湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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横浜駅チカの正真正銘温泉〜横浜天然温泉スパイアス

2021年11月02日 | 東京温泉
ボウリングのピンをいただいたハマボールが建て替えでハマボールイアスという複合ビルになり、4階以上7階までに現在SPA EASが入っています。複数階仕様のスパ施設は有明の泉天空の湯など新しい都会型スーパー銭湯としてはおなじみ。フロアの広さが限定されるので、混む時間帯はどうなのかという気もしますが、ここは横浜駅西口からNTTビルの鉄塔目指していけばすぐの運河裏。平日昼でもカウンターに列ができたりしていました。

横浜駅チカのビル上のスーパー銭湯というと昔は他にもあったおぼえがありますが、現在横浜といえばの万葉倶楽部と比べたらかなりアクセスは良い(もっともあちらは景色と広さが格別です)。男女浴室ゾーンが休憩ゾーン(女性専用室あり・共用部は最新リクライニングシート)などと共に5階に併存しているので、便利ではありますが人混みを避けたければ階段状休憩エリア(有明にもありますね)が6階にあることを念頭に身体を冷ます場所を決めたほうが良い。ちなみに6階は男女共用(館内着着用)の岩盤浴室(通常プランなら無料、温度低めのやや小さい穴蔵)、いま力を入れていると思われるロウリュウサウナ(ロウリュウサービスの時間でなくても円形ルームに熱石円柱があり足下の絨毯とアロマが気持ちいい)、熱ざまし室があり、熱ざまし室は人がいなければゆっくりアロマ休憩できます。7階はほぼ女性専用エリア。

どうしてもどこもサウナ流行りで、サウナを打ち出しがちですがここは男女別浴室側にもサウナはあり
熱石がたっぷり積まれているものの、部屋はそこまで広くないので、ロウリュウサービスの時間はどこまで混むのかとも思います。しかし、ここの1500メートル採掘の「温泉」。本来はこちらが売りのはずです。内湯と風通し露天、どちらもそれなりに広さがあり、しかも温度が少しずつ違っています。天井は内外高めゆえ露天は下がりやすいせいかもしれませんが、岩風呂風で炭酸泉(やや狭い、炭酸結構強め、真水)を挟んで低温と掛け流しになっています。低温といってもけっこうのぼせます。看板に塩化物泉は湯当たりしますとあります。かなり塩分が濃いのかもしれません。ナトリウム・塩化物温泉と新しい成分表に書かれています。

「温泉」なんです。源泉は43度弱あるそうです。横浜温泉という源泉で、吸い上げて滅菌処理したら(滅菌処理特有の良い匂いがする)低くなり加温するようなのですが、それにしては源泉掛け流しのほうが不規則に熱い…掛け流し側は加温などしてないのかもしれません。強い湯なので、見た目は茶褐色透明ではありますが、身体を冷やし冷やししたほうがいいでしょう。

通常料金2454円とお高めであるものの、3時間の短時間が裏メニューとして用意されています(今回は通常コースだったので条件は詳しくは知りませんが1950円)。会員なら平日夜1時間で全込1188円。ここはタオル交換が無料でバスタオルや館内着も比較的安価で交換できるため、短時間はもったいないかもしれないです。会員割引、横浜市内在住者割引など、横浜らしいプランも(要確認)。廉価プランは岩盤浴不可など条件があるかもしれません。女性用のオプションが多いので、女性プランも調べて行けばいいかと。全般清潔で必要十分な、心得た設備でした。もっと湯っくりしたかった。




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