湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

※旧ブログの一部コラム・記事、全画像は移植していません。こちらのコンテンツとして残します。

温泉おもいでランキング++ 岩蔵温泉、畑毛温泉、花巻温泉、石和温泉、勝沼天空の湯

2020年04月29日 | 東京温泉
久しぶりに更新したのに驚くほどアクセスがないです。仕方がないので、載せるつもりのなかった温泉をまた書きます。

・岩蔵温泉
都内唯一の温泉郷といわれる岩倉鉱泉(沸かし)ですね。エッセイストらに隠れ里的な紹介をされますが、そこまで秘境ではなく、車があれば行くのは造作もない青梅近郊のちいさな旅館群です。徒歩だと東青梅ハイキングの最終地点として設定されるところで、この時期なら塩船観音寺の躑躅が見事ですが、今年は仕方ないです。通常であれば2軒、日帰り入浴ができるそうですが、昔はもっと多かったですし、また今後この2軒も続けるのか…すでに4軒くらいの旅館しかなかったと思うし、調べたら最近閉館したとこもありなかなかきついです。庭園とかホタルの湧く川とか頑張ってたんですが。
成分は「ふっ素イオン、メタ硼酸、重炭酸ソーダ」と書いてあるサイトがありました。温泉郷って源泉が一つしかないなら成分も一種類のはずなので、透明な重炭酸ソーダと考えていいでしょうか。重曹泉の印象はあまりないんですが、悪天候のハイキングだったので気持ちは良かった。


巨大な岩を配した暗めの風呂のある小ぶりの旅館でした(女湯は明るくもやはり小ぶり)。鍋屋旅館、下手すると今はもうやってないです(Googleでは出ない)。近年になって日帰りを受け容れなくなったそうで、この迫力も味わえなくなったのでしょうか。



・畑毛温泉



伊豆の函南近くの別荘地、その奥座敷(平地ですが)400年の歴史の割に私が行ったときはあまりに鄙びており、今は名前を変えてリニューアルしている高橋別館さんがまたいかにも湯治宿の趣を残していて印象的でした。温泉宿にしては当時かなり安いうえ、関東大震災で表舞台から姿を消した伊豆七不思議の「こだま石」探索で一緒に地図を眺めながら示唆いただいたり、楽しかった覚えがあります。ただ設備の老朽化(巨大昆虫の出没)、人によってはサービスの劣化など、気になる点もあるにはあり、代替わりとリニューアルは必然だったんでしょうかね。ちなみにリニューアルした宿はウェブで見る限り、外面的なリフォーム以外はそこまで変化したようにも見えなかったので、旧来の湯治客も納得したでしょう。泉質は当時は確かめず、体感「水」の印象でしたが、今も表記は温泉なので多分温泉です。沸かしでしょう。


・花巻温泉


比較的新しい温泉郷で、そのぶん宿泊施設も立派なものが揃っているかんじです。ただ、湯の印象はあまり残ってないです。調べればほんとのとこはわかるでしょう。東日本大震災あと宿泊したものです。

・石和温泉


花巻温泉郷を書くなら石和温泉郷も、という、こちらも新しい温泉郷ですし、見た通りの透明感で濃い温泉ではないですが、よく温まります。大きくて名も売れて東京に近いものの数年前の時点では不景気感が漂い巨大な温泉街もシャッターだらけで外国人が困ってました。しかし国内温泉地が見直されてきた昨今はわかりません。個人的にはとても落ち着きました。かなりお手頃です。

・勝沼 天空の湯



やや狭&混の立ち寄りスーパー温泉ですが食事など設備が揃っていてワインセラーもあり、テーマパーク的な丘となっています。標高的には日本屈指のスーパー銭湯だと思う。露天からアルプスの絶景がのぞめますが、天気が悪いとこんな。泉質はかなり良いです。


まだまだ書けるんですがこのへんで。



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温泉おもいでランキング+ 上諏訪駅露天風呂、ちゅらーゆ、西表島温泉(追加)

2020年04月29日 | 東京温泉
写真がいくつか出てきましたので。

1.上諏訪駅露天風呂

2002年になくなったそうです(手湯のところが入り口だった)それなりにゆっくりできたかなあ。今日みたいなシトシト雨の寒い日で他に人もおらず、まったく印象に残ってません。。単純泉で硫酸泉。


