幽霊噺、三題、「死神」に隠された戦争。

落語には、争いごとがでてくる噺は、いくらもある。

御上に訴えでる政談ものから、長屋のちょっとしたいさかい、夫婦喧嘩まで。
戦争、戦記物を語りながら、読みながらの、源平盛衰記や、浮世床なんてものもある。

しかし、落語界に
噺をめぐっての、争い、戦争があったなんて、知らなかった。
圓朝作「死神」に、その争い・戦争があった、そうです。

2007年7月30日(月)19時~
春風亭昇太独演会
「オレスタイル」
紀伊國屋サザンシアター

三遊亭遊雀 「十徳」
春風亭昇太 「ろくろ首」
~生着替え~
春風亭昇太 「野晒し」
~仲入り~
春風亭昇太 「死神」

「ろくろ首」「野晒し」「死神」、幽霊噺を三席の会、
笑って、熱くなって、納涼というわけにはいかなかったですが。

昇太師匠は、やはり演じる姿を観ることによって、
頭の中の笑いスイッチがONになり、はなしの想像力がさらにかき立てられるのです。

「野晒し」独身男の妄想の炸裂に,ばちばちと火花がでてました。
独身男という設定は、ご本人と当然だぶらせてしまいます、まぶしかったなぁ。

「ろくろ首」与太郎って結婚できるんですね、相手は、化け物ですが。

そして、「死神」
この噺の戦争とは、さげをめぐる、さげ戦争が凄まじくあるんだそうです。
そういわれれば、今まで聴いた「死神」、
みなさん、さげに工夫をされてました。
昇太師匠のさげは、真打に成りたてに創った当時のままだそうです。
そうくるか、という驚きのさげでありました。
このさげを集めた特集も面白いんじゃないでしょうか?

しかし、この会で
一番、背筋がぞっくとしたのは、「死神」を演じたあと、
『こんなの「落語」じゃないですけどね。
「落語」ってのは、(こう、両手をあげて、)パア~と明るく。』と、
昇太師匠の落語に対する考えを聞いたときでした。

これからも、笑わして、明るく帰途につかせてください。

緞帳の降りる隙間から、ピースサインがのぞいてました。











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一枚、足らない。

落語好きが、落語家になって仕事にしてしまう不幸。

先日の池袋演芸場の高座で、喬太郎師匠が、客席側にまわりたいとさびしげに。
大銀座落語祭でも、「四天王一番弟子の会」を、客席で観たい豪華なプログラムだと。
プロになる前、アマチュアで山下公園に段ボール、座布団をひいて落語を18席も演ったりして、
落語家になるのを躊躇して、時間をかけて、さん喬師匠に入門した様子です。

こちらは、
落語を中心に、楽しく過ごす日々。
自分の将来を脅かすくらい刹那に邁進しております。
人間は愚行が許された生き物、このことばにもたれ過ごす今日この頃。
「わかっちゃいるけど、やめられない。」
本日は、八王子まで、足を運びます。
八王子、近いと思っていましたが、遅刻の上、花火大会と重なって、
着慣れない崩れかかった浴衣姿の未だ残るガングロに囲まれ、イライラ状態。
「ちょーうざい」

第2回 八王子寄席
八王子学園都市センター(イベントホール)
2007年7月28日(土)18時30分~

開口一番 柳家小きち  「松竹梅」
落  語 古今亭菊之丞 「片棒」
落  語 柳家喬太郎  「お菊の皿」
~仲入り~
落  語 古今亭菊之丞 「棒鱈」
落  語 柳家喬太郎  「華やかな憂鬱」

お菊さんのまくらに間に合った。

笑いを浴びることが、
次への高座ヘのチカラ、といわんばかりに、会場を笑わせる。
「お菊の皿」、怪談噺が、
SMショーから、スケールの大きなイベントショーへと飛躍、展開していきます。

