実は、筆者、西友国分寺支店は、かなり、鮮明に記憶している。長崎屋国分寺支店は、あまり、記憶にはない。まったく、記憶にないという訳ではないが、という程度である。もう一つ、国分寺には、大型商業施設にオリンピックがある。こちらは、1962年開業ということらしく、三億円事件当時、すでに、あったはずだが、こちらは、オリンピックという店名だけ、強く覚えている。国分寺駅周辺の買い物といえば、定番が、この三店舗だったと思われる。この三店舗だけであれば、スーパーというよりも、西友、長崎屋は、デパートのように感じられたことだろう。長崎屋国分寺支店の記憶が無いのは、あるいは、衣料品専門で、子供連れでは入りたくはなかったのかもしれない。つまり、たとえば、三億円事件当時、国分寺駅に降り立ち、何も、土地勘が無いまま、風呂敷を購入するとすれば、長崎屋国分寺支店しか、選択の余地はないはずなのだ。
(2013年12月記)
(2013年12月記)