湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

※旧ブログの一部コラム・記事、全画像は移植していません。こちらのコンテンツとして残します。

<東京温泉番外編その1>品川温泉宮城湯、浅草鶴の湯、中目黒光明泉、大谷田温泉明神の湯、鷲の湯、朝日湯、湯どんぶり栄湯、高井戸天然温泉

2020年01月23日 | 東京温泉
徘徊東京温泉シリーズは終わりましたが、スーパー銭湯(スパ)やメタケイ酸系ないし人工温泉はまだあります。もう今までのような行き方はしませんが、いきなり宮城湯に行ってしまったので、今後も続くことを予想してこの記事に追記していきます。題名100文字制限を超えたらまた新しく記事を分けます。書くことはメモ程度で・・・

もくじ
以下その2へつづく

(注)ことばのていぎ
入浴施設の称号は名乗った者勝ちみたいなところがありますので、ここでは以下のような呼称を以下のような意味で使っています。

・銭湯:銭で入湯できる湯屋。470円。サウナ等付帯設備やタオルなど有料部分は除く。

・スーパー銭湯:銭で入湯できる入浴施設。ここではあまり厳密に使いません・・・ほとんどが銭では足らず札だから(そういうとこはスパと書きます)。入湯のみ統一価格(470円)の銭湯が、付設施設を増設してスーパー銭湯を名乗っている場合はスーパー銭湯と呼びますが、ここは微妙なのでほとんど単に銭湯としてます。

・温泉銭湯:基本、天然温泉(冷泉)を併設している銭湯。透明メタケイ酸系、人工温泉の場合は当初対象外でしたが、注記して含めます。但し人工炭酸泉はよくあるので対象省略することがあります。

・スパ:定価1000円以上の入浴料を要する温泉施設全般。規模の大小、上限、サービス内容を問わず。

・温泉ランド:多機能レトロ施設のスパ(定価1000円以上)わかりにくいので使うのはやめ、今後はスパと書きます。

姉妹記事





ほぼ大井町。大井町線沿線は銭湯が少ない(残ってない)なか、ここは貴重。若い人にファンの多い有名マンション銭湯で、アメトーーク紹介済みとのこと。屋上露天風呂は東京都心に珍しい完全露天風呂で、屋根や目隠し(人の声がうるさいということが多く条例等で東京神奈川のスパ含む銭湯は事実上屋根ありで風通しだけだったり極端な目隠しで壺みたいな状態になったりしてる)がほぼなく、比較的広く天球が望めます。ないことはないですが、思いつくスパ以外の同レベルの完全露天は日吉湯のジャグジーかな。桜館の展望風呂は屋上みたいだけど、開いてるとこを見たことがない。昼なら武蔵小山清水湯は(ちょっと一般銭湯としては反則の設備状況ですが)かなり広い空間の上に空がのぞめる。でも、景色として浴槽の中から空をしっかり見られるところは少ないです。せっかく外気に当たる場所なのに浴槽だけ屋根付きはホント多い。

満月の夜に空いてる時間を狙っていくのがベスト。小さい窓からやや近くを通る新幹線の窓の光を見ることができます。東海道新幹線で里から出てきた人にも人気があるのだろう。ここはたいていの時間、混んでいるみたいでそこがネック・・・人気銭湯はほんといろんな人がいる。銭湯マニアやクレーマーが間接的な銭湯潰しに走る風潮下、ここはマナーにうるさくないようで、自由な銭湯の感じはぴかいちでした。別の銭湯の口コミで「シャンプーが一人一個備え付けられてない」てのは笑ったよ・・・今はそういう人がいっぱいいる時代なんですね。防水ヘッドホン聞いてるくらいいいだろ、スマホはカメラあるからアウトだが。タトゥどうやってチェックするんだよ。うるさい学生集団のほうが迷惑。ペットボトル持ち込めないと体調的に厳しい人もいるのに禁止とか・・あ、別のとこの話です。こちらは持ってる人もいる。横道にそれた。

・メタケイ酸(微褐色、湯の花があるという噂があったが完全透明)

※ちなこれネット口コミに多いんですが分析所見透明になっているのに色があるという人がいます。自然のものなので何らかの成分が混ざることはあると思いますし、計測基準下の混合成分で色がつくことは十分ありえるのですが「硫黄臭がする」はかなり怪しいと思います。まず深層(1000メートル級)掘削の温泉はガスが混ざります。有無は分析表にあります。ガスの成分はあんまり書いてないことが多く、それは硫黄臭そのものかもしれませんが、てんで違うかもしれない(たとえば家庭用天然ガスは匂いをつけただけで本来無臭)。そういうあやふやさがあるので、湯の華の存在有無が鍵になるはずが、その湯の花も東京だと鳥の羽のようなものや細かい粒子状の白いものが主で、スパディオや御谷湯では強羅みたいな黒い湯の華も付着するそうですが(御谷湯はロケーション的にも他から離れており特殊なんだと思います本文参照)、実際は形状的に温泉成分が壁面の石やタイルに付着変質しているだけの感じがするところは多いです。火山性の硫化物と無縁のはずの有機物由来の黒湯でも何かしら付着するしね。「湯の華を見た」という口コミも、ただの粒子なら「濁り」であり、「他の沈殿物の浮遊」かもしれません。循環濾過はどこでもしているから濾過の度合いで何か出るのではと。分析表はその時の分析結果にすぎませんが(昭和63年の分析表とか・・・)、視認できるほどの「硫化物」の有無は重要だと思いますよ。

※ここは公式どおり無色透明だと思いますけど、たらいに色素がついていて、お湯を出すと確かにちょっと褐色が入ってるぽい。ちょうど鴎外温泉のレベルの色です(かなり薄いということ)。人によりこの色を汚れと嫌がる人もいると思いますがこの超薄さでは問題ないでしょう。こういうのも余計な情報なんだよな。。

twitterに自分で書いてあったメモ;
激混みでなければ最高だった(11時でこれかー)完全露天風呂をもつビル銭湯はここくらいだろう。目隠しがいらない3階。大井町に近いのは、客層を荒っぽくしてるな。もともと普通の銭湯だったのでは。リニューアル銭湯ではなく、部分リニューアルで、作りは時代的に鷹番の湯より古いか。なんだかしらないけど異様に暖まる…成分にメタケイ酸以外になんかあるのか・・・これは今まで知らない感じで、単純に長湯だったのかもしれないが、ほぼ露天にいたからな。。。
平面積狭いです。あとふと、成人式の日だからうるさかったのかな。耳栓で静かに月面観測していました。
2020/1/13記
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ミネラル泉、ラドン泉、薬湯。人工泉とはいえ2020年現在浅草に残る唯一の本格温泉銭湯ではないか(スパは札がいるので銭ではない)、外見の宮造りと中身の最新鋭設備のギャップ(ラドン泉は生成機械を玄関で見せている。ミネラルも天然温泉成分と同じものを岩石を粉砕し機械的に作り出しているという。ミネラル泉は透明だが匂いがあり、山岳系温泉特有の肌触りがたしかにする。このスペースにこのバリエーションなので風呂桶は各々小ぶり)は人気もうなづける。特にピリピリして独特の匂いのラドン泉(路地型一部露天風呂の薬湯とラドンはおのおのガラス張りで2,3名収容限界)は貴重。

今戸近くで浅草から歩いて行くのはきびしく、へんぴなところなのに、他の銭湯では閑散時間帯なときでもかなり混む。完全地元感。それはそうだと思う。湯の種類が多いから(サウナもある)適度に自分の裁量で暖まる度数を決められる、狭いのに長居する人がいるのもわかる。こういう構造にしては休むとこが少ないが番台をやめフロントにしてスペースが減ったぽい。宮造り銭湯としては、外見は大きくないけど格天井を見るかぎりまあまあ広いはず。

