武蔵小金井駅東側には、南北に伸びる、小金井街道。小金井街道を北へと進む。明治時代初め頃の地図を見ると、すでに、小金井街道があることが分かる。武蔵小金井駅が開業するよりも、ずっと前、おそらく、江戸時代から、すでに、小金井街道は、整備されていたのだろう。むしろ、武蔵小金井駅は、小金井街道近くに設置された、ということかもしれない。ちなみに、武蔵小金井駅は、大正時代後半に開業している。都心、郊外が誕生する頃だ。とはいえ、宅地化は、まだまだ先であり、近郊リゾート地用ということだろう。江戸時代からの幹線道路、小金井街道も通っていて、便利だったわけだ。小金井街道を、北へ北へと、歩いていく。
(2013年6月記)
(2013年6月記)