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小プロ2016年度邦訳スケジュール発表

2016-04-07 | 漫画
みんな大好き小学館集英社プロダクションが、
2016年度の邦訳アメコミ発売予定を発表いたしました。
その全貌は上のリンクで確認していただくとして、雑感を。

まずは今月発売の「ゴッサム・アカデミー」と来月発売の「グレイソン」。
どちらもバットマン関連タイトルではあるのですが、前者はゴッサムにある全寮制高校を舞台にした青春ミステリー、
後者はコスチュームも存在も失った元ロビン~ナイトウィング(一時バットマンも)がスパイとして活躍、と
「コスチュームを着たヒーロー」ではない視点から描かれるコミック、として注目されていたタイトルであり、
こうして邦訳が実現したからにはぜひ巻数を重ねていただきたいなあ・・・と思うわけです。
(特に「グレイソン」完結したしね)
そしてバットマン本編もジョーカーとの再度の対決「エンドゲーム」刊行決定、
さらに「レッドフード&アウトローズ」、スタイリッシュに生まれ変わった「バットガール」も邦訳決定。
年1冊ペースで刊行の大作「ノーマンズ・ランド」も無事3巻刊行(あと1冊!)
刊行が止まっていたジャスティスリーグも「インジャスティス・リーグ」「ダークサイド・ウォー」が。
「フラッシュ」も無事3巻「ゴリラ・ウォーフェア」まで出ることが発表、
さらに「スター・トレック/グリーンランタン」も映画あわせで邦訳決定!と
「プロメテア」2巻の予定が出てない以外はw満足のラインナップでございます。

そしてマーベルではマーベルNOW!期「デッドプール」が完結までの刊行決定。
おそらくヴィレッジから刊行されるであろう「AXIS」や、その先、シークレットウォーズへと繋がる
「インカージョン」までの、この「おしゃべりな傭兵」の活躍が出続ける・・・
その中でも、一大イベントとなったデッドプールの結婚もしっかり刊行されたり
さらには今のマーベルユニバースを舞台にした「デッドプールvsサノス」まで出るのは
さすが映画も大ヒットの稼ぎ頭は違いますな、と思っております。
さらには日本人に『アメリカのパワーインフレ半端ねえ!』と印象付けた名作
「インフィニティ・ガントレット」が「マーヴルクロス」から時を経てついに復刊。
そして「スパイダーマン:ブルー」の評判をうけてか、
ジェフ・ローブ&ティム・セールの「色シリーズ」が「デアデビル:イエロー」「キャプテンアメリカ:ホワイト」と刊行決定!
「ハルク:グレー」の予定だけ立ってないのが気になるけど、アンケート葉書に書き続けた甲斐がありました・・・。
あと気になるのが「ムーンナイト」邦訳決定。
決してメジャーではないけれど、キャラ設定(脳内にアベンジャーズがいて脳内会議をする!)だけでも強烈なこのキャラが
どんな活躍をしてくれるのかが楽しみだったりします。

まだまだこれで全部ではないよ、ということなので
どんなサプライズを用意しているのかも楽しみな小プロの2016年度。
対するヴィレッジはどう動く?
飛鳥新社やジュリアンパブリッシング等も動くのか?
そして新規参入は現れるのか?、と海外コミック邦訳業界の今後も楽しみになってきたのでした。

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