手帳なわたし

手帳オタクな私。若い時からその時々の生活のスタイルに合わせて手帳を選び、使い方を工夫してきました。私の今の究極をご紹介。

父の想いに泣く〜日曜劇場『さよならマエストロ〜父と私のアッパシオナート〜』( TBS )〜

2024-03-06 | ドラマ・映画・漫画・youtube
(↑画像をHPよりお借りしました)




この冬シーズン、

わたしはこれといって見たいなと思えるドラマがなかったのです。

最初の頃は、

『ジャンヌの裁き』のみを見ていたのですが、

TVerで後からちょいちょい日曜劇場も見てました。



『さよならマエストロ〜父と私のアッパシオナート〜』




西島さんも好きな俳優さんだし、

芦田愛菜ちゃんもいいし。

どんなドラマなんだろうと思う気持ちもあったからです。


でも、

よく巷でも言われたように、

『リバーサルオーケストラ』に似てたこと、

芦田愛菜ちゃんの不機嫌な顔を見たくなかったことなどもあって、

ギリギリのところで踏みとどまって見てた感じ。


ところが、

芦田愛菜ちゃん演ずる響の

父親である西島さんとの確執の原因が

何であったかがはっきりしてきて、

徐々に家族が再生してきた頃から、

落ち着いて見られるようになり、

オンタイムでも見るようになりました。


このドラマも悪い人が誰一人出てこないので

安心して見ることができます。

(あ、出てきてますかね、今のところ、市長とか??)




西島さん演ずるマエストロが、

自分の情熱のまま前に進んでいくので、

どれほど周りの人たちが振り回されたか、

まずは家族がそうで、

さらに今回の実家での父親との確執の原因を知って、

さらによくわかりました。


その長く音信不通だった父親との和解シーンがあるのですが、

父親役の柄本明さんがもう泣ける。

名演でした。

こちらももらい泣き。


このわたしも大学卒業後は、

父親の願った仕事に一旦はつき、

それなりにやっていたのですが、

6年後、自分で決断してその仕事をやめ、

家を出て新しいスタートを切った人間なのです。


「わたしの人生だ」と思い、

自分の道を貫いたわたし。

今も全く後悔はしていませんが、

その際、どれほど父親ががっかりしたか、

もちろんその時もよくわかってはいたけれど、

親になって余計によくわかったような気がします。


柄本さんの演ずる父親の顔が

自分の亡き父親の顔とも重なり、

まさにそんな思いでわたしを送り出してくれたのだろうと

思うと、泣けて泣けて。


やっぱり柄本さんはうまいなあ〜〜。


西島さんと柄本さんの顔が交互に映るシーンでは、

この二人、顔が似てて、

本当の親子のように思えました。


今後どのようにドラマは展開していくのでしょう。


マエストロは、

声のかかったドイツの交響楽団の指揮者として

いずれドイツへ帰っていくことでしょう。

市長が折れて

晴見フィルは、存続が決まり、

もしかしたらコンマスの近藤さん(津田寛治)が指揮者に??

市長の娘は音楽大学へ?

息子の海も音楽の道に?

娘の響は、もう一度バイオリンを手に取る??

そして、氷魚くん演ずる大輝と付き合い出す?

そういった、

あちこちでのハッピーエンドが待ってるような気がします。



予定調和な感じだけれど、

そうじゃなければこれは面白くない。

ドラマって、

先の見えないものも面白いけど、

安定して、安心して見られるドラマも大事!


最後の最後では、

このドラマ、

大成功だったのではとわたし個人は思います。




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