すぐそばが山谷堀跡で、最近整備され、三ノ宮卯之助の足持ち石で有名な合力稲荷神社(江戸人の吉原通いの首尾良しを願う社として有名だった)を袂に入れた日本堤辺の垢抜けた景観が想像しやすくなっている。
2020/1/15記
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鶴の湯からバスで二駅ほど、戦後開業だが井戸水で炊いた湯を長らくこの地区に提供してきた。成分分析でメタケイ酸泉認定されリニューアル系温泉銭湯として改めて運営している。見た目は新しくもないビル銭湯だが中身はデザイナーズ銭湯で、瓦屋根があったり半露天風呂(シルク湯)には溢れる湯を楽しむかけながし壺湯が壺ごとふたつ埋まっている。もうちと湯温が低ければここで寝てしまうとこだが、迷惑だよねそれは。シルク湯はぬるいので居心地がよく、よくあたたまる。もう少し空が見えるといいが、目隠しウッドウォールと装飾瓦屋根の複雑な構造の空きから煙突と空をのぞめる。ここも自由な雰囲気で、土地柄あたりまえのことだが刺青ok。長時間滞在できるほどは広くないけど、階段下を含む薬湯からサウナ、ミストシャワー、露天風呂部の流れはけっこう時間をかけて楽しめる。内湯には普通に一揃いのバブルが備わっている。タイルの色が湯桶により違うので湯色を見誤る人もいるかもだが、完全無色透明だと思う。わたしのあてにならない超能力「メタケイ酸アイ」で水風呂を見るとメタケイ酸メタケイ酸したギラギラ水面が輝くかんじはなく、メタケイ酸ノーズもメタケイ酸ぽい匂いはとらえられず、むしろ軟水ぽくて肌にしっとり柔らかい。ときどき重曹泉みたいに肌が削ぎ落とされる(表現おかしい)きついメタケイ酸もあるので、とくにpHは好みかどうか確認していくといいです。

私はここはかなりリラックスして、もちろん混んでるんですが、わりと空いてる部分も残るもので、そういうとこで休んでました。相性という点ではここは良いでした。だいたい三ノ輪とか南千住とか昔からよく来たエリアだからここ、見ていたかもしれない。昔の雰囲気、どうだったのかな。共用部は狭いのに使いやすく、みんな譲ってくれる。喘息がでかけてたのが治った。百円玉ロッカーで戻る百円玉一枚で、自販機ジュースが買えるのはこのへんでは普通とはいえとてもありがたい!
2020/1/21記
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中目黒駅至近、目黒川を渡って少し左に入ったところのマンション銭湯。小規模な新しい銭湯だが(※リニューアルとのこと)、人工ラジウム(ラドン)泉、炭酸泉に露天風呂(金曜日に男女入れ替え)、水、サウナという立派な設備を備えている。午後三時開湯直後から混み合い老若人気が高いようで、実際ここを知っていれば風呂なしの中目黒住まいも可能かもしれないし、ここに遊びに来て汗を流して帰るにも実に便利だ。休憩スペースはほぼないし、浴室も機能重視でスペースがあれば浴槽にする、みたいな思想が感じられるが、私が呼ぶところの壺状露天風呂(四方が高い目隠し壁で空が遠い)は4,5人は入浴可能な木枠タイル底のそこそこの広さがある長方形浴槽、最近の銭湯でよくみられる滞在時間制限ぎりぎりまでねばりたい、ほどは広くないが、休める。あまりに人気なのかデザイナーズ銭湯なのに露天の木枠がくたびれて、潔癖症は座るのを躊躇するかもしれない。

ここのところ超銭湯か従来型銭湯しか行ってなかったのでこういう、宮づくりでも岩風呂でもない普通の新銭湯は新鮮で、設備が新しいから機能に信頼感があるし、強すぎも弱すぎもしないだろう、という湯感。説明がちゃんとしてあって、やっぱり最近の銭湯で珍しくなった人工ラジウム泉が私の目的なのだが、湯温が低くて身体負担が少なく、長時間入湯を推奨するような説明があるせいだろう、ここでも炭酸泉の人気が無茶高く、それにくらべて若干空きが出やすいのはメリット。なんだかんだいって平面積的には、階段を上るとはいえ露天にもスペースをさいているので、これまで見てきた銭湯の中でもかなり厳しい。炭酸泉浴槽は四人は限界だろう、それより少し広いがジェット施設を二つつけたラジウム泉も計四人が常識的な限界。混む時間帯は待つことになるかもしれないし、炭酸泉好きは堪能はできないだろう。サウナはしっかりしている模様。で、炭酸泉は新しめの設備の感じがして皮膚にはすぐ泡がつくし肌触りは上質。おふろの王様に迫る(レトロ炭酸泉も嫌いではないです)。ラジウムのほうは最初はっきりぴりぴりする電気風呂感だが、バブルが出ていることもあって違和感はすぐに散る。仕組みはわからないけれど丁寧な説明書きによれば認可済み溶液を使っているようだ。放射線というとちょっとこわいイメージ出てしまったからなあ。。正直体にどうこうは実感したことはないけど、刺さるような無機物的な湯のぶつかり方は、ここは柔らかめだった。湯温が高いので、このへんの印象は難しいけれど。匂いも控えめ。ここの前に桜館の透明度2センチ級黒湯に入ってたので、全部白湯というのは清潔な感じがして(失礼)白で統一され現代ペイントで彩られた、あまりにも中目黒的な銭湯であり、宮城湯のように新幹線が窓外遠くを通るのとは別の意味で東京を実感する湯だろう。まあ、東横線がすぐ目の前を通るんだけど。だからこその高い木組みによる露天目隠しなのでしょう。

2020/1/16記
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温泉施設はその性格上仕方がないのですが公共交通機関はバスに頼るしかなく、亀有か北綾瀬から1キロ半は歩かないといけません。スパであり入浴料1000円越えるんですが、設備は簡素に見えるし敷地もそこまで広くはない(食事処はあるが休憩場所が殆ど無い!)。でもなんとなくコンセプトはわかるし、当たってるのがお客さんの数や幅広さにあらわれている。大手経営で新しい施設なのに、これは、湯治場の再現を狙った作りだ。メインは内湯のナトリウム-塩化物強塩泉で都内近郊の深層泉では珍しくない塩湯(黄色にやや濁りがあり鉄分があるそうで、効能は若干複雑げ)。広いヒノキ浴槽がぬる湯、その隣真ん中に熱湯(暗くてわからないが味から同じ湯の加温と思われる、ぬる湯も少し加温があると思う)、杓子で飲める冷水が嬉しく、その背後が結構広い岩の水風呂。ぬる湯から屋外が見え、室内は暗く木造や石造りの設備は暗い色に統一、遠目にはほんと湯治場ぽい。サウナもあるが通過して外へ出ると、そこそこ広く木々や岩に彩られた露天。ここの夜間が雰囲気いいらしい。ちょっとおもしろい構造で岩石系の人工泉(とまでいかないか)の薬師の湯、屋根付きの湯、乱暴な作りの寝湯(笑)、さらに普通の露天風呂(普通の消毒された白湯)と、全部繋げて豪快に入らせたほうがいいんじゃないかという気もするが、集団に騒がれない、騒いでも隔離されるということだろう。バスタブサイズの真新しい檜風呂ふたつが謎で、さほど人気があるともおもえないが、最近流行りの壺湯を模したのだろうか。

湯が重いのは予め掲示もされてるし、ただ塩湯はそれぞれ塩が濃いだけでもきつさはあって、ここは鉄分を始めとした成分的にも当たる可能性があるので注意しなさい、ということでしょう。ネットでもここの湯は強いといわれてますね。私は肌が弱く爪も弱く、塩化物泉にもう魅力を感じませんが、湯治場の雰囲気の中、単純に塩湯だけの温泉施設にいると、それだけで癒やされるものはある。曇りの日か夜に向きそう。食事は安いらしいが、自販機が現金決済でごく普通のラインナップに値段だったのも温泉ランドとしては特殊だ。好きな人は好きだと思います。老人大喜びだった。

2020/1/17記
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京急子安駅最寄りとありますが第二京浜沿いのビルで巨大駐車場もあるので、電車で来る人は少なげです。敷地の広さに比べて銭湯部分はそこまで広大ではなく、回転率は高いものの結構混み合いますね。高額なスパではない普通の銭湯値段だし多様な湯は手作り感もあるので「温泉ランド」とはこういうところを呼ぶ言葉と思いますが、単に造語なのでやめときます。目玉はもちろん天然温泉(冷泉)黒湯ですがここは透明褐色、さすがに白湯より暖まりますが物凄く濃いという感じではないです。掛け流しで露天風呂など湯量の多さがわかる勢いです。内湯外湯ほとんどこの黒湯を使っており、色が薄いのでそれと気づかれづらいですが、炭酸泉も黒湯を使ってるので良いです。新しい機械を使っているようで感触が柔らかく、湯も柔らかいので身体には非常にやさしい。無理してきつめの炭酸泉入るより効きそうですね。