2.Terme VILLAちゅらーゆ

沖縄本島はあまり詳しくなく、15年前くらいに何度かシーカヤックに参加したとき、夜はここの温泉に入りに行ってました。美浜アメリカンビレッジそば、今はとてもわかりやすいところにあります。外に自由な足湯もあり。透明で1400メートル掘削のナトリウム-炭酸水素塩温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)になりますので、内地によくあるやつと変わらないといえば変わらない。。リゾート開発の延長上で、沖縄にも温泉が増えたということかと。瀬長島がホットかな。ここはスパですね。








あと、西表島温泉の写真いくつか追加。





















写真は実はこんなに古くないので、スキャンしなおせたらまた載せます。

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温泉おもいでランキング10(自粛状態のつらつら)

2020年04月15日 | 東京温泉
おひさしぶりです。温泉銭湯ブログにしてからいきなりコロナ外出自粛になり、書くことがない日々です。

以下は思いつくまま、これまで入ってきた温泉について。

1.三宅島公衆浴場(噴火前)



地図を見てないので特定しないですが端っこにありました。黄金の湯というか錆の湯にものすごい湯の華が湧いていて、あー、80年代に噴火して黒々と溶岩が山肌に貼りついているだけあるなあ、と刺激的かつとても体から落ちない泥のようなものに温泉を実感しました。すごくあたたまったのを覚えています。直後に噴火し島は立ち入り禁止になりました。ここがNo.1でした。

2.恐山温泉




境内に小屋が三つ(外にも一つ)あって中に温泉が湧いています。ここも恐山らしく硫黄泉なので濁りがついてかなり温まります。こういう何もない原野にさくっと立ち寄り湯があるのは気分的にいいです。おのおの若干違うのかな。

3.登別温泉



北海道はスケールが大きい。恐山温泉とは対照的にのびのびと味わえる硫黄泉でした。地獄も広いわりにさくっと安全にまわれてよいです。恐山は硫黄が濃いことがあります。

4.中房温泉

登山は温泉地に降りるようにすると気持ちがよく終われます。といっても有名どころ以外は期待できる温泉ではないことが多いですが、燕岳往復個所にあるこの温泉は一応立ち寄りで汗を流して帰れます。私が行ったころは立ち寄りだと小さな室内浴槽しかなかったような・・・

5.三朝温泉



雲仙のように立ち寄り公衆浴場だと思いっきり湯の華を溶かして営業していたりすることがありますが、ここは大小浴場が何か所かあり、古いところほど濃い印象です。また河原に無料露天風呂があり、足湯と脱衣棚付きの簾で区切っていますが、それ以外遮るものがないので橋から見られがちです。下呂温泉にも同様の河原浴場がありますが、こちらはそれより小さく、はっきり見られてしまうかもしれないです。

6.河津温泉

今はもうないかもしれない、河原に国民宿舎のようなものがあってそこがすごい大浴場でゆっくりできました。湯河原や熱海にも行きましたが当時は河津のあたりが最高と言う認識でした。

7.道後温泉



本館ですね。ここは文化財に入っているという感覚で、無色透明湯なのでそこに温泉価値を見出す人には向かないかも。公衆浴場なので混みます。少し高い浴場を借りてゆっくりするのがいいです。


8.西表島温泉



ここは今はホテルの敷地になっていて、埋めるということは無いと思うのでまだあると思ってますが、長い事かかって経営者も替わり開業にこぎつけ、「日本最南端の温泉」として噴水付きの広い露天風呂を開業、宿泊施設を併設し温泉饅頭まで造っていました。テレビも取り上げるくらいでしたが、当然沸かしですし、日焼けした体には熱い(当時は日焼けするのが普通でしたしシャワーも水しかなかった)。露天というのも暴風雨では対応できません。今のホテルはこのときのものと違うと思います。綺麗な施設ですし送迎もあると思いますが立ち寄り湯はないと思う。

9.霧島温泉



ざくっとひとまとめにしましたが、入ったことがあるのは空港へ行く途中の麓の河原温泉で、小さいけど泉質は濃く種類もあって景色は開放的で地味によかったです。霧島で立ち寄り湯はかなり難しいということもよくわかりました。閉じてるとこが多かったな・・・

10.袋田温泉




茨城の名所、袋田の滝とからめて寄る、立ち寄り専用のスーパー銭湯で、無色透明の重曹泉・・・泉質は都内で入れるようなレベルですが(失礼)一日このあたりで遊んで汗を流すにはよい環境でした。茨城には他にも温泉がありますね。印象にはない・・・

いかがでしょうか。九州はよく行きますし細かい沸かし湯など加えるときりがないですが、それはまた。

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