この噺、いまの子ども達は、どこで出会って記憶するんでしょう。
もちろん、喬太郎版・お菊の皿でなくて、「番町皿屋敷」のことです。
ぼくはイイノホールで円生師匠が演じたのをNHKの落語番組で観た記憶があります。
喬太郎版を聴くとオリジナルがどんな噺だったか危うくなりましたね。
ところで、
番町皿屋敷の舞台となった青山鉄山のお屋敷は、
麹町の旧・日本テレビのあった場所だそうです。

菊之丞さんの「棒鱈」お侍のご出身、御国はどちらなんでしょうか?
てんてこてん。

SWAで、根多下ろした「華やかなる憂鬱」
母島の淡路恵子の店で、くさやと、イモの煮物で、焼酎を一杯やりたいですね。
魅力的なキャラクターです。
噺は、進化というか、生きもの、生(なま)なんですね。

ところで、
喬太郎師匠は、三枚目ですか、
それとも、
一枚足らない、二枚目ですか。
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「にゅう」

圓朝作「にゅう」

ボクらの圓朝祭での、喬太郎師匠の演目です。

知っている人でないと、
この「にゅう」というタイトルから内容を推測することは、まったくできません。

私などは、
圓朝作なので、幽霊が、にゅう~とでてくる擬音ではないかという、
陳腐な発想で正解から蹴落とされました。


何気なく立ち寄った池袋、ウエストゲート方面。
ふと、足を止めると、演芸場とある。
そういえば、夏休み、寄席に連れて行ってもらおう、
なんて子供向けの記事が新聞にでていたなぁ、と思い、
演芸場の入り口を観察すると、
あれ、この「さんさん」さんていう人もその記事の下に写真付きでてていたぞ、
ちょっと時間もあるし、覗いて体験してみるか、と好奇心から中に入った。

いやぁ~、
会場が、お昼にかかわらず、いっぱいです。
立って観ているお客さんがいるほどです。
夏休みだから、学生さんでいっぱいだ。
落語家さんが、そういってました。
しかし、東京の学生さんは、老若男女、バラエティーに富んでるんですね。
舞台のの上から見ると、そう見えるみたいです。
私などは、客席側から見ると、学生なんかには、とうてい見えない方々でしたが。
杖ついて歩くのがやっとの方や、浴衣姿の髪をあげたバツイチ?な女性、
でっぷりとお腹の突きでた開襟シャツ、バーコードあたまの男性。

最後にでてきた落語家さんは、最後だから偉いんでしょうが、
笑点とかでは見たことがない落語家さんでした。
あたまが白いわりには、若そうですが、お腹も貫禄の、もういい大人の方ですよ。
ウルトラマンが好きで、昨日、この会場に出演する仕事を休み、
ウルトラセブンの唄を歌ってのどの調子をこわしたうえに、
さんざん、ウルトラマンの話をして、
途中、お手洗いでしょう、席を立った老人男性を、途中で帰ったと、ののしり、
それでも、こうなったら、ウルトラマンの話を続けてやると、
上着を脱いで、脇に投げ、
その老人がもどって来るなり、ただいま衆議院選の話をしていましたと、
調子のいいことをいって、会場の笑いをとっていました。
調子がいいけど、笑いをとって機転を効かすところは、頭がいいんでしょう。

そんな、ウルトラマンの話から、
「にゅう」という噺に、
圓朝作なんですが、どこからどこまでがオリジナルで、この落語家さんのアレンジなのか、
全集に載っているそうなので、夏休みの課題に、図書館で調べてみたいと思います。
ボクらの圓朝祭に行けなくて、「にゅう」という噺が気になっていったので、
ふらっと、演芸場に背中を押した、新聞記事に感謝しよう。

しかし、ただでさえ、満員・立ち見なのに、そんな記事がでて
週末は、どうなってしまうんでしょうか?
最後の方は、笑点にはでていないけど、人気の落語家さんみたいだし、
きょうの噺自体、つまり気味で噛んでましたが、おもしろいですよね。