他の湯はわりと熱めと感じました。黒湯を前面に押し出した露天風呂(眼の前が幹線なのでやや高めの目隠しですが広めなこともありちゃんと野天と感じられます)はしっかり岩風呂でお金かかってる、これは炭酸泉とかよりもっと入らないと損。車の音がうるさいという人は水泳用耳栓を(これは持っておくとおしゃべりの音も消せるので便利)。ある時期に玉川温泉の北投石を導入したようですが、この露天風呂にも使われているのかな。内湯はパズルのように組み合った各種風呂を楽しめ、バブル風呂の最深部は子どもは立てないとおもいます。深いとこから入ろうとして気をつけてと言われたらほんとに深かった。でも子連れも楽しめる浅いエリアもあるし、硝子で覆われた北投石風呂は北投石でできた箱から湯を瀧落とししてミストサウナ風にしており、また視認できませんでしたが湯桶も北投石を使っているそうで、なかなか凝っています。ただ私はサウナが苦手で、思ったよりもミストサウナだったので頭から打たせ湯を実感してから出てしまっので、例のピリピリする感じはわかりませんでした。これは隣のアロマ湯ことゲルマニウム湯の寝湯(硝子部屋)でも同じで、多分吹き出しの金属箱に体を近づけてもよくわからなかったのでダイレクトに何か感じるというものではないのでしょう。洗い場はシャンプー等備え付け。使いやすくきれいです。脱衣場が狭く感じますが共用部はレストラン部がある。これで470円。楽しめます。









遠くからも人が来るであろう鷲の湯にくらべ生麦事件の生麦にあるこの小ぶりの宮造り(単独宮造りを残しているのは極めて珍しいですね)、どうなんでしょうというところですが全然何かスポーツのステーションに使う人がいるようです。番台形式なものの構造がよくわかんなくて、あまり見られている感じもしません。まったく昔ながらの銭湯でありながら、浴場はリフォームされ清潔な白い感じで明るいです。風呂桶は基本奥壁沿いにまとまってあり通常のレトロ構成、ただよく見ると半分以上黒湯(水風呂含む)で残りはバブル風呂と赤外線風呂(白湯の底に赤外線照射部がある!)という、結構もりだくさん。黒湯は深い熱湯と浅いぬる湯の2桶というのは言うまでもありません。サウナもあります。

それにしても暗い色のタイルのレトロ浴槽もよくメンテされていて清潔。新丸子温泉と時代は似てますが一回り大きく感じる。狭くて休めないという感じが無い、結構混んでるのに。運営のセンスが良いのでしょう。休憩部も脱衣場もぎっちりリフォームして綺麗にしっかり作り直してる、わけではないんですが、さほど狭くも汚くも感じずただレトロという印象で、人の出入りが激しいから休憩しづらかったですがちゃんとソファとかあり小さな庭を見る、こういうとこも昔ながら宮造り銭湯。

さすがに綱島あたりの大規模な宮造り銭湯よりは、幹線沿い立ち寄り湯感は否めませんが、回転は早いしここは活気がある。最後に黒湯は加温かけ流し、熱湯で透明度5センチ前後、ぬる湯はそれにプラス1,2センチ。濃いですね。。ヌルヌルやザラザラはありません。ここで、ああ、やっぱ白湯銭湯とは染み込み方が違うんだ、と思いました。。このぬくもりはもちました。

2020/1/19記
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含よう素-ナトリウム塩化物強塩温泉(少し加温、高張性弱アルカリ性)運営十五年。スイミングプール併設で共用部に比べ湯部はやや小さくもかんじる。施設が一部古くなりかかったり汚れたりはしているがオプションなし平日千円行かない、つまり銭湯2回分とすれば特に文句を言う筋合いはなさげ。やはり塩湯は疲れるな、と舐めてみるとさほど強く塩味はなかったが、のち流さずに出たら身体がピリピリになってきた。そういえば入るときもピキッと何かいったし、塩分なのかphなのかわからないが強いことは確かだ。露天の上の源泉の方にティシュの切れ端のような、多分湯の華があったが、湯の力がきついことはきついだろう。

完全に空いてるはずな時間帯なのに高齢者(+学生)でいっぱい。強い湯をみなさん知ってらっしゃる。露天はそこそこ広いものの、2個目のサウナがあるため3つの岩風呂「しかないのかー」と思わせるような感じがなくもない。敷地面積はスイミングプール&共用部を除けば大手町温泉以上SAKURA以下。スイミングプールと更衣室が同じため、前者寄りだ。湯屋専用の共用部もなく、こういうとこは古い施設の構成なんだろなあ。湯だけが目的ならここは安くていい。シルク湯(炭酸泉と入れ替え)も湯温が少し高く、雨の中でも木の屋根の下にいればいいが、集団がずっといたりして、どうも落ち着きなく出ることになった。回転が早いからいいんだろう。近所からの通いに向く。




2020/1/23記
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過去からの硫黄臭〜1999年のガイドブック東京温泉ランキングからどれだけ減っているのか(衝撃)

2020年01月17日 | 東京温泉


おわあああ、ここまでとはー!
このウォーキング地図には蒲田温泉散歩ルートもありますが、

銭湯絡めなきゃ成立しない!

見にくいね。

かきますか。つぶれたランキング湯。
泉質がバラエティに富んでるのに驚きますが、時期的にアバウトだった可能性はあります。塩化物泉がそんなに出てたとは。

廃業
麻布十番温泉(越の湯と1,2階で古い都市型温泉センターを形成、鳥居坂下から蕎麦屋に行く途中で、面白い場所で至便なので多少高くても行くつもりだった。いつのまにか見えなくなって、いま調べたら2008/3はいぎょう!なぜ気づかなかったか!ちょうどこのあたりを昼間にうろついてたころ!)料金が温泉ランドだったらしく、その面もあったか。

新宿十二社天然温泉(地下湯でけっこう入るのは高いけど、新宿は運び湯でもそのくらい取る。広い濃密黒湯を浴びることができた。埋められたらしい。惜しい)

浅草観音温泉(花やしきに行く手前に、レトロで大きな社交場的蔦の建物があり、左下にみんな使ってる温泉があった。至便の名所。入りそこねてたら潰れてた!2016/6ボイラー故障で廃業ってまじか)

荏の花温泉(建物は本編のブログに書いている通り宮造りで保存され見学もでき、屋内釣り堀になっている模様。2000年にはまだ営業してた。このへん住宅街では枯渇の可能性もある)

以下は休業(多くはやめちゃうか):
大江戸東山温泉(目黒区)
久松温泉(主人が懸命に維持してきた名湯だが最近休業、黒湯枯渇の噂)
辰巳天然温泉(枯渇とのこと)



ふたたび廃業
池上温泉(こんな大きいとこもいつのまにか。名前は違ってもこのリストはほとんど蒲田の周辺ですね)
えびす湯(ここがゆ〜シティ蒲田の項目で私が書いてた繁華街内の黒湯っぽい。盟主な位置づけだった。レトロで石使ってた。ど真ん中過ぎたか。惜しい。)
第二淡島湯(世田谷区池尻)
第三エビス湯(渋谷区上原)
銀座湯(北砂)

ちなみに上野の江戸時代からの有名な黒湯、蛇骨湯も今年閉めたとのこと。。



なんで2018/10になって温泉に目覚めるかねぇ。
新しいものもできてますが、惜しいのはメタケイ酸でも重炭酸ソーダの単純泉でもない、塩化物湯(強塩泉)とか他の成分が売りになってるとこ。混ぜてなければ貴重なのに。

ううう

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2019/11/11日誌:昼の徘徊・ザ・東京温泉ウォーキンズ3池上(環八〜光明寺〜武蔵新田〜桜館〜池上)壱の湯追記あり

