湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

※旧ブログの一部コラム・記事、全画像は移植していません。こちらのコンテンツとして残します。

銭湯日記〜新生湯(炭酸泉・洞窟・半露天・歩行湯)久が原湯(黒湯、炭酸泉)松の湯、みどり湯、旭湯(白湯)草津湯(鉱石湯、打たせ半露天)ゆ~シティ蒲田(半露天黒湯)丸子温泉(黒湯)

2020年11月29日 | 東京温泉
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腰をやられ汗をかいたので予定にない銭湯。新生湯も久しぶり。公衆浴場値段で入れるスーパー銭湯です(注:私はいわゆる千円クラスの豪華なスーパー銭湯はSPAと呼び、あくまで公衆浴場料金の小銭で入れるところで多彩なオプション設備のあるところをスーパー銭湯と呼んでいます)。もともと広め宮造りのところ大幅リフォームで、今回の「太陽の湯」には半露天+洞窟風呂が増設。土曜以外初めて来たが、炭酸泉にも余裕で入れるほど空いてる。夕方はいいですね。歩行湯が温度低めでのぼせを取れます。 
11/20
久が原湯は3回め。初めて「月の湯」に入る。こっちのほうが広い感。涼ゾーンが完全に脇に部屋として独立していて、奥には四角い岩風呂風黒湯浴槽の大小。小さいほうが熱湯となっている。黒湯熱湯は内湯、温湯は外の階段隙間風通し露天湯岩風呂(扉あり)という不思議設計のもう片方と印象が全然違います。時間が少し早いもののコロナのせいか内湯の白湯は空きまくり、高性能の高濃度炭酸泉も容易に入れる。人工炭酸泉は設備によって全く効きの速さが違います。サウナも2つ(未利用)。天井近くのテレビ見れるし、シャンプー等常備。 最後に熱湯に入ってしまい目眩と吐気と冷汗できつかった。普通の人でも血圧的に問題です。 
11/21
多忙に付き手近な松の湯(奥沢)で汗を流します。このあたりも最近まで1,2軒あったがここだけになった。住宅街の狭い中で薪でたくので、安全には苦慮していそうだ。10時終わりなのが少々きつい。シャンプー等が置いてあった。雰囲気は良い。若者の単体が男女そこそこはいってるのは良い傾向。時間が遅いのでぬるめで湯がくたびれ気味なのはしかたない。レトロ浴槽は好きだが、欲を言えば温泉系の化学的暖気が寒くなると欲しくなるかなあ。 白湯はあくまで「風呂」、あとは雰囲気ですねえ。
11/22
盛況のみどり湯へ。自由が丘辺(住所は隣の緑が丘)は銭湯が殆ど無くなったが、地の利から若者が多く、立ち寄りも多いと見える。高齢者も身だしなみが高級そう。小さくもしっかりしたサウナと設備があるので、今流行りだし、若者から中年で混む。でも悪い感じはない。ちゃんと列を作って静かにしている。老若男女がマナー良く回転早く、大浴槽広いわけではないがジェット3機のみでも入れないことはない。清潔で新しく景気が良さげ。白湯 。
11/24
自由が丘隣都立大学の駅チカ旭湯さん。比較的若年層が住む土地なので他と比べ客層若い若い。下足場でゆっくり履いてても、入る姿を見られたくないみたいなナイーヴな若者が外の陰で待っていたり他では見ない情景がある。回転も早く新しげな設備の無料サウナ(温めスチーム)は全く待たなかった。全身冷水シャワーのみ。自由が丘(緑ヶ丘)みどり湯より一回り大きく特に天井が高い(サウナが浴場外スペースに突き出してあるのも面積の違い)。浴場自体は新しくはないが清潔。挨拶が清々しい。湯も綺麗、バイブラもある(白湯)。 若者は清潔を重んじますね。他では黒湯も避ける若者もいる。
11/25
新田浴場が定休日。矢口の草津湯まで歩く。スーパー銭湯仕様でテレビのある広い無料サウナ、リクライニングシート多数の休憩室(カラオケブースあり)が良い。鉱石湯(井戸水、メタケイ酸泉の薄く色のついた感じ)、屋外打たせ湯(1階なのに外が覗けるのがいい)、白湯の各種設備と公衆浴場クラスのスペースに詰め込んだ感じもあるが浴場でさほどゆっくりしないたちなら好きな湯(とサウナ)にのみ入っていくだけでいい。いつもそこそこ混むが年齢層は高めで地域密着。新田浴場同様、休憩室でゆっくりするの前提で来る吉 。
11/27
通院帰りはスパのはずだが状況的に行けないのでスーパー銭湯、ゆ〜シティー蒲田。これで470円。中は立体的な構造で、風呂部分は広め公衆浴場クラスに有料サウナなど外部設備がついている。ザラザラ感はないが泡立ち凄いモール臭に圧倒される通気露天広めの黒湯+打たせ湯、白湯内湯のジャグジー、ジェット、バイブラ、電気等楽しめるが、毎回混むので敬遠して久しぶりになった。今回ガラガラ何故。今のJR蒲田では最も駅に近い温泉銭湯で、良質の黒湯が何よりお勧めです 。
11/28
丸子温泉。コロナ緊急事態下ではがらがらだった食事後くらいの時間、通常どおり若者や中年で混んできていて、黒湯だけ楽しんで出ました。明記されているとおり薄めてはいるが(加温が熱めなので小さめ二浴槽の片方はほぼ常時冷水(黒湯源泉かも)を足している)、黒湯って源泉ごとに濃さが違うのでそれだけでは判断できません。ここは元が濃いらしく薄めた感のないヌルヌルや粒子感、色が良い。保湿とか肌への効果の方が高そうな湯なので女性お勧め。
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銭湯日記〜八幡温泉(黒湯)、八幡浴場(軟水)、旭湯(薬湯露天)

