやく新潟から帰ってきました。高速道がたいへんな混雑で、
思わぬ時間がかかってしまいました。

今朝 新潟の海岸で見つけた、ノブドウ 野葡萄。 ヤマブドウは円錐花序で
葡萄そっくりの実をつけますが、こちらは散形花序で、実がばらばらの感じに
なります。
液果は小さな球形で、一房の中に白緑色、淡紫色、瑠璃色、赤紫色と様々な色
の実がなるのですが、この色の変化はブドウタマバエやブドウガリバチの幼虫の
寄生 (虫えい) により生じるのだそうです。 
ブドウ科ノブドウ属 学名 Ampelopsis brevipedunculata、蔓性の落葉木です。

砂山で見たのでハマブドウかと思って検索すると、なんと ハマベブドウ 浜辺葡萄 
というのがあるそうです。 
世界の植物 によると、英名 seaside grape または sea grape シーグレープ、タデ科
Polygonaceae ハマベブドウ属 Coccoloba uvifera。ブドウの仲間ではありません。 
属名・種小名を合わせて、ブドウ状の液果がなる木 という意味だそうで、アメリカ
南部からメキシコ、西インド諸島、ブラジルにかけて分布し、果実は甘味、酸味が
あってそのまま食べたり、ゼリーなどに加工もされるそうです。
なお葉は円形でぶどうとは明らかに違いがあります。 
      (新潟市 日和山浜 101011) 
                                  

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まだ若い、緑色の実。


大きな木に実がいっぱいです。
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真っ赤なマユミの実から檀紙へ

2009年11月18日 07時00分26秒 | 草木の実、キノコなど  
武蔵丘陵森林公園へ行くとき、いつも借りる民間駐車場の入り口に、
見事に赤い実をつけているマユミがありました。鞘が少しずつ割れ
始めているところです。
マユミは意外にも? ニシキギ科ニシキギ属で、学名 Euonymus
sieboldianus 。
sieboldianus はシーボルトさんの、ということで、白い実のものもある
そうです。ニシキギで枝に羽根のないものをコマユミという、と前に
読んだことがありますが、同じニシキギ属なら不思議はありませんね。
       (埼玉県東松山市 武蔵丘陵森林公園近郊 091115 )

 
古くは枝がよくしなるので弓に使われ、真弓と呼ばれました。また
『源氏物語』 や 『枕草子』 にも 「陸奥紙 (みちのくがみ)」 として登場
する、平安時代以後の高級紙の代表である檀紙はマユミの樹皮から
作られたといわれ、マユミは檀とも書かれます。(檀紙は後に楮を原料
とするようになります。) (Wikipedia)

Wikipediaには、国立歴史民俗博物館田中稔教授 (1928−1991) の
調査ではマユミを原料とする紙は発見されていない、とありますが、
森香代子氏によると、東京国立博物館所蔵 「称賛浄土佛摂受経」 の
紙がマユミの繊維を主体としていることが平成10年に確認されたそう
です。これは田中教授の没後になります。
森女史はマユミ紙は天平時代の10年ほどの間に写経料紙の爆発的
な需要増大に対応して、手近? なマユミから製造されたと推定して
います。(参考:平成13年国宝修理装演師協会定期研修会レポート)

                                  
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ルリ色の実! イシミカワ

2009年09月25日 06時12分20秒 | 草木の実、キノコなど  
日本の植物界では珍しいコバルトブルー色の、小さな5mmほどの実が
輝くイシミカワ (石実皮)、タデ科イヌタデ属 Persicaria perfoliata 。 
実は初め緑色で徐々に赤紫となり、熟すと瑠璃色に変化します。
どこにでもあるツル性の一年草だそうですが、こんな色の実は初めて
見ました。

葉は三角形ですが実のなるところの葉は丸く、実の付いたツルが丸い
葉を突き抜けているので、あたかもお盆に丸団子を盛りつけたようにも
見えます。色も形も変わっていますが日本在来種で、また 「稲の伝来
と共に渡来した史前帰化植物」 (下記のテトラオドンさん) とする説もあ
るようです。このへんは原産と帰化の基準をどう考えるかによって違う
のでしょう。

蒲郡市視聴覚ライブラリー には、「葉は三角形、葉柄や茎には下向き
の鋭いとげがあり、実のように見えている部分はがくが丸い実を包み
込んだもの」 だとあります。

名前の語源はいくつかの説があり、種皮が堅いことから石実皮であろ
うという説が有力です。
しかしテトラオドンさん によると、「地名説と石膠(にかわ)説がある。
大阪にある石見川付近で採れるこの草の薬効が最も優れているから
という説。また 『和漢三才図会』 は骨を膠のように接ぐのでこの名が
あるといっている。(野草大百科)」 とのことです。
       (埼玉県上尾市 上尾丸山公園 090919)


           ルリ色の実を食べるのは夢の鳥?  rocky

                  
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上は熟しかけで、色が変わっていく様子が一房で分かります。
下は未熟の房です。

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センダンの実がいっぱい

2009年01月11日 06時57分20秒 | 草木の実、キノコなど  
昨日は久しぶりに遠出をして、佐倉市の歴史民俗博物館へ行きました。
駐車場からサザンカのある 「くらしの植物園」 へ向かう途中に、大きめの
ビー玉ほどの実を地面いっぱいに落としている大きな樹がありました。

これはセンダン 栴檀 Melia azedarach。
群馬大学 Botanical Gayden によると、 「5月の下旬頃に薄紫の
小さな花が房状に咲きます。『栴檀は双葉より香し』 のセンダンは
ビャクダン (白檀) の別名であって,このセンダンとは違います。」
とあります。 
初夏に咲く花もなかなか美しいようですが、まだ実物を見たことがあり
ません。

私は子供の頃、この 「栴檀は双葉より芳し」 は、センダンはフタバと
較べて香りが良い、と思って、フタバという種類の樹木があるのかな? 
と思っていたものです。 
まだ芽生えたばかりの双葉の頃から、という意味でした。
しかし世界の偉人やノーベル賞受賞者なども、双葉のころから芳しい人
もいれば、子供の頃は平凡という人もいるようです。
人生は長いので、やはり志を持つことが大切なのではないでしょうか。

今日は地域のもちつき大会。 幸いに天気は回復し風もおさまりました。
双葉より芳しい子もそうでない子も、子供たちがたくさん集まってくれる
といいのですが。
      (千葉県佐倉市 歴史民俗博物館 090110)


             もちつきの子らの笑顔に励まされ  rocky

(追伸)
今日のもちつき大会は快晴無風の好天に恵まれ、子供たちがたくさん
集まって餅をつく順番待ちの列をつくりました。
初めての試みでしたがまずは大成功。来年もやることになるでしょう。

               
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