2020年01月16日 | 東京温泉
黒湯で知られる大田区の温泉中では比較的新しい。コンパクトだけど中は広くて使いやすく(ニの湯にはいりました)昼間っから地元の方の利用が厚い。12時よりやっていますがなかなかすきません。お湯は透明度2センチに達し、薄めもしていないそうですが、ヌルヌル蒲田温泉にくらべては墨くらいの色&肌触りで軽く、ぬるくていつまでも入っていられる(ときもある)。湯船は入りやすく作られてて広く感じる。温泉と薬湯にわかれてます。洗い場も広く銭湯の機能もしっかり(470円です)。タオルやシャンプーなどはバラで借りたり買えますが持参が無難。休憩場所少し(別フロアの稼働不明)。地域密着。

(2020年追記)屋上の露天風呂についてですが、まだ入ったことないです。まず冬季ほぼ閉鎖、基本的に土日祝のみ、しかも「壱の湯」にしかないので男女月2回の入れ替えで、根本的に入れないことが多いです。大変複雑なので事前に問い合わせるがよし。悪天候閉鎖もあるとのこと。壱の湯は構造が複雑で、屋外の水風呂やスチームサウナ、シャワーを使わなければ、湯船自体の大きさも含め入りやすさはニの湯です。観桜季はどんななのかな。


はい、温泉までウォーキング。いいかげん環八くだるの飽きたなあ。


鵜の木。光明寺手前で切り通しから裏道に入ります(環八沿いは裏道が繋がってないので注意)

昔は良い風情だった光明寺池。多摩川の流路変更の名残だそうですが、もう長いこと高いフェンスで区切られている。新田義興祟り伝承のある塚ももつ環八沿いの大寺、光明寺は境内整備が気長で、境内池側の一角も同じく高いフェンスで囲っている。なんでも昔、子供の水の事故があったというが、さだかでないです。






フェンスの隙間から水面が。葦が茂ってますが、季節により奇麗な三日月型の水面を近くのアパートの上から見ることができます。お寺の崖下に溜まるようなかんじですね。
動植物、保存されてるだろうなあ。

あんま覚えてないくらい遠い昔にシャットアウトされた。昔の本には載ってる。

環八に合流する手前の辻に古い道標。上が欠けてますが、お寺の付属と読めます。年号も半分欠けてますが、まあ、ここだと池上本門寺関係でしょうか。



根本の台石、異常な鉢状穴!道標で日蓮宗関連の石碑だとこうなる。







2面に道標。




現地に立ってる事自体がなかなかおもしろい。

環八少し先から池上方向へ左折していきます。
なんだかんだここくらいまででウォーキング的には十分です。もっとももう近い。




お寺もちらほら

はい、到着。道が広いので商店街感ないですが、ここはほんとに何気ない。

昼からやってますがひっきりなしの高齢者さん。大人気だ。中はあまり休むところはない銭湯感。二階などおやすみでした。

はい、大田区温泉の説明はこれですべてです。藻。

脇道はちょっとした温泉街というか商店街というか。


また来たいと思う、くつろぎ感のある館内、バランス良いお湯でした。
効いた感はまあまあというかんじかなー。意外と目眩もおこさずすっと抜けた。

おしまい。東急池上駅がすぐそば。疲れはしましたが、これウォーキングなのか?8キロもいかなかった。



今回のウォーキングコース。Google Mapの埋め込みができないのでやむなくキャプ。起点は目安です。Google Mapが最短でつないだコースなので、光明寺池の寄り道など含まれておらず、この通りに歩いたわけではありません。実際の距離はもう少し長くなっています。
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2020/1/10、11日誌:昼の徘徊・ザ・東京温泉ウォーキンズ42,43最終回(大森駅←→平和島温泉/飯田橋駅→新宿山之手七福神→テルマー湯→新宿駅)完成版

2020年01月15日 | 東京温泉
さて、最終回とします。東京温泉に行き尽くしたわけではありませんが、一般向け温泉銭湯およびスパの最高点をクリアすればもうあとは下がるだけなんで、、、すでに上位に名の出る温泉銭湯(透明メタケイ酸(高級井戸水)オンリーのところを除く)は網羅しました。一方でめまいが再発し背筋痛が激化する体調を考慮して、ウォーキング+温泉というやり方は終わりにします。ダイエットは成功しました。2キロリバウンドしていますが、食事とウォーキング(初期はランニング)を今週激しく体調を壊すまでやったので、肉体的限界と思いむしろ食べる方向へ行きますし、ウォーキングとりまやめます。回復し、東京にまた温泉が湧いたら再生するかもしれません。おつきあいありがとうございました。最後は平和島と決めてましたが都合によりテルマー湯にします。このペースでまだ続けたりして。ともに1000円以上のスパになります。

4.平和島温泉 含ヨウ素・ナトリウム-塩化物強塩温泉 



〜夜のウォーキングになりました。昼なら、この時期なら品川東海道をゆく東海七福神(15日まで)と組み合わせるのがベストです。大森駅から大森海岸駅を通過して右折するとそんなに遠くない場所に弁財天。中世には海に突き出した弁天さん、江戸時代も海沿いの田舎というロケーションという、磐井神社です。










磐井の井戸で有名。なんとなくこののっぺりした風景は、夜になるとわかりますがおもっきし埋立地で海際の雰囲気に満ちてますね。ついでながら右の奥はもうすぐ大森海岸(人工)だそうです。戦前は自然の海水浴場でありのりの養殖でしられた大森海岸でした。大森海岸(人工)の対面に平和島、そこにもう平和島温泉がすぐです。となりがボートレース施設。平和島温泉から早朝だけ外の景色が見えて羽田空港利用者に好評らしい。
















広々としたスペースの使い方、アトラクション的構造はさすがバブル期に生まれた2000m級掘削温泉。海なので掘れば塩水が出そうですが、大深度掘削は冷泉でなく温泉を求めてる面もありますね。塩泉なのは言うまでもなく、黄色透明でけっこうきつい。細かい説明は省きますがラクーアが放棄した一般浴槽からのテレビ鑑賞(ラクーアはかつてサウナのテレビを透過して見られたかと思う)、これは久が原湯なんて銭湯でやってますが、あんがい暇を持て余す温泉では、人を集める要素だと思う。値段は一時間料金ならまあまあ通えますが、それでも1000円以上だと近所でなければ来ないかな。設備はもう最上級。長くやってるだけあり、閑散期に来ても貸切状態にはなりません。テレビはアリーナ型の円形浴槽の真ん中にあり、一番上が炭酸泉、中が座り湯、下が塩泉となっており、炭酸泉のぬるい中でタイミングよく暇つぶしになるテレビがやってたら動けなくなりますが、混む時間帯だとそうも言ってられなそう。ここから早朝は外の景色、海が見られるようです。ここを知ってたら羽田早朝便に乗るときとか使えたなー。旅行者や出張者は、多そうです。座り岩盤浴はいまいちよくわかんなかった。サウナ苦手なのですぐ出た。ああいうの得体のしれないぬるぬるしてていやです。

浴槽の広さと、立体的構成はかつてのラクーアを思い出させ、スパリゾートハワイアンズのミニ版というかんじ。寝湯が温泉なのはポイントだ(でもちょっと熱い)。こういうとこは集団が来て設備を一つ占拠するもので、あれだけ空いててもサウナぎっしりだったのはちょいと。。

スパとしては堂々とした老舗の貫禄で、設備の良さは折り紙付き。根本的なタイル汚れなんかはもう取れないから仕方ないけど、まあそんなとこは目立たない。最高に清潔とは言わないけど全く問題なし。一時間コースでしたがギリギリで焦りました。大森駅から百円送迎バスが往復してますが歩いて往復3キロ強なのでウォーキングとしてはそうすべきですね。

これで大団円…ではなく、


45.テルマー湯 <運び湯:中伊豆>ナトリウム・カルシウム・硫酸塩温泉(低張性・アルカリ性温泉)塩味なし

はい、ほんとは神楽坂で甘酒買って、新宿山之手七福神めぐるだけでしたが、寒くて入っちゃいました。正真正銘最後、ふんぱつしましたよ。普通に行っても他のスパの倍する新施設テルマー湯。



