あけみの四季歳彩「心感心写」シリーズ

☆デジタルカメラを通じて四季を表現する。

☆写友の心情作品の紹介と更なるアートを求めて!

あけみの四季彩歳「光と影を求めて・・・」

2010年12月20日 | 「心感心写」撮影会シリーズ
12月度水木コース例会上位作品紹介


 今年度、例会作品の最終紹介となりました、次年度からは「こうすると良くなる作品」としたフローチャートで具体的なアドバイスを入れたブログにしますのでご期待ください。




                   写友投票、第1席  タイトル 「板塀の住人」  篠原 一恵




      写友投票、第2席  タイトル  「宇宙の彼方」  市川 政保




      写友投票、第3席  タイトル  「写光」   大水 啓子




      写友投票、第4席  タイトル  「宇宙遊泳」   大水 隆夫




                        写友投票、第5席  「彩氷」  土田 耕造


  ★12月度より、火曜日コースと水木曜日コースと分離して投票方式を変更しました。又、今回は推薦作品がありませんでしたが次年度より頑張ってください。



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あけみの四季彩歳「影と光を求めて・・・」

2010年12月10日 | 「心感心写」撮影会シリーズ
         11月度例会作品紹介





   タイトル 「小道のスポットライト」  篠原 一恵

 【講評】

 森の小道に突然スポットライトを当てたような斜光が幻想的ですが余りにも全体を見せ過ぎたため余韻のない作品に仕上がってしまいました、撮影ポジションの位置と距離を変えて奥行きのある構図にすると良かったです。





           タイトル 「シルキーホワイト」  鶴見 稲子

  【講評】

 
大岩の間から流れるせせらぎをスローシャッターでトライしてくれた点までOKです・・・が露出に表現力が弱いため臨床感に欠けました、1段マイナス補正で撮ると更に良くなります。





           タイトル 「爆煙秋染」  小島 力

  【講評】

 滝の白色と紅葉の赤黄色がマッチした美しい作品に仕上げています、全紙額に入れて飾ると大変良いと思いますが・・・滝と紅葉の配分が真半分のため安定感を欠きました。何時も言っているように「美しさに撮らされず、美しさを切撮る・・・」が近代写真であることも理解してあなたならではの個性表現も見出すことを期待します。




           タイトル 「爽原」  大水 隆夫

  【講評】

 高原風景はスケール感を出すために広角レンズを使う人が多い・・・又、それで間違いないですが状況を把握して「待つ!」ことも撮影力です、今回の作品は空の左側の雲の形が悪いので状況が良くなるまで「待つ」ことにも心がけましょう。





                  タイトル 「いにしえの聲」  成瀬 富美子

  【講評】

 蕪杉の3枚組の作品ですが真ん中の1枚がスケール感のある素晴らしい作品ですのであえて両サイドの写真いれたために存在感が薄れました、この場合は1枚で見せた方が良かった。







                     タイトル 「深い谷」  齊藤 光雄

  【講評】

  3枚組で山並みを捉えた秋の美しい風景写真ですがPCでのPDDをいじり過ぎて自然さが欠如しました、PCのモニターは液晶画面ですので惑わされないよう気を付けましょう。







      タイトル 「待ち伏せ」  加納 眞智子

  【講評】

 蜘蛛の作品は多く見受けられますが、表現によってはグロテスクになりイメージが悪くなりますので表現描写に注意しましょう、「可愛い蜘蛛」、「美しい蜘蛛」の方がアッピール出来ます。







           タイトル 「オブジェの中の風景」