20世紀ウラ・クラシック!<最新版>

このページは、19世紀末から20世紀の末流ロマン派クラシック音楽に焦点を当て、同時代の録音評を中心に紹介しています。

☆ラヴェル:道化師の朝の歌

2017年05月19日 | ラヴェル
◎チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィル(VON-Z:CD-R)1994live

このトリッキーなリズムをオケという大部隊を相手にどう表現するか、指揮者の腕が試されるところだがチェリはまさしくその安定した技術をもって「正しいリズム」を刻みそこにエスパーニャな煌きを感じさせる音の輝きを持ち込む。最後の拍前で叫ぶチェリに「いつものアレかあ」とは思わせない真の迫力がありこれは、とくにすばらしい演奏といっていいのではないか。恐らく既出盤だと思うが正規と聞き惑うほどに音がいい。
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6 Comments

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叫べ (サンセバスチャン)
2017-05-20 14:53:56
小粋な曲ではない。血と砂の臭いがたちのぼるスペインの陽光が聴こえる演奏はないのだろうかと常々思っていました。叫ぶほどの気合いの入った演奏なのですね。
Re:叫べ (r_o_k)
2017-05-20 14:58:50
コンマスやったことがありますがえらくトリッキーな装飾音とリズムが断続的に続き、木管ソロなど良いんですけど、合奏部のアンサンブルをびっちり揃えた上でどこまでやれるか、なので、チェリ/ミュンヘンくらいの厳しくも娯楽的な演奏のできる技巧的な団体でないとなかなか難しいと思います。ピアノでも別の意味で難しいんですよね。。
火祭りの踊り (サンセバスチャン)
2017-05-20 17:10:15
オケとピアノ両方あるスペイン物というと、火祭りの踊りもありますが、そちらはピアノの方が面白いですね。娘が発表会のために練習していますが、下手ですけど、気分が盛り上がります。道化師のピアノ版で面白いのは誰何でしょう。
Re:火祭りの踊り (r_o_k)
2017-05-20 17:30:54
ファリャはストレートなので決まりやすいですね、モスクワ音楽院の先生の実演で文字通り火の出る様な演奏を聴いてたまげました。この曲は曲芸的なところがあるので勢いを音楽にするのは至難です(チェリも映像だと遅く感じますね)。私は古いモノラルですがペルルミュテールです。響きがデッドなぶん技術の素晴らしさ、高精度の高スピードで迫力があります。ラヴェル的な機微をもっと明確な変化を付けてやっているのはラローチャですがこの速度なら他にも同様にやっている人はいるかも。ラヴェルという精密機械であることを置いておくとリパッティが出てきますがスピードはピカイチなものの即物的で平板です。リヒテルは精密機械のラヴェルには指が太過ぎます、音が細かくなくてメロディにもムードがありません。この曲は夜のムードも必要ですね。。
リパッティ (サンセバスチャン)
2017-05-20 22:10:09
即物的なのですか?私はフランソワしか知らないのですが、音がグシャッと潰れているところがあり、演奏云々以前に聴きづらいです。
ラローチャのスペイン物、冷静な演奏で、火祭りや、アンダルーサ、オリエンタルはつまらないと思いますが。
Re:リパッティ (r_o_k)
2017-05-20 22:17:28
技巧的な要求が高過ぎてコンディションや気分に左右されるフランソワは向かないのでしょうか、この曲も他の難曲もそうですけど潰れたりテンポがうまく運んでいけなかったり、そこをカバーする意味でたいていは冷静にやるか、ただ指に任せて技巧に徹するかになるんだと思います。ラローチャは情緒的な音色変化は鮮やかだと思いますよ。

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