rakitarouのきままな日常

人間様の虐待で小猫の時に隻眼になったrakitarouの名を借りて政治・医療・歴史その他人間界のもやもやを語ります。

ドイツで感じた事(1)

2010-07-14 23:31:50 | その他
6月の後半に1週間ほどドイツに学会出張してきました。今回はミュンヘンの腎臓関係の学会で発表したのですが、丁度ドイツはワールドカップでイングランドを下す快進撃の最中であり、街はサッカー熱で大いに盛り上がっていました。ドイツイングランド戦は因縁の対決らしく、新聞もブルドッグ(英)対シェパード(独)で犬がにらみ合っている写真を載せたり、「バイバイ・イングランド」と大書して喧嘩を売っているような見出しのものもありました。日韓戦でこのような見出しを出したらまた国際問題にされそうですが、本当の好敵手、対等な成熟したライバル関係というのはこのようなものであり、日本の態度にいちいち噛みつくというのは所詮韓国は日本と対等になりえない国だということなのでしょう。

ドイツでは日本・デンマーク戦も中継されていてパブリックビューイングも設置されていました。勿論隣国デンマークファンが一杯です。現地時間で夜10時頃試合終了だったのですが、街頭テレビでまわりがシーンとしている所で小さくガッツポーズしてしまいました。中継の解説はあの伝説のキーパー「オリバーカーン」でした。特に興奮するでもなく「日本、よく攻めましたねー」みたいなことを話してました。キャプテンの長谷部がテレビにドイツ語で普通にインタビューを受けていたのが印象的でした(ヴォルフスブルグにいるのね)。

数年前にパリに学会出張した時は帰りの飛行機の11時間があまりに長く、40代後半の身には辛かったので、50を過ぎたこともあり今回初めてビジネスクラスで海外に行きました。いや楽だったです。寝る時はフルフラットでうつ伏せ可能、ルフトハンザのフランケンワインを飲みながら往復とも快適な旅でした。写真はミュンヘン中心街にあるドイツ博物館に展示された名機メッサーシュミットBf109Eで戦後もスペインで使っていたGとかでなく初期タイプのEである所がファンとしては嬉しかったです。他にもユンカース52とかBf108とかフィゼラーシュトルヒ、Me163、第一次大戦のFokker三枚羽やローゼンジ模様の複葉機などもあり、同行した家内は嬉しくなかったでしょうが、飛行機ファンの小生は大満足でした。鉤十字はご法度なので消してありましたが、ドイツの優れた技術の一環として(他にも初期の印刷機とか詳しく見学すると半日以上かかる)当時の戦闘機が並べてあったのはドイツ人のさり気ない自信のようなものを感じました。

後日ミュンヘンの街並みやローゼンハイムの酪農家の友人を訪ねたことなど記します。

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