※すごく人気の七福神になってる理由は全部御朱印対応するところで、御朱印は統一価格300円だから人形400円より安い(人形実物は良いけど)色紙にもらうときも宝船含め他のようなスタンプではなく手書きだから。わたしはこのバルサの宝船が欲しかっただけなので、、、宝船通年なんだが、、、

<新宿山ノ手七福神>目黒の東京最古をうたう(谷中・向島(隅田川)とどこがほんとなのか基準もはっきりせずわからない)山手七福神と区別した名前、一部は実際に江戸時代から信仰されていたのでこういう扱いをされた可能性があるのかもしれない。歩きやすいけど抜弁天近辺が超わかりにくい。。

毘沙門天(開帳(本尊(綿のおばば???)前立の位置)、撮影不可)





善国寺
新宿区神楽坂5-36

大黒天(前立のみ開帳)

経王寺
新宿区原町1-14

弁財天
厳嶋神社(抜弁天:道に挟まれ通り抜けられることから)(開帳なし)

こんな鳥居構成。
新宿区余丁町8-5
※ご朱印等は少し離れた西向天神社(富士塚の残骸がある)で
西向天神社















新宿区新宿6-21-1

福禄寿(木像もあるが同時に近年掘りだした変な形の石を見立てている)



永福寺
新宿区新宿7-11-2

寿老人(ちっちゃい木像をすごく高くて遠いとこに祀るが撮影可能)
法善寺(雰囲気良いです)
新宿区新宿6-20-16

恵比寿神(開帳なし、刀傷のある異形の手水鉢で有名(整備されていたので今回ちゃんと刀傷を確認できました)、ほか平将門とのかかわりを憶測されることがある)






稲荷鬼王神社
新宿区新宿2-17-5

<ここでテルマー湯>

布袋尊(童形、通年)
太宗寺
新宿区新宿2-9-2









大混雑だ。旅行者も歌舞伎町愛好者も成人の日集合者も、、、新しい施設だけあって最新管理でギリギリ不快な思いはしないですんだし、値段の分の人件費は神経質なほどのプールみたいな水質検査に床面清掃、窓口応対と、いや、まあ、会員になりました。。

ここは運び湯です。伊豆なので横浜の万葉倶楽部と似てますね。透明で体にちょっと響くような湯ですが明確に見えるもの泡など)はない。あちらのほうが加温も柔らかく長く浸かることができそう。まだ、施設としての完成度は万葉倶楽部が上。ロケーション違うけどね。拾いは広いが露天も単純な四角形で、脇には四角形の寝湯。この寝湯は竹垣に覆われ、なんも工夫はないと思われるのに何故か無茶リラックスした。寝湯の床面を上に上げて、みっちり詰まって騒ぐ集団もいる露天風呂と切り離しているからだろう。内湯の炭酸湯も結構広い。少し熱いかなあ。シルク湯はあまり人気がない。これも熱い(外国人はきついよね)。薬湯がなぜか冷水だけで苦笑した。サウナは行列作って嫌(集団)。ほかはふつうかな。

シャンディガフ最高。完全睡眠可能な個人ソファベッド部屋もあるので外国人のバックパッカー的な人はホテル取れなかったらカプセルよりこっち選ぶでしょう。

あと、、、自販機ほしいね、、、

はい、






おしまい!

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2020/1/4日誌:昼の徘徊・ザ・東京温泉ウォーキンズ39(大師駅→川崎大師→日の出おふろセンター→霊亀石→かまぶろ温泉→中島湯→政の湯→桐の湯→南武線尻手駅)完成版

2020年01月15日 | 東京温泉


正月と言えば川崎大師。しかし混む。

川崎発・京急大師線は新井薬師同様、一駅だけの短い電車ですが、今回のウォーキングの起点は川崎大師なので乗ります。

広々とした屋台道を折り返す形で参道へ・・・のはずですが。







参道どころか境内も遠く見えない状態。4日なのにこれか・・・

近寄って脇から参拝も無理。これでは時間オーバーで本日の行程「5湯」をこなせない。断念しました。結局角っこの塀の外から見えない本堂を拝んでおしまい。





















横の大師公園を先へ行きます。このあたり鶴橋や新大久保みたいなエリアでもあるので、昔は焼き肉屋が多かったですが今は知らん。立派な庭園があります。

もう東京湾横断道路も視野に入るような川崎の先へ向かう寸前に、最初の湯があります。ここは朝のせいもあって無茶すがすがしかった。









日の出おふろセンター
このあたりに多い食塩泉というが色こそ黄土色透明(濁りあり)なものの塩味はない。むしろすぐ肌がつるつるになる重曹感がつよい。ぬめりもなくはない。天然温泉は露天風呂だけだが、内装もしっかりし広い。露天には水風呂もある。浴室も広めで最近キレイにしたらしく脱衣所もすごくキモち良かった。雰囲気もいい。屋根の形からもと宮造りだろうか。露天おすすめ。自在シャワーうれしい。





















ここで切り返し、川崎大師の南を川崎方面に戻っていきます。

石観音堂は久しぶりでしたが、堂宇が減ってる気がするし、冬のせいか伐採中なのか冬枯れか荒れた印象がある。海中から亀が押し上げた霊亀石(自然石の手水鉢で船の形をしている)は江戸時代に信仰を集め、おそらくそれはかなり短期間の盛り上がりで、といってもどこもこういう物件はそうなんですが、もう少なくなった石仏の年代も偏りがあるように感じた。何より、知ってはいたんですが、つか20年前まで何度も来てフィルム写真も撮ってるんですが、鉢状穴がえぐい。知らない人が見たら火山岩かと思うだろう。ぼこぼこ。そばを道路が通っており、あきらかに道標的な使われ方をしていて(門前に道標石柱もあり)とくに日蓮宗関連でなくてもそういうものは穴を穿たれたことがわかります。古い手水鉢も石塔もボコボコでした。



他にも石仏に見どころはありますが、先へ。そこそこ歩くと次の湯です。















かまぶろ温泉
ちょいレトロな風情だが入り易く清潔で広く、人気があると思われる。ゲルマニウム温浴は謎の白湯。あたたまるらしいが時間が必要。浴槽が広い!内湯しかないがサウナと水風呂、おそらくあかすりは2階部。奥まった天然温泉は薬湯とあったが今日は純粋な塩化物泉。塩味がするがさほど強くないから肌が弱くてもok。肌ツルツル&ヌルも。ちゃんとしたシャンプー等完備。仕事前終わりの早朝6時からやっており、重要な施設だ。

塩湯なのはポイントで、データ上このあたりみな塩が入るはずなのに塩味がしっかりしません。ここはお味がちゃんとしてました。(注)飲まないこと
味よりも、色が黄土色なのがこのへんの湯の特徴です。
次の湯は公的ポスターとかに出てきます。













中島湯
かまぶろ温泉に近いこちらは商店街内にあり同様に人の出入りは激しそうだが、なんとなく鄙びた雰囲気がある。ちょいレトロでも清潔だが他に比べすこし対応が事務的。朝5時からやっているらしい。温泉でも黒湯ではないんだよね。ナトリウム-塩化物泉とされるが塩味はない。少し濁る黄土色透明。浄化槽ぽいとこには澱が浮かび、タイルには小さなとげとげが伸びていて確かに成分はあるのだ(測ったのが1988年なので今はどうかしらん)。ログハウス風露天風呂が広く穴場。人工北投石(玉川温泉の原料を再構成しているのでほぼ同じと考えていいか)が仕込まれた静かな鉤状の風呂は落ち着く。そういう凝った構造をもちます。浴槽は全般広め。

外国人もきてました。





















ここからは競輪場ヨコを突進して川崎駅に向かいます。川崎駅のそばといっても、ちょっと横浜側にずれますが。ここも超有名。正月なのにやっててよかった。

政の湯
川崎駅至近。一般的な黒湯付銭湯の湯船構成で、成分は黒湯。塩化物・ナトリウム-炭酸水素塩泉だが塩味はない。褐色透明の上さらに加水しており透明度は計れないくらいの薄さ。体表がいつのまにかぬるっとするくらいツルツル成分はあるが、広くない浴槽の半分は仕切りなしに電気風呂なので苦手な向きは注意。ひとつしかない寝湯は極楽。こちらはすこし沈殿物で濁っている気がする。天井が高く、対して共用部はくつろげる居間の雰囲気で、人気はあると思う。回転が早い。観光より地域利用やランナーサイクラーが多そう。

