風太の日々漫遊

60代の喜怒哀楽

魯山人のお皿

2019年06月30日 | 逸品

1ヵ月前に知人から譲り受けたお皿です。

魯山人「この葉」」皿の5枚組です。

星岡茶寮が大正14年開業され、それに伴い大正15年に星岡窯ができました。

今回のお皿は大正15年~昭和11年の期間に製作された物だと思われます。

右上の皿の一部分に欠けが少しありますが、多分窯出し時に出来たものだと思います。

ロの名ではなく、全ての皿に星岡の印がされていて星岡茶寮で使用する品だと思います。

当時はかなりの数焼かれたお皿だと思いますが、現在程度の良い物は少なくなっています。

今回のお皿はその中でも茶系の葉が1枚と少なく大変気に入っています。

共箱は当時の物で皿は未使用、もちろん本物です。

魯山人は生前、器は使用して価値があるという事なので、来年の正月にでも使用したいと思います。


たまにはアナログ

2019年06月29日 | 音楽

梅雨は気持ちを沈ませますね、禁酒している今は特に(笑)。

家でお酒を飲まないので食事の時に間が持てないで困っています。

こういう時はアナログレコ-ドを聞きながら写真の整理。

40年近く前のマイクロBL91ですが元気に回転しています。

今日はビ-トルズのLP(レットイットビー)を聞いたのですが、自分が撮影した写真と不思議にピッタリマッチ

するんです。ライカの映像だからですかね、何故かノスタルジ-を感じるんです。

話は変わりますが、自分行きつけのお店は料理も美味しく又お酒も美味いので暫くは行けそうにありません(涙)。

それにしてもノンアルコ-ル製品は不味い(、、、笑)。

 


マッカラン

2019年06月27日 | お酒

相変わらず日本のシングルモルトは不足ぎみなようです

サントリ-、ニッカなどのメイン商品である山﨑、白州、竹鶴の12年以上は定価で購入できないどころか

正規店で見かけなくなりました。たまに量販店で見かけますが定価の倍以上の金額ですね。

確かにここ10年でジャパニ-ズウイスキ―は評価を上げましたが、元凶は中国の投資家と金持ちだと思っています。

そうなってくると我々庶民がシフト変更して購入するのが海外のお酒です。

写真はイギリスのスペイサイド地区で有名なマッカラン。

定価は白州・山﨑18年と同じ28,000円ですが前者はプレミア価格で現在倍以上します。

どう見ても馬鹿らしくこちらのマッカランを絶対おすすめします。

好みかと思いますが、自分は味もマッカランの方が美味いと思いますね。

是非美味しいスコッチをお試しあれ。

最近ウイスキ―ハイボ-ルを好んで飲むようになり、家庭用ソ-ダメ-カ-を購入しました。

強炭酸とは言えお店で購入する炭酸水はどうしても弱く、残っても翌日には使用できません。

その点これならいつでも作れるので、ソ-ダ割が美味しく頂けます。

ワインを入れればスパ-クリングワインも作れます。

と言うわけでお酒の話をしましたが、未だ痛風が良くならず外食する回数もすっかり減りました(汗)。

 


父の日はワイン

2019年06月23日 | お酒

1週間遅れましたが息子と娘から父の日のワインが届きました。

右のアルガブランカ伊勢原2017を入れた3本がプレゼント。

母の日に比べ影が薄い父の日を覚えててくれただけで嬉しいのですが、お酒のプレゼントはなおのことです。

結局は家族みんなで飲んでしまうので、なんとも言えない気持ちはありますが(笑)。

でも家族全員で飲むお酒は美味しく楽しいので何事にも代えられない価値ありです。

痛風の原因である尿酸値を抑える薬も投与し始め、経過も順調ですがまだまだ予断は禁物。

ここ2週間は醸造酒のビール、日本酒、ワインと魚卵は控えめにしています(涙)。

 

 


ワインセラ-

2019年06月19日 | お酒

6年間使用していたワインセラ-がこのごろ調子が悪く、設定した温度にならなくなりたまに異音が

するようになりました。

これから夏本番を迎えるにあたって思い切ってセラ-を買い替えました。

20,000円(18本)と安価だったので購入しましたが、やはり中国製は駄目ですね。

今回は28本入る安心の日本製(笑)。

ワインを入れ替えようとしたところアルガブランカ伊勢原2009~2016が9本ありました。

以前は人気があり中々見つけるのに苦労しましたが3年ほど前からは簡単に購入できます。

単一畑にして価格が倍になった2015年(2014収穫)位から人気が下火になったように思います。

味も若干落ちたような気がしましたが、生産者としては味も良くなり希少性も高くなると

考えてのことだと思います。結果逆効果になってしまい、本当に商売は難しいですね。

自分としては続けて2017も購入する予定ですが、味の期待はしていません(笑)。

今回のセラ-は本数が入るのでワインだけではなく、夏場は日本酒も保管しようと思っています。

 