時間があったら、明日は、八王子の方面に、ふらっと行ってみようかな。





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もうひとつ怪談を、昇りますか。

ひさしぶりに青空、太陽の日差しを浴びて目が覚めた。
今月の日照時間は27時間だそうです。
24日もかかって、24時間、1日と3時間だ。
噺家さんもこの青空を待ってましたと、寄席の前に洗濯をしてきたそうです。
もちろん、私も洗濯しました。
ついでに、鬼の居ぬ間に洗濯と、演芸場に足を運びます。
しかし、洗いすぎで破れないように注意しないと…。
首の皮も薄くなってきた、怖い話だ。

さて、
喬太郎師匠は、
下席、怪談噺を続けるお積りでしょうか、楽しみです。
本日は、「牡丹灯籠・お札はがし」
一度、下谷神社で聴きました。
そのとき、もう1席は、円丈作「ぺたりんこん」。
「ぺたりんこん」の方が、笑いましたが、ずっと怖い噺でした。
怪談噺は、真面目に、はなから仕舞いまで話すのが辛いものなのでしょうか、
場所やプログラムにもよるのでしょうね。
笑いを入れつつ、一瞬にして、また、怪談噺の世界に戻すのが、流石です。

元九郎さん、
「ニッポン、でぃひょうだからねぇぃ!」を楽しみにしていましたが、
今日は、ご本人から聴くことは出来なくて、残念でした。
かわりに、喬太郎さんが。
しかし、あれは、本人じゃないとですね。

扇辰さん、「藁人形」
~扇辰・喬太郎 二人会 ゲスト・元九郎~
いやぁ、暑い会場で、聴かせましたね。
しーん、と会場静まって、終わって、大きな拍手が起こりました。
みなさん、寝ていたわけじゃなかったんですね。
すばらしい。

左龍さん、「風呂敷」
情景が、目に見えます。
穴が開いていない風呂敷もあるんですね。

~仲入り~

白鳥「スーパー寿限無」
銀座の落語祭でも聴きましたが、
どうも、あの体操は馴染めない。
あっ、話がそれましたが、
ジュテーム、ジュテーム、お幸(こう)のずり切れ、
よく、考えますぇ、くだらないことを、すばらしい。
お幸さん(字あってるのかな)、所ジョージ、綾小路、仲本工事、ペーパー、円朝、
名前の中に、人物名がこんなに,
名前だから、当たり前か。(もれてないですよね)。

あとに出番の方(左龍さん)、やり辛いですよ、ご本人もおっしゃていましたが。

菊之丞さん、「短命」
よっかたです、女性や、若旦那がいいですね、笑いました。

にゃん子、金魚さん、
安定してますね。
コンビの方は、毎日、根多をかえるのは、難しいですかね。
いや、同じ根多を毎日観るのもいいんですが、かえて演る方を見たことないですから。

三三さん「五目講釈」
講釈ものもいいですね、今度は、鮫講釈を、ぜひ。

喬之助さん「堀の内」
この噺、風呂屋に行ってからの粗忽ぶりにドライブがかかってくるところが、好きです。

さん弥さん「夏泥」
「殺せ!」と脅すやり方も、演者によって、いろいろなんですね。
さん弥さんは、軽いというか、弱々しく優しい、
ぜんぜん違ってくるんですね。

もう、すでに立ち見だ。
よのなか、夏休みですか?

青空で、衣類もこころも洗濯できたし、
明日は、さすがに、首でも洗っておとなしくしていよう。
斬られちゃ、「たがや」も聴けなくなるし、遊んでなんていられなくなる。
お崎さんがいてくれたらなぁ、そんな甲斐性もないしな。

明日は、円朝祭も行けないなぁ。
にゅう、が、とっても気になりますが。

2007年7月24日(火)14時~
池袋演芸場 下席 昼席

柳家さん弥     「夏泥」
柳家喬之助     「堀の内」
柳家三三      「五目講釈」
すず風にゃん子・金魚
古今亭菊之丞    「短命」
三遊亭白鳥     「スーパー寿限無」
~仲入り~
柳亭左龍      「風呂敷」
入船亭扇辰     「藁人形」
太田家元九郎
柳家喬太郎     「牡丹燈籠・御札剥し」