ここは知っておくと川崎近辺に来た時重宝します。

















さて、ちょっと川崎駅で休んだら越えてさらに歩きます。最後の湯へ向かう体はもうぼろぼろ。温泉は体力を使うのです。脱水にも気を付けましょう。

桐の湯
古い感じのマンション銭湯で、中も少し広いくらいの一般的構成。だがここは湯。肌触りが黒湯なのに黄土色、透明度は20センチ。普通にナトリウム炭酸水素塩泉なのだ。加温しすぎてよくわからないところもあるが、ツルツル系。ヌルザラはない。意外と良い。塩味なし。

個人的に桐の湯は入る前とあとのギャップで好きでした。脱衣所で、目の前で屁をこかれたのは蒲田の改正湯以来だw改正湯はかがんだ目の前で布なく直だったので悪質だったけどね。もう行かないからいいや。







桐の湯からゴールの駅はもうすぐです。

おつかれさまでした。
すごくたいへんでした。。
正月4日でもみんなやってたので、来年チャレンジしてねw
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2020/1/7日誌:昼の徘徊・ザ・東京温泉ウォーキンズ42(上野駅→東京科学博物館→弥生美術館・竹久夢二美術館→六龍鉱泉→根津駅)完成版

2020年01月13日 | 東京温泉


正月ということでミイラみてきました。子供ばっかりでしたが女性も多かった。いつも展覧会や展示に行くと中高年男性が多いんですが、中年以下の女性(多くが家族や子連れですが)というのは、正月休み明けならではなのかなあ。

展示としては珍しいヨーロッパのミイラ(ほとんどが沼地に落とされた殺人事件の被害者)、アジアのミイラ(東博・科博と日本の研究者所蔵に東日本大震災被災の福島の江戸前期即身仏というかんじ)がよかったですね。子供、江戸っ子兄弟のミイラや学者のミイラでよく泣かなかったな。

天気が悪く、ウォーキングとしてギリギリの距離を確保して、東大本郷キャンパスのほうにある近代庶民絵画の弥生美術館で雨宿りすべく往復しました。時間を見て上野の山に戻り、入湯です。








大仏山のこの石仏たちは幕末明治初期の写真にも出てきたと思います。





鐘楼は江戸時代の巨大な石積みはないようです。場所は大仏山の対面、精養軒に降りる手前で変わってない。明治初期からこの向こう、山の上がわに精養軒とは別の料亭があり、よく絵や写真にえがかれました。



惜しまれつつ引退したモノレールの名残。

不忍池北の住宅地を根津の方へ。



お稲荷さんが多い。江戸の名残。





竹久夢二のレリーフですね。

高畠華宵、児童書籍の挿絵でしられる精緻な画風の画家。美少年美少女を描いた絵が有名で、大正から戦前の風情をよくうつしている。弥生美術館はこの人と密接な関わりのあった私設美術館でした。なんとなく瀟洒な美術館が竹久夢二美術館とつながってあります。今回は国芳の系譜、芳年の系譜として現代の挿絵画家につながるちょっとマイナーな画家を特集してました。同じ系譜でも上手い下手、面白い実直は如実にでるしそれが売れ方につながってるなあと。中には印刷や版画ではない大判の絵もあり。印象的なものも。でもロマンチックだなー。そして他の流派を取り込んで70年代にはすっかり劇画になる。







夢二は苦手。ただ戦前の女学生特集やモボ・モガについては身近に聞いてきたもので、資料も集めようとしなくても集まったりしたので、すんなり見ました。





上野の山下に戻ります。鴎外温泉水月荘のすぐ近くの路地、学生が秘湯と呼んでいた。





六龍鉱泉
小ぶりの宮造りで路地の先にある。鴎外温泉が大々的に宣伝している先、ひっそり伝統的な銭湯のさまが今の子には「秘湯感」らしい。とても懐かしい感じがしたが、番台でも良かったのに、というのは今の子ないし観光の外国人には受け付けられないのかな。フロントができている。混み方は普通だろう、やたら混むような話が出てくるがオンタイムはどこも混む。ここの特徴は透明度50センチくらいの黒湯だけで湯桶が占められ、狭めの浴槽は深い熱湯になっているが、いずれ、熱い。常連でなければ自分で薄めたり掻き混ぜたりはできなかろうし、わたしは平気なのでいきなり熱い方に入ってしばらく立ってたが、出たら足がヒリヒリしてきてびっくりした。ぬるい方も気を抜くと(人がいなくなると)熱くなる。黒湯らしい熱い感じではあるけれど、単に温度が高いせいなのかとも思う。ゆっくりするタイプの浴槽じゃないな。でも鴎外温泉がほぼ透明なのに比べて黒湯感は味わえていいだろう、いずれにせよ。カランにムラがある。でもシャワーが自在でシャンプー等完備なのはありがたい。温まりすぎた身体を小さな縁側で冷やすのもまたよし。ここはロケーションが良いですね。


おわり。
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2020/1/5日誌:昼の徘徊・ザ・東京温泉ウォーキンズ40(矢口渡駅→草津湯→ガス橋(平間の渡し)→第一天神湯→バス〜武蔵小杉駅)完成版

2020年01月12日 | 東京温泉
前々から多摩川をまたがる大田区と川崎市の温泉地帯を地続きに実感したいと思っていました。そんなコースです。一日に5湯などもう限界だったので、2湯にしています。出発点は矢口渡ですが、渡る橋は武蔵新田側のいわゆるガス橋(平間の渡し跡、ここの渡し自体は早くに橋にとってかわられています)です。多摩川大橋は最近人が水死したし、正月だし。


矢口渡と武蔵新田近辺にまだいくつも温泉銭湯が残っているのは今まで書いてきたとおりです。それでも蒲田や久が原のあたりなど、無くなった有名温泉銭湯も多い。大田区が巨大マンションでベッドタウン化したため銭湯を使う人が根本的に減っているのだろう。多摩川沿いはマンションエリアで、内陸は旧市街エリア。旧市街エリアには温泉を含む銭湯が残ったということだと。対して川崎は広い市ということもありますがそのての開発再構築の速度が緩い地域がある。武蔵小杉や日吉はかなり変わりましたが新丸子等々力(市民ミュージアムのあるところ)あたりは平屋も多く残ってます。というか東京側とは密度が違い、土地に凹凸の少ない、平面が多い気がする。










多摩川線沿線から多摩川までの道は平らでわりと楽しいです。矢口にしたのはウォーキングの距離の関係ですが、もうひと湯入るなら矢口のほうが銭湯多いかな、という感覚です。というわけで正月で不安でしたがやってました、矢口渡駅から商店街を少し北上すると草津湯です。

草津湯
鉱泉と漠然としているが成分からメタケイ酸を少し含んだ黒湯か。褐色透明で小さな浮遊物で濁る。感触的にはやわらかい黒湯。しかしここはとにかく広くて設備がなかなかいい。レトロではあるが、広くリクライニング(?)チェアを多数そなえた共用部が素晴らしくいいし、露天風呂のバスタブに半身浴する形で打たせ湯になっているが、下半身湯に浸かり座って打たせ湯は、ラクラク。窓の外は一階の屋外だし開放感がないこともない。温泉浴槽が少し小さいが、他の浴槽やサウナは良い。サウナは無料かな。シャンプー等完備。桜館は客層が悪いとこちらを使う人もいる。駅チカだし高齢者リピーターは昼から多いな。12時から。

名残惜しい湯(休憩室)でした。もう半分スパだな。






村社クラスの知らない神社がまだあるなあ。

地味な刻銘の力石は新しいものが多いという偏見。



お寺もある。

気がつくと新田神社商店街に来ていた。さすがにやってないか。

川に向けて道は広く、建物は大きく。




こまかな史跡や石仏は以前の記事にまかせておいて、ナビで設定したとおりに歩くとガス橋。私は初めてでしたが富士山が見えて感動しました。






台風の爪痕はこんなです。



















川崎に入ると、川崎のやっぱり村社クラスの(八幡さまなので村社ではないか)社。こちらは少しにぎやか。もう次の湯も近いです。











どんどん歩いていくと、路地から商店街に行き当たる。

左にハイ、第一天神湯。


第一天神湯
明るい採光ガラスに広く高い天井、番台方式の古き良き銭湯。浴槽はやや少なく、黒湯は狭いがしっかりした漆黒。30センチくらい透明度はあるものの、ヌルヌルやザラザラもなく、かといって湯は重めなのでしっかり温まる。普通の黒湯成分に塩化物が加わるというが塩味なし。