2020年11月17日 | 東京温泉
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東急大井町線中延近辺では唯一の黒湯、八幡温泉へ久しぶりに来た。地下式の今は珍しい銭湯。フロントはいつも明るく親切。コロナ対策は少し緩めた感じ。この時間でも空いてるとも言えないが、お喋りも滞留もできないのでなんとなく変な雰囲気。シャンプー等完備、設備付き大浴槽全部薬湯、個室黒湯は薄めツルツル。 ここは濃いという人もまれにいるので、普段は薄めているのかもしれない。黒湯だけを求めていた以前より、印象はよかったです。

東急目黒線。東工大ウラにある八幡浴場。日のあるうちに行ったのは初めて。綺麗にリフォームされていて整然とした感。古くからの住民とニューファミリーが混在してる住宅地で学校関係もいますが、前者の時間帯で、空いているが途切れなく。浴槽内ライトは消えていた。コンパクトな公衆浴場は半分以上軟水泉で残り薬湯。皮膚が変化するようなキツい軟水ではない。 ただ、熱めなので苦手な向きはバブルをよけて入るのが難しいでしょう。。
日吉の旭湯。ここも日吉湯も若干歩くのが寒い。さすがに夜は学生主体で、内風呂は昔の公衆浴場だから、ちょっと集団に来られると狭い。でも遅い時間に来る体育会はサウナ好きのようで、サウナ待ち(コロナ対応で人数制限)がいるのを除けば他の設備は空く。今日はほぼゆっくり薬湯を楽しめた。内風呂は熱い。半壺状(高い石壁と竹壁はあるが空の面積はそれなりに確保されている)のしっかりした岩風呂風露天は温め。こちらは違う薬湯で、星が見えて○。 浴槽は三人で一杯だが休憩用空間が広くのびのびと露天風呂を楽しめる。シャンプーとかてきとうに散らばってる。学生がきた後は汚れはしないが荒れますな。

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銭湯日記〜縄文天然温泉志楽の湯、光明泉、武蔵小山温泉清水湯、錦湯

2020年11月05日 | 東京温泉
日常生活がなかなかばたばたしていてペースを決めないと支障をきたす、というので目安として銭湯週2回以下、スパは月1回以下に決めました。お金もかかりますしね。条件は温泉ないし人工温泉、もしくは露天風呂が基本で、そうでなければ何か特徴的なものがある新規の銭湯ということで。