皆さん、明日は、何を演るんでしょう。

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暑くして、飲みものをたくさん売る、商売。

池袋演芸場 7月 下席 
2007年7月23日(月) 昼席

柳家さん弥      「野晒し」
柳家喬之助      「長短」
柳家三三       「壺算」
すず風にゃん子・金魚
古今亭菊之丞     「棒鱈」
三遊亭白鳥      「シンデレラ伝説」
~仲入り~
柳亭左龍       「粗忽長屋」
入船亭扇辰      「夢の酒」
太田家元九郎     「津軽三味線」
柳家喬太郎      「へっつい幽霊」

喬之助さんの途中から、
満員、暑い、暑い、
どういう方が来てるんでしょうか?
うらやましい、って、自分も来てますが。
いいプログラムですね。
こういうラインナップを寄席で観ることが出来るのがうれしい。
しかし、暑い、ご年輩の方で数名、うなだれていましたね、笑い声も元気なく。

三三さん、「壺算」おもしろかった。
いやぁ、軽く演っているようにみえるんだよなぁ。
飴玉分けるイリュージョン(そんな大袈裟なもんじゃないですけど)、はじめて観たなぁ、
こっちも驚いた。

菊之丞さん、端正なお顔、左頬にガーゼをふたつ貼り付けて、
のっけから爆笑をとりに来てました。
「棒鱈」田舎侍は、談春さんのが頭にこびりついてしまっているし、それだけ強烈。
談春さんの田舎者は高座で会いたいキャラクターです。

白鳥さん、おもしろかった、
いままで寄席で観て、はずれはないです。

左龍さん「粗忽長屋」
粗忽ものがふたり、
粗忽な長屋じゃ、なかったです。

扇辰さん、はじめてでした。女性キャラクター、いいですねぇ。
「夢の酒」は文楽師匠のCDでしか聴いたことなかったですが、違う感じで、楽しめました。
寄席のいいところ、おもいかけずに、であいがあること。

大トリ、喬太郎さん、
「へっつい幽霊」
新作もいいけど、古典もいいですねぇ。
いやぁ、ホント、かゆいところに手の届く方です。

明日、同じお客さんがどれくらいいるか確かめるために明日も行こう。
素直に、明日も観たいといえばいいのに。明日を楽しみに首を伸ばしすぎると、首が切れてしまうぞ。
気を付けなくちゃな。
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SWA FIRST CONTACT

はじめてなので、いつもこういう形式なのかわからないのですが、
ひとつのテーマ、今回は「東京」を、
SWAのメンバーが料理して高座にかける。

みなさん、人気で忙しい中、創作をするんでしょう、
根多おろしで、こなれてなかったり、噺自体もこれから改良するんでしょう。
しかし、その部分も含めて、楽しむSWAでしょうし、
メンバーの新作への試み、姿勢を応援して楽しむ会だと感じました。

いつも見かけるお客さんもいれば、
普段、見かけないどこから来ているんだろうと思わせるお独りだけのきれいな女性客もいる。

噺の中に、共通の名前がでてくるだけで、SWAメンバーが一緒に作っている感じがするし、
さとみ、サトミ、satoimi。
(かずみ、は、私小説なの、はずかしい)
こういう落語会も新鮮で楽しめました。
ガンバレ、ガンバレ、SWA。


SWAクリエイティブツアー
2007年7月22日(日)夜の部 18時30分 開演
新宿 明治安田生命ホール

柳家喬太郎 『華やかな憂鬱』
春風亭昇太 『手紙の中の君』
三遊亭白鳥 『後藤を待ちながら』
林家彦いち 『頭上からの伝言』


白鳥、彦いちさんの話で、「居酒屋 天狗」に何年ぶりに足を運んで、
生レモンサワーを頼みました。
ポッカレモンじゃなく、レモンを自分で搾って果汁を入れて飲むものでした。
報告しておきます。お客さん、いっぱいでしたね。
ずーっと、繁盛してるんですかねぇ。



