三億円事件犯人に至る道

三億円事件について考察いたします。

警察無線の傍受について(4)

2017-06-11 04:02:26 | 日記
たとえば、三億事件犯人、警察無線を傍受し、完全に、公安の動向を、把握していたとしたらどうだろう。
第二回多磨農協脅迫事件の脅迫状で、指定したクルマに、私服の警察官が、金を持たないで乗り込んでいたことは、警察無線でのやり取りを、傍受すれば、判るはずだ。さらに言えば、「警察無線の傍受」こそが、三億円事件犯人の言う「独自の方法」というわけだ。
また、ほとんど知られていないような小規模な火災、これらも、警察無線、あるいは、消防無線の傍受によって、三億円事件犯人は、知ることができる。
そして、多磨駅周辺怪文書事件、多磨駐在所脅迫事件での、「爆発」、「火災」という脅迫を、府中警察署が、真に受けた様子も、警察無線の傍受で、三億円事件犯人は、察知したのかもしれない。
さらに、公安の動向を、警察無線の傍受により、完全に、把握していたからこそ、三億円事件後、逃走用カローラ、および、三億円の入ったジュラルミンケースを、確実に、投棄できたのだろう。
三億円事件犯人が行ったと思われる、警察無線の傍受については、機会があれば、また、触れる。
(2013年9月記)

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