〜ここは好きな人がいるのもなんとなくわかります。レトロ好きは建物の見た目にだまされないように。時間の都合上はしょってしまった。。休める場所が分散してしまってるかな。





薪が見えます。


バスで武蔵小杉駅へ。おつかれさまでした。

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2020/1/6日誌:昼の徘徊・ザ・東京温泉ウォーキンズ41(ときわ台駅→さやの湯処→板橋天然温泉→板橋本町〜巣鴨←→東京染井温泉→茗荷谷駅→小石川七福神→ラクーア)完成版

2020年01月10日 | 東京温泉
正月。地獄の東京温泉行脚も終盤です。銭湯に疲れると1000円台の高級スーパー銭湯に走る。今回は板橋の有名湯と東京の有名湯をめぐることになります。それだけではウォーキングの意味が不明なので、正月定番・七福神巡りを組み入れました。


<板橋コース>

まずは池袋からときわ台駅へ。前野原温泉さやの湯へ向かいます。都内唯一の硫化物も混ざる深層泉ではなかったかな。うぐいす色の湯でとても有名です。駅から歩くのでウォーキング感ありますが、道中なにもなくいささか平板ですね・・・普通の都内の住宅地のようなかんじです。さやの湯処は巨大な敷地ですが、宮前平や綱島などの高級温泉ランドに似ています。チェーンか、関係があるのかな。


前野原温泉さやの湯処
文句なし23区内一の強い塩泉。含ヨウ素-ナトリウム-塩化物強塩温泉(高張性中性)。鉄の味がした。深層採掘らしいがうぐいす色というより白濁に黄色がかった(透明度40センチくらいか)露天源泉かけ流し風呂は早い時間でも満員で、夏ならほぼ加温不要の温度36.9。うっかり流さないで出たらかゆい。。メタケイ酸も豊富だ。なぜか加工風呂(これも露天)の大風呂と3つの壺湯は黄色っぽいほぼ透明で、味は塩なので何を加工してるのかようわからん。こちらはすこし温度低くしてほしいところ。源泉はすくう網があるが、ゴミ以外はうかなそう。ふたつのサウナは知らんが全般熱めで、寝湯以外ゆっくりできなさげだが、これは良い。混まなければ。あと、共用部少ないかな。座敷にひとりぽつん。値段は800台クラス。安いのね。人工炭酸泉があるのもポイントか。外国人も。

ここからさほど遠くないところにもう一つ、こちらはやや値が張るぶん、まるごと温泉ビルが広々としている、広々としすぎたのかもしれません。忘れましたがこちら2個所とも送迎もあるはずです。


板橋天然温泉スパディオ
正直高いです(食事はそうでもない)。そのぶん、ゆっっっくりできます。建物はプールみたいに広いし。まったりしてます。適度にほっとかれるので露天で防水mp3プレイヤー試運転してしまった(禁止はされてないがあんまよくないですね)。塩湯(深層採掘、コーヒー系褐色透明、露天は泡立つジャグジー温泉もあり、内湯は広い、わずかに湯の花、鳥の羽根のようなやつ)なので、やや熱い程度でも長湯は難しいが、こうすいてるとあとの予定をすっとばして休んでしまいそう。たしかにウェブクーポンで1800円強(タオル館内着コミコミ)は考えてしまうか。39.2度なので加温はあると思う、循環はありげ。含ヨウ素-ナトリウム-塩化物強塩温泉(高張性弱アルカリ性)。

武蔵野そばを食べました。こしがありました。

板橋本町駅まで歩きます。この二か所のはしごで一応ウォーキングらしき距離はとれます。晴れていればこれだけで完結としてもいいでしょうね。

巣鴨まで都営三田線。

>巣鴨駅チカにSakuraはあります。ウォーキングにならず。バス送迎あり、あたらしくて実に高級感。銭湯の標準からしても巣鴨の年齢層ではないですね。

東京染井温泉Sakura
巣鴨商店街の向かいすぐ、スイミングスクール横にあり、食事利用だけの人もいる(不可の場合あり)。ここは温泉施設ですね。高級感があります。平日普通1320円。この施設ならわりと安めか。共用部がしっかりしてますが脱衣所は少し狭いかも。浴室も敷地は広い方ではないですが室内枯山水とか銭湯ではないな。チルアウトなる美味い汁があったよ。湯は含ヨウ素-ナトリウム-塩化物強塩温泉(高張性弱アルカリ性)と前に同じ。湧出時は透明だが溜まると黄色みが出て、今日はありませんでしたが黒い湯の花が出るとか。ここは純粋に塩でした。うーん辛い。露天も塩(内湯はぬる湯ですがもっと低いといいかも)、プラスでシルキー湯。すがすがしく空が見え広いです。岩盤浴が売りみたい。別料金。気がついたら予定より30分長くいた!バスで駅までショートカット。

<茗荷谷・小石川コース>

>さて本日の本当のメイン小石川七福神。
茗荷谷から東京ドームまでのやや短いコースですがわかりにくかった。
平成7年設定されましたが一部古くからのものがあります。
配布されるコースガイドには一周ぐるっと回るものがありますが、片道で十分です。

※林泉寺(縛られ地蔵:現在二代目を堂に飾る・旧像修理中)があります。
深光寺(小日向4-9-5)※滝沢馬琴及び一族墓で知られる名刹 恵比寿石像
徳雲寺(小日向4-4-1)※道を誤るとわかりにくい、立派な男弁天(宇賀神体)
極楽水(マンション庭園内・宗慶寺脇)※女弁天(白蛇体)の小祠
宗慶寺(小石川4-15-17)寿老人新像、本尊は平安仏の模様・墓地非公開か
真珠院(小石川3-7-4)布袋石像・木像(本堂脇堂宇内)※ミニ胎内巡りなど楽しい
福聚院(小石川3-2-23)伝通院前唐辛子地蔵で有名、その脇と本尊(武像、鎌倉期か)が大黒天
※沢蔵司稲荷の宿る大木が結構青色吐息・・・
源覚寺(小石川2-23-14)こんにゃく閻魔で有名、最近整備され塩地蔵や海外から帰還した鐘、こんにゃく閻魔の拡大写真などわかりやすくて見やすい。土曜朝の番組でCMでもおなじみ※毘沙門堂に新しい木像
東京ドーム※福禄寿石像、夜はわかりにくいので注意(ジョイポリス脇の空中道路から植え込み内)朱印等はそのそばのインフォメーションセンター前に放置され勝手に押せます(このコースはお寺によって温度差があり、代金はもらわないというところもありました。この東京ドームの福禄寿も小石川後楽園にあったものですが閉園日対応で移されたらしい)








改築前↓

参考:南蔵院(現)のしばられ地蔵↓ほかに品川にもあります




























石川啄木終焉の地がミニ資料館に。











非公開かな。












































古石川七福神のラストは闇に非常にわかりにくい、東京ドームわきの草むらの福禄寿です。ちょっとオーバーしましたが戻って、なつかしのラクーア。超有名深層温泉スパです。20年弱前よく行きました。すぐそばに勤めてましたし。

>スパ・ラクーア
ここの難点は値段かな。他の温泉ランドの倍近いのはきついよね。でも外国人も日本人家族も来るため混んでいる。できたばかりのとき通っていたが、そのころの構造と少し異なっていた。並列に比べられるのは万葉倶楽部横浜だ。しかし露天のシルキー炭酸湯を除き塩湯(ヨウ素-ナトリウム-塩化物強塩温泉(高張性弱アルカリ性))なので、身体がきつくなってくる。長湯がしにくいのだ。逆にさほど広くないシルキー湯は混んでいる(外国人が透明な塩湯を好まないのだろう)。温泉だが質を保つため加温していて、褐色透明、ただかけ流しゾーン(だよね?)はちょっと濁っている。炭酸を混ぜた塩湯も濁って見えるが、長く浸かるにはきつそうだ。塩分濃度の差は温度に比例しているよう(高温(でもないけど)浴槽に注意書き)。ミストシャワーやらトルネードシャワーやら細かい仕掛けは多いしサウナも良さげだが、サウナからテレビが見えてた気がするんだけど、そういうのないので防水ヘッドホン(操作が謎なので毎度苦労)。なんか二十年を経ての流行りのリニューアル温泉のていだな。気持ち悪くはないが、若いサラリーマンの集団がとにかくじゃまだった。塩湯の質は巣鴨と変わらないので、土地代かな。