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親子会

落語家の世界では、
師弟関係のことを親子ともいう。
親子会といっても、師弟会とは聞いたことがない。

中学・高校時代、
血縁以外の絶対的なものでつながるそんな関係に憧れた。
その後、絶対的なものを疑うようになり、
わずらわしい関係から逃げるように家をでて、
他人とのかかわりを避けてすごしたのに、
いつの間にか、また、そんな関係に魅かれてしまっている。
他人とのかかわりを避けては通れないことに気づいたから、そこに戻ったのか、
そもそも、はじめからその両方を求めていたのか。

お互いを認め、師弟が己の芸を、同じ高座で披露する。
観ているこちらが気恥ずかしさを感じることを超えて羨ましくいいもんだなぁと思う。
談志と志らくの親子会。

2007年7月18日(水)18時30分開演
よみうりホール

立川志らく「片棒」
立川談志 「木乃伊取り」
~仲入り~
立川志らく「茶の湯」
立川志らく「浜野矩随」

家元が一席しか演らなくて、淋しいなあと思っていたら
終演、ふたたび幕があがり、ジーパン姿の家元が登場。
志らくさんの横に座って話し始めた。
そのとき、もう一枚座布団を持ってきたのが、談春さんの弟子、こはるさんだった。
親子から、一門というもうひとつ大きいものを想い浮かべた。
しかし、部外者には到底想いも及ばないこともあるはずで、
うわべだけのいいところで想うのを止めた。

会場の西部氏、和田画伯、陳平さんを紹介する。
こういうことをするんだね、家元は。
そして、ちょっと引退をほのめかす発言をしたのが気になりましたが、
いつものことね、と思いたい。

志らくさんの根多は、初めて聴くものばかり、
「片棒」
志らくさんしかできない根多になっている。
大好きな映画のシーン、スターで葬式を演出する(くろさわ)明、
歌謡曲を歌いまくり、大銀座落語祭を彷彿させる勢いで葬式を演出する(たまおき)宏。
そして、(いえもと)少年A が、棺桶の菜漬けの樽を担ぎ、
片棒は,亡くなってしまった吝兵衛が担ぐことなく、宏が担ぎ、
その二人の後姿をカメラを担ぎ回し続ける明の姿で、THE ENDとなりました。

「茶の湯」
インドの心得、茶せんはピーター、茶菓子はジョンソン、

「浜野矩随」
ひょっとこ天狗、しいたけ地蔵。

志らくワールドでした。

親子、
孝行したい時には、親はなし。
小津監督の「東京物語」の中で、
末っ子役の大阪志郎が「墓に布団も着せられず」と繰り返しいってましたかねぇ。
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ボクのグランドフィナーレ

喬太郎 ぶっちぎり ありがとう

笑いすぎるくらい、笑った。
燃え尽きました。

子ほめ~寿限無~初天神~子別れ~寝床~文七元結~(唐茄子屋)~(寝床)~寿限無

噺から噺へと、うまくリレーされて繋がっていく。

落語の登場人物は、同じ落語の国に住んでいて、
噺ごとに、住人が登場してくるんだ。
ぼくもその国に住みたいと思い、落語の国に憧れて
その国に住むために、ひととき足を運んで、落語を聴きに行くんだなぁと。
ただ、落語家によって、その落語の国は違う。
それで、いろんな落語の国へ足を運ぶことができるんだ。

高座をやり終え袖に降りる師匠の顔、素敵でしたよ。
落語を生で聴くって素晴らしい。
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清張VS洋次

