ライン出版編集部

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ライン(rein)出版編集長の日常と雑感

ほうろく焼

2009-10-22 20:45:06 | Weblog
厚揚げのような三角の油揚げに
切れ目を入れ、
そこからネギなどを挟んでほうろくで焼くというもの。
自家製の味噌が塗ってある。
パリパリの皮とふんわりしたお豆腐、
そしてネギの香りが。

とてもおいしい。

ところで写真のほうろく、タルト型みたいだと思いませんか?

三春探訪

2009-10-22 20:04:30 | Weblog
北朝霞から郡山→いわき→東京都区内という一筆書きの切符を持って
プチ旅をしてきた。

旅といっても目的はお墓参り。
きょうが亡母の命日なのだ。
母が亡くなった年も抜けるような青空だったなあ、10月22日は。
悲しくも美しい秋の日である。

郡山に立ち寄ったのは、
今夏40年ぶりで再会を果たした幼馴染みのK子ちゃんに会うため。
いわきへ行くのに郡山経由にしようと思ってるんだけど、
と連絡したら「待ってるよ!」って。

10月21日、
新幹線で大宮から約1時間。
到着するとK子ちゃんが改札に出迎えてくれた。

「三春を案内するね、40分くらいで行けるから」。

というのも彼女は三春で中・高時代を過ごしたのだ。
三春は彼女にとって青春の思い出がいっぱいの土地。

NHKの《鶴瓶の「家族に乾杯」》という番組、今週と来週の放送は三春からだ。
ゲストは徳光和夫アナ。
三春に疎開していたそうだ。

で、それを見るように勧めてくれたK子ちゃん、
放送された三春の町を案内しようと思い立ったんだそうだ。

「ほうろく焼も食べよう」。
番組で鶴瓶さんと徳光さんが味わっていた郷土料理。

それに、reinが桜にこだわっていることを知り、
花が咲いていない時期の滝桜も見せたいのだという。

まず、福聚寺へ。
芥川賞作家である玄有宗久さんはこの寺のお坊さん。
執筆もここでしているらしい。
名前を目にするたびに
この方、三春在住のお坊さん作家なのよねえ、と思っていた。
その玄有さんのお寺になぜかやってきてしまったのだ。
山里の城下町らしい閑静なたたずまい。
驚いたことに福聚寺は妙心寺派の禅寺ということだ。
平林寺と同じだ。
ご縁があるなあ!
この寺の境内には立派なシダレザクラが数本ある。

K子ちゃんのお父さん、お兄さんもこの寺に眠っている。
お墓参りをさせてもらった。

それからお昼(ほうろく焼とそうめん)をごちそうになり、
桜めんを企画販売している美人オーナーM子さんを訪ねた。
苦労しながら三春にちなんだ桜めんを開発した人。
最近では桜の季節だけでなく一年中扱っていて、
ネット販売もしている。

彼女とK子さんは中学時代からの親友同士。
その彼女に、K子ちゃんは
私を小学校時代の親友と紹介してくれた。

意気投合してM子さんの案内で女三人で
徳光さんが疎開していたというお寺を訪ねる。
そこはM子さんの家の菩提寺。

庫裏に寄ると
テレビに出ていた徳光さんの幼馴染み時子さんが!
「わあ、時子さん、テレビとおんなじ。握手してくださ~い!」
と私たちははしゃいで手を差し出した。
すると「お茶飲んでいってよ」。
ものすごくおいしいモンブランケーキが出てきてビックリ。
食べたあと、番組の話で盛り上がり、
最後に時子さんと一緒に写真を撮った。
いい記念だ。

まだまだ三春めぐりは続くけれど、きょうはこれまで。
続編を待っててね。

桜めんについては下記を
http://miharu.ne.jp/