 

 

 


丸の内「グリル・うかい」

2019年06月16日 | 洋食

毎年、「グリルうかい」にこの時期に行きます。何故なら結婚記念日だからです。

今回は4人席を用意してもらい2人で窓越しの外を眺められる最高の席でした。

ビ-ルではなくスパ-クリングワインで喉を潤しました。

何故なら自分は現在、痛風なのです(涙)。

毛ガニのジュレ。

身と味噌がたっぷり入っていて爽やかなジュレと相まってもう最高に美味い。

フォアグラのポワレは定番ですが夏野菜と一緒にマデラソ-スに付けて食すと美味い。

シャブリをボトルで。

暑い日は白が美味いです。

オマ-ル海老の雲丹焼き。丁寧にグリルされていて食べやすく、ウニと海老味噌が絶妙。

冷たいコ-ンポタ-ジュは口に入れた瞬間にコ-ンの甘さが広がります。

赤牛(上)と黒毛和牛のサ-ロインのグリル。丁度良いサシでグリルする事で余分な脂が無く美味しいです。

マッシュポテトのトリュフソース。

マッシュポテトを添えて食べるとこれまた美味。

デザ-トはこれ全部食べて良いのですが、この中から何点か選びました。

マンゴ-のマシュマロ、プリン、メロンとゼリ-。

毎回ディナ-メニューをランチで頂きますが、間違いなく全て美味しいです。

お店の佇まいも接客も全てよし、ここのお店は自分の中では評価は非常に高いです。

料金も2人で総額45,000円は納得ですね。

取り敢えずリ-ズナブルなランチメニューを是非食べに来てみてください。

 

 

 


東京駅「丸の内」

2019年06月16日 | 散歩の風景

昨日までの天候とうって変わって本日は快晴でした。

皇居に向かう道も完全に整備され広くて気持ち良いです。

2階バスの屋根がオ-プンになっている光景が気持ちよさそうでした。

確か昨年はトラだったのですが今年はライオンがお出迎え。

今年日本でラグビ-のWCが開催されるのでこんなものまでありました。

誰がモデルか解りませんが、もう少しカッコよく出来なかったですかね(笑)。

今日は道端に小さなお店が軒を並べていました。

そんな光景を頭が無いマネキンが眺めていました(笑)。

色々な個人作家の商品が展示即売されていました。

後方2台のランボルギ-二は何と八王子ナンバ-でしたね。彼らは直ぐ近くの喫茶店から愛車を眺めながら

道行く人が立ち止まって車を見ていくことで優越感に浸っているんでしょうね。

いけ好かないなと思いつつ、そんな自分も撮ってしまいましたが(汗、、、笑)。

歩道沿いにはミストが設置してあり熱中対策もしている所が流石丸の内。

丸の内は学生が少なく落ち着いていて、まさしく大人の街ですね。

喉も渇いて来たので、さてとランチにでも行きますか。

 

 