縄文の湯(正式名称はまどろっこしいのでこう呼んでます)はいいですねえ。夕方から夜は最高でした。まさに川崎矢向の秘湯。温泉銭湯の多いエリアですが、病院帰りにぜいたくに寄って正解でした。平日千円切るし宿泊する人が来るので、この時間帯はさすがに混みます。七時前をおすすめします。内湯も極端に広いのですが、野趣あふれる露天風呂特有の「落ち葉浮遊」はGoogleの評判でもちょっと書かれてしまってますが、ここは縄文の湯、敢えてそこまで神経質にしていないのでしょう。夜なら見えないレベルで問題ありません。明かりが少ないので岩風呂の底に作られている起伏には注意。しかし屋根を外したところで空や梢を見上げると、露天風呂は建物に囲まれた内側にありますから道路の音が届かず静かで、風の音に囲まれ東京にいることを忘れます。人が多いとうるさい。スパといえばチェーンの一式揃ったところ、と思っている人は色々足りないところが目につくでしょうが、離れにあるゴロ寝ゾーンは暗くてそこまで人も来ないので落ち着きます(この時期はちゃんと着てかないと暖房あっても寒いかも)。休憩椅子はあまりないですが、畳もある食堂が普通に休憩室になっていて何も頼まなくてもいいので、奥まで行かなくてもここで一服でいいでしょう。ここは深層採掘ですが高張性の塩化物泉で強いです。黄色透明、でもけっこう湯の花がこびりついてます。弱アルカリ性。山奥の湯にひけをとりません。おすすめです。前に一度書いてます。



中目黒の光明泉はたまたま寄ったのですが若者がすごくて。。駅そばという立地、学生もさることながら中目黒に住んでいるその上の世代の青年から中年がもう行列で、久しぶりにロッカー待ち行列を見ました。この上の世代というのが中目黒らしいというか荒々しいのが多い。他では普通に見る入れ墨率は極めて低いのに、ヴァイオレンスな香りのする人がしばしばいて浴槽に居座り、みんな避けたりするので狭いところがなおさら狭くなる。コロナなのに髪の毛の色の違う青年はよく喋るし動かない。混んでないときを知らない湯ですが、休日は避けるのが無難です(休日でなくても混みます)。前に書いたので湯の詳細は省きますがこの狭い敷地に露天風呂(日替わり)サウナ、人工ラジウム温泉(液体タイプか)、高濃度炭酸泉を立体的に詰めているので浴槽スペースの取り合いは仕方ないかな。おのおのの質はとても良いです。高濃度炭酸泉が一番、ですが待ちます。エキスのラジウムはピリピリしたりしますが今回は感じませんでした。最新リニューアル銭湯ですね。ただ洗い場のシャワーが止まらないのが多い。カランを出すかカタカタすると止まるけど、こうだったっけ??支払いがほぼペイペイなの中目黒だなあ。あ、老人も多いですよ。


…まああれを体験すると武蔵小山温泉清水湯はぜんぜん入りやすい。浴槽の広さはここは各々さほど広くないし浅いけれどそれでも敷地面積は広いので、待ち行列作るなら別の浴槽入ってよう、で済むからね。何より二種類の天然温泉だから。公衆浴場の470円で濁り塩化物泉と黒湯。



昭和大学病院の下に下町情緒を漂わせた錦湯がある。ここはご主人が清潔にこだわっていて、昔ながらの公衆浴場に行きたいけど不潔が嫌いな向きはぜひ。地域密着型で学生や病院系の人もいるけど断然住民の憩いの場で、コンパクトながら整理された脱衣所や浴室では余所者にも気軽に声がかかる(サウナ利用者や喫煙者は坪庭まわりの縁側で休める、ただ池の水は抜かれていた)。いわゆる東京でも東の下町とは違った、大田区とも違った中間の雰囲気がありました。全体はノスタルジックな公衆浴場の構造そのものですが浴室の天井も青く塗られ明るい印象。広いとは言えないものの3つの浴槽は奥に整然と並びます。深い熱湯、二機のジェット付きの寝湯、ガリウム石を露骨に鉄柵に並べて湯通しさせている鉱石湯(ラドン湯になるわけですが今回は違いはわかりませんでした)、温度は熱すぎるわけでもなくGoogleの評判はほんとにあてにならない。むしろその時時の運で違うんだと思う。シャンプー等完備、シャワーは自在シャワー。フロントのすごい年のおばあさんも普通でした。フロントから浴室は見えないんじゃないのかな。外観がいいですね。奥まった銭湯ってときどきあるけど元は左右は商店だったんだろうか。シン・ゴジラかなんかで看板が出てたとかなんとか。
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