>ものすごく疲れました。

やめる。
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2020/1/8日誌:<ラストスパート>昼の徘徊・ザ・東京温泉ウォーキンズ43(綱島駅←鶴見川→綱島温泉湯けむりの庄)完成版

2020年01月09日 | 東京温泉
もうそろそろこのシリーズは終わりにさしかかっています。既に回った中でよさげなところの再訪がメインになりかかっており、無理して横浜だの浅草だの行くほどには、今までの黒湯に比べれば魅力を感じなかったり、単発で(他は廃業)、密集もしておらず史跡もすくなくコースが組みにくいとか、今までの良い湯の思い出を上回る気がしないのです。今日はじつは最初に行きたかったところ、綱島温泉の新盟主、チェーンのようですが地元源泉の新鋭温泉ランドである湯けむりの庄を選びました。生麦の黒湯やメタケイ酸の宮城湯は別で行くとして、黒湯でなく塩湯のようですけど有名な平和島温泉を残し、「東京温泉ウォーキンズ」は終了したいと思います。我ながら体がよくもった。3か月の強行軍はおすすめしません。目眩で歩くのも辛く、温泉のはしごのせいで自律神経は乱れまくり、手指は傷だらけ、肌は荒れまくり、筋肉はウォーキングとダイエットでぼろぼろです。。

綱島駅から三ッ池公園方面にけっこう離れています。鶴見川をすぐに渡っていきますが荒天だとはっきり言ってやめたほうがいいです。車か送迎バスにしましょう。ウォーキングとしては往復3キロ(gooleマップはポイント周辺の歩行を省略し短く出がちなのでもう少しあります)あるので短めですが成立はしています。


東急綱島駅工事中。

鶴見川不穏。

しかし大通りを左折して三ツ池方向にずーーーーっと行けば右にあるという単純な道です。

この先ですね。奥まった巨大な建物です。
フロント手続き、バーコードキーで全決済ロッカー開錠は今時のおしゃれ温泉ランドとまったく同じ。建物内のホテル感は相対的にはそれほどでもなくスポーツクラブがあったり購買場が雑然としていたり、人が多いのでそれでも気にならないですが「おみやげで採算をとる系ではない」ことがわかります。万葉倶楽部を想起する宿泊サウナのような構成ですがそこは違う。

温泉について。

透明度2センチ。源泉湯量の豊富さからも設備からも(一般的なナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉の加温、塩みなし、少し泡あり)、東京黒湯の最高峰と言っていい。リニューアルスーパー銭湯の千円価格帯からもごく普通で高いとは言えない。巨大な建物にスポーツクラブも入っているが、そこまで巨大ではないが巣鴨の最新Sakuraと同等のシックで新しい(ように見える)風呂設備が、ふた回り大きな敷地に入ったと思えばいい。さいしょ大暖炉がびっくりしますが座ってる人々が駅の待合室みたいでエントランス共用部のゴージャスさは狭いながらSakuraに軍配。露天の広さは特筆モノで、二階部分を存分に使っているから植え込みまで作り、そこにヒヨドリが来る(湯は浴びないが余り水で遊ぶ)。源泉かけ流し、普通、壺湯、炭酸泉、寝湯と構成は宮前平などに似ているが、もっとホテルスパぽい綺麗さがある。バブルジェットの仕掛け湯以外全部黒湯なのは目をみはる。ぬるみよりザラミのほうが強く感じるほど成分が濃い(こういう湯はすごく久しぶりだ)。あたたまるし、染まる。もっとぬる湯がほしいかもしれない。つぼ湯の小さい方か源泉かけ流し下の露天かな。その時によるか。そのときによるといえば、透明度も場所により5-2センチの範囲で変わります。顆粒状成分だから偏るのだろう。内湯は企画湯があるが、季節の果物湯で黒湯だった。

ここが正真正銘黒湯に炭酸を足した炭酸黒湯の発祥のようだが、今は他もやっている方法と同じか。困ったことに、どこもそうだが、炭酸黒湯は常時混む。十分の制限も守らない。黒湯なので炭酸が効きにくいと感じるし温度も高いから長くはいられないはずなのだが、、、。全般平日朝でも混んでいると感じるので休日は相変わらずだろう。この良湯だからな。。ただ、学生のかたまりはどこのスーパー銭湯でも厄介。休憩室でペチャクチャ喋るのはね。かれらは東京温泉なきいま綱島温泉を守っていくのだろう。通常利用だと駅往復で3キロ以上あるのは難点もバスあり、送迎。休憩室リクライニングチェアテレビ付き完璧。女性限定席あり。

巨大な休憩室でテレビを見ながら休み、再度浸かりました。青空が見えたので、同じ道を帰りました。次は最終回平和島かな・・・
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2020/1/2日誌:夜の徘徊・ザ・東京温泉ウォーキンズ38(谷中七福神〜上野駅〜大師駅→西新井大師→THE SPA西新井→西新井駅)

2020年01月04日 | 東京温泉
あけましておめでとうございます。

初温泉は日吉湯でしたが、新規ということで谷中七福神

再訪がてら、鴎外温泉の谷中側手前の温泉銭湯、六龍鉱泉を目指したのですが、一部寺社が大変混み合って遅くなってしまい






残念。黒湯がたっぷり!
※この有名温泉銭湯に関するネットのウソにだまされて今まで行ってなかったので、今度展覧会がてら来ます。




西新井大師に寄って帰る予定だったので、それなら少し大師と離れてますが西新井駅そばのTHE SPA西新井、大師の湯に行くことにします。ウォーキングは谷中七福神と合わせ技ということで。。西新井から大師まで大師線というひと駅の電車がありますが、2キロもなく歩けます。

大師駅から西新井大師はすぐですが、2日の夕方まで正面の道は帰り専用となり無為な遠回りをしました。だるまが有名です。


















さて、正門を出て左へ。今回単純なので地図は載せません。どう屈曲しても広い道で人が歩くとこを行けば、西新井駅へ着きます。その手前にも


こういう辻地蔵があったりするのですが新しく、交通事故かなにかの理由で立てられたのでしょう。

いつのまにか西新井駅。

駅の向かって右手に入るとあります。大きなビルの裏に。

1500メートルから湧出する湯は塩化物泉で強いものになりがち。ザ・スパはセントラルスポーツの経営するチェーンでその土地土地で掘り当てたものをスパとして提供しています。成城は良質な黒湯でしたがこちらは完全にナトリウム-塩化物泉となります。微褐色透明で、この強さは古代の湯を思い起こさせます(あそこよりやや弱いか)。スポーツクラブとは別の施設として、近在の人がたまにくる高級温泉スパ(正月なので一般向けの割引はなく1500円強だったかな)として成立し、学生も多くえらく混んでましたが正月だからね。仕方ないんですが成城より狭く、成城が立派すぎるんですが、ビルのため、ややくたびれたような感じも。温泉は内外あります。男女入れ替えがありますが、屋外壺湯のないほうでした。寝湯があるのですがほとんどお湯が流れておらず寒いので、内湯よりは空いてる露天温泉。

これが最高!

涼しい風、暗い照明、比較的広い空。夜空ですがとてもよく作ってあっていつまでもいたくなる。学生が一時間くらいたむろしてたかんじで邪魔でしたがそれでも良かった。肌が弱いゆえ塩は流しましたが、流さなくても大丈夫なレベルだったかも。

店員応対も正月だからこんなものかな。

出てから駅はすぐです。








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あけましておめでとうございます(令和2年)

2020年01月01日 | 雑記録
今年もよろしくおねがいします。
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