猿笑師匠もいってましたが、
なんで、なにを、
松本清張と山田洋次が戦うんだと。
清張さんは、もうお亡くなりになってますしね。


大銀座落語祭
2007年7月15日(日)17時~
時事通信ホール
[第1部]松本清張VS山田洋次
笑福亭猿笑 「女義太夫」
快楽亭ブラック「まむし」

[第2部]この人この噺
桂宗助 「禍は下」
桂春若 「米揚げ 」
林家小染 「試し酒」
林家正楽 「紙切り」
柳家喜多八「景清」

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隠されたメッセージ

この日、
喬太郎師匠の明日への熱き思いがかくされていたなんて、

「無性に、古典落語がやりたくなってきた」

いろんなぶっとびキャラクターの中、
演者の独白を、ひとこと、紛れ込ましていましたね,

あなたは。



大銀座落語祭
2007年7月15日(日)12時~
銀座ブロッサム・中央会館

[第1部]帳場苦笑三人会
三遊亭白鳥「スーパー寿限無」
柳家喬太郎「中華屋開店」
昔昔亭桃太郎「結婚相談所」

[第2部]清水アキラ爆笑トーク

[第3部]桂三枝の会
桂三枝 「オカンとぼくの品定め」
林家正楽「紙切り」
桂三枝 「ないしょ話」
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志、たかすぎ、ないぞ、新作

いや~もう
落語聴きすぎです。

”落語熱”がでてきました。
落ち着かない。


大銀座落語祭
2007年7月14日(土)17時~
博品館劇場
爆笑新作らくご会
[第1部]
笑福亭瓶成
春風亭栄助
笑福亭たま
林家彦いち

[第2部]
月亭遊方
桂三象
三遊亭歌之介
~仲入り~
林家しん平
笑福亭福笑

福笑さん、燃えてました。
この熱演に、身が焼かれそう、感謝です。
楽しいな、毎日、まだ続くぞ。
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わけいっても、わけいっても、立川流

大銀座落語祭
2007年7月14日(土)13時~
博品館劇場

[第1部]立川談笑の世界
立川談笑 「時そば」
立川談笑 「粗忽長屋」

[第2部]立川志らくの世界
立川志らく「寝床」
柳亭市馬 「七段目」
志らく・市馬 昭和青春歌謡ショー(ゲスト:森口博子)

どちらを楽しみにしているお客さんが多かったんでしょうか?

談笑さんのいう
中野ブロードウェイ入り口の立ち食いそば「かさい」
一度試してみたいですね。
あと、大宮八幡の「小ばやし」ですか。
「粗忽長屋」は、
いままで聴いた中では、長屋というくくりで粗忽じゃないなぁ、と思っていましたが
談笑さんのは、長屋全体が粗忽でしたね。これが、粗忽長屋ですよ、ホッとしました。

そして、
志らく師匠の「寝床」、
お後の歌謡ショーにつなげる構成として演じる「寝床」、流石ですね。

しかし、歌謡ショーの衣装、金ラメのジャケット、目がチカチカして痛かった。
自前なら恐ろしい、サイズが合ってなかったから違うと思いますが。

衣装はさておき
冗談歌謡、おもしろかった。
さだまさし「防人の歌」に「津軽海峡冬景色」の歌詞、「寿限無」をのせて、もうびっくり。
「芝浜」は、聴き取りづらかったので、醒めてしまいましたが。
もうひとつ、沢田研二の「勝ってしやがれ」に八代亜紀の「舟唄」、
まみえから鱗が剥がれてしまったので、銀紙を探してしまった。
まだまだ、レパートリーはあるそうです。
深夜に風呂で歌って、朝を迎えてしまうんだそうです。
好きなことをやっている、好きなことしかしたくない
志らく師匠の私生活を垣間見ました。


市馬師匠の「元禄名槍譜 俵星玄蕃」
これで、聴くのは2回目だが、楽しみになってきましたね。
雪の上を行く、
ざく、ざく、ざく、のところで、
ぞくっと身震いしますよ、シャレじゃなく、あそこが好きですね。