山梨県西湖の「マ・メゾン」

2019年06月10日 | 洋食

雨中、山梨県富士五湖の西湖にある「マ・メゾン」に行ってきました。

小平のマ・メゾンは義母が生前の頃、母も私たちも気に入って月に一度は行っていたお店なので

閉店を知った時はかなりショックを受けました。

今回は1泊なのですが、西湖は何せ28年ぶりという事で楽しみにしていました。

お~懐かしき「MA・MEISON」の看板。

実はチェックインの30分前に到着はしたもののチェックインを拒否されました(笑)。

自分が宿泊したホテル・旅館等ではこう言う事は一切無かったのでちょっとビックリしましたね。

仕方なく雨の中、本栖湖周遊ドライブに行きました(次回はコーヒ-位出して待たせてね、、、笑)。

山中湖の「マ・メゾン」も閉店され残るはここ1店舗。

今回は家内が音が軋む旧館(笑)ではなく新館を予約しました。

自分は古くてもそれはそれで味が有って良かったんですが。

通された部屋は約15畳ほどで真新しく清潔感はありますが、何となく味わいがなく「マ・メゾン」

らしさが欲しかったですね。これではヨ―ロッパの山のホテル感が全く無く、つまらないです。

流石に旧館の食事をするフロア-は「マ・メゾン」そのままの雰囲気です。

雨の日曜ですが家族3、夫婦2、シングル2の計7組が来られていました。

湖畔を眺めるテ-ブルに着座とは言っても外は何も見えません(笑)。

アミュ-ズ。 奈良漬けとカマンべ-ル、豆乳のム-スと湯葉とカラスミ。

プルミエ。 ホタテ、海老、グレ―プフルーツのヨ-グルト風味のソース。

ドゥジェ-ㇺ。 アボガド、プロシュ-ト、温泉卵は非常に食べずらかったです。

カボチャス-プ。

ポワゾン。 白身魚(多分いさき)のポワレ。

サブル-。 口直しのパッションフルーツのソルベ。

ヴィアンド。 牛フィレのロ-スト。

デザ-ト。 

ハ-ブティ-。

モ-ニング。 

フレンチのフルコ-スという事で期待してはいたけど、食材が安価で面白くなく味もごく普通です。

1泊23,500円と高くは無いので致し方ない所ですが、1泊と言う時間を使い食べにくるフレンチではないです。

但し、気を遣わずに食事が出来る所なのでファミリ-にはお薦めできます。

今度は孫を連れて来てみたいですね、もっとも雨が降らない日限定ですけど(笑)。

そう言えば小平店で良くしてくれた、昭島店に移られた男性フロアの方は元気ですかね。

自分のブログで記事閲覧が一番多い「マ・メゾン」に来られて何故かほっとしました。

 

 

 

 

 

 


梅の収穫と蕎麦

2019年06月08日 | 食・レシピ

東京も梅雨に入りましたね。

梅雨は梅の雨と書きますがまさしく関東では今が梅の収穫期になりました。

我が家でも昨日朝、梅を収穫しました。

今年は5月の晴天のおかげで実が大きいです。

高い所に出来た実は取らずに手摘みで比較的綺麗な大きい物を収穫しました。

お店で販売している梅の実のほとんどが農薬を使用していて見た目は綺麗ですよね。

それに比べ我が家の梅の実は不揃いですが、無農薬なので安心して食べられます。

「きょうや」さんに御裾分けにランチに行ったらさっそく梅の料理が出てきました。

季節の食材をいち早く提供する「きょうや」さんはいつ来ても素晴らしいです。

左はカボチャ、オクラ、ベビ―コ-ン、ナス、ミニトマトの出汁びたし、真ん中が梅のシロップ煮のジュレ

右がジュンサイと鱚の吸い物。カツ節をお店で削りふんだんに使用した出汁は他店では味わえないです。

せいろは新蕎麦の冬が本番ですが、どうしてどうして夏の暑い盛りに食するせいろ蕎麦の方が自分は好きです。

いつも美味しいお蕎麦をありがとうございます。

明日は久しぶりに一泊旅行に行ってきます。

 


太宰治と鮨

2019年06月02日 | 和食

昨日は大坂なおみが負けて本当にガッカリしました。

自分の予想は大ハズレで皆さまにお詫び申し上げます。

さてそんな折、気分転換に三鷹にいってまいりました。

以前から来たかった太宰治文学サロン。

サロン内は意外と狭いのですが太宰の歴史が良く解り、また案内の方も丁寧で来てよかったです。

太宰のお墓の場所を聞いて向うことにしました。

三鷹駅から徒歩約15分の連雀通り沿いにある禅林寺にお墓は有ります。

質素なお墓ですが献花がまだ新しく今でも人気があるんですね。

真向かいになんと太宰がリスペクトしていた森鴎外のお墓が有りました。

元々は都内に有ったのですが関東大震災後こちらに移設したそうです。

丁度散策時間もお昼近くになり予約を入れといた鮨「相澤」さんに行きました。

禅林寺から徒歩3分です。

カウンタ-6席と個室4席の小さなお店で夫婦で営んでいます。

まあ大概有名どころから独立すると従業員を雇わないで暫くは営業しています。

このお店もまだ6年でこれからですが、良いお店なので自分としては目先の利益ではなく

従業員を雇う方が良いと思いますね。決して奥様の接客が悪いわけではないのですが。

鰆の卵煮、もづく、つぶ貝、そら豆。そら豆の茹で立ては良かったです。

かつお、いさき、あおりいか、たこ。

自家製の太刀魚西京漬け、目光の一夜干し、いぶりがっこ、蕗。これ絶品。

マゴチ。

鯵。

小柱の軍艦。

鯛。

金目鯛。

小肌。

鮪漬け。

日本酒を3合頂いた後はウイスキ―ハイボ-ル。

ばふんうに。

干瓢巻き。

穴子とデザ-トの西瓜を撮り忘れました。それと全体的にピンが甘いのをご容赦ください。

本日はランチ5,000円を頂きましたが内容からしたら大変満足でリーズナブルです。

シャリは赤と白酢を半々でネタに対しての温かさも中々良く美味い。

ネタは面白みは無いのですが料金的に致し方無く総合90点です。

夜一度訪問したくなりました。

タイトルの太宰とお鮨の接点はなく、お墓の場所とお店が近いと言うだけでした(笑)。