まだまだ、祭りは続きますよ。
身が持つかな、時差ぼけだし。


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祭りに帰る

なんと、
9時間40分、2時間35分、14時間20分
あわせて、26時間と35分。

南米ブラジルから帰国するのにかかる時間です。

サンパウロからアトランタ、9時間40分
アトランタでの待ち時間、2時間35分
アトランタから成田、14時間20分

きょうは、

大銀座落語祭
2007年7月13日(金)18時~
博品館

笑福亭仁智・桂小春團治(新作二人会)
桂春菜   「ぜんざい公社」
桂小春團治 「アトカトラズ病院」
笑福亭仁智 「源太と兄貴」

この人この噺
柳家三三  「五目講釈」
林家染二  「天神山」
笑福亭鶴二 「稽古屋」
立川談春  「小猿七之助」

前座間に合わず、小春團治師匠の途中から、

時差ぼけのせいか、
この人この噺、上方落語で気を失ってしまった。
こんな機会にしかなかなかお目にかかることができないのに、残念。

真打 小猿七之助、
七夜の緊張感は最早なく、
演者も最期、噺を止め、ブレイク。

わざわざ、間に合わせて帰ってきたのに、
南米だ、何マイルだ、ナムアミダ~、南無阿弥陀!

手を合わせて勘弁!と言ってもねぇ、ちーん。






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あいまいなここちよさ

ブラジルに行ってきた。

アトランタ経由、サンパウロ。
アタランタまでが12時間40分。
5時間待って、
サンパウロ、グアルリョス国際空港までが9時間30分。

27時間10分、1日、24時間を超えている。
時差、昼夜真逆、AM、PM、AをPにかえるだけ。

グアルリョス国際空港国内線のチェックイン、
並んでいると、手続きをした客が次々にもどってくる。
もどってくる客は、怒っている、
「俺のチケットよく見たら、あと10分で出発だよ!
 乗れやしないじゃないか!バカヤローッ!」
「おいおい、パスポート返してもらってないぜ!」
そんなことを言っているんでしょう、
お客さんも確認してからカウンターを離れればいいのにと思いますが、
もどってくる客が多くてチェックインに時間の掛かること掛かること。

これがブラジルだ。

搭乗口もよ~く確認しないと、
搭乗するまでに2~3度変わるし、直前にも突然変わる。

これがブラジルだ。

ブラジルに住む現地の人に、空港でこんなことがありました、と話したら、
THIS IS BRAZIL
と応えてくれた。

日本じゃ、
イライラして胃がキュンとしたり、
カリカリして、こんなんじゃ仕事にならないよっ!て怒鳴ったりするんだろうが、

郷に入れば郷に従え

なにか言ってもしょうがない、
あきらめるというか、うけいれて、
笑みを浮かべるしかない。

日本からサンパウロ、グアルリョス国際空港までは預けた荷物を届けてくれたが、
国内線では届けてくれなかった。

でも、7時間後にはホテルまでちゃんと届けてくれし、
中身もちゃんとありました。

以前、フランス・ドゴール空港では、
スーツケースの中に入れたカメラをしっかり抜き取られましたよ。

あいまいで、いい加減なようですが、
日本での神経質なくらいの細かくチェックや、時間に厳格でカリカリする空気に比べたら
ブラジルは、僕にとっては心地よかった。
一時滞在者の無責任な発言なのかもしれませんが。






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お疲れだれの喬太郎師匠

大きいリュックを背負って、帽子をかぶって、背中を丸めて、
まるで山中ばてた登山者が場違いな神社の広間に紛れ込んできた感じ。

帽子をかぶった裸の大将?
えっ、きょ、喬太郎!

連日、昼夜、東北、秋田、大館で5日間。
今日も、お昼は、師匠さん喬と親子会をすませてのご出場。
抜け殻です、といいつつも、
小道具、携帯電話、サングラス(メガネ)、扇子、傘、を会場のお客さんから借りて、
次々に、小言という体裁で噺にして、お題をさばいていく。

そして、
円丈作の「ぺたりんこん」をやり
仲入りで、
圓朝作、「牡丹灯籠」

怪談話、「ぺたりんこん」の方が、「牡丹灯籠」より怖かったんですけど。

後半のどが嗄れていましたが、大丈夫ですか?
お疲れさまでした。

6月30日(土)18時30分~
寄席発祥の地の落語会
下谷神社

柳家小きち「松竹梅」
橘ノ円満「孝行糖」
柳家喬太郎「ぺたりこん」
~仲入り~
柳家喬太郎「牡丹燈籠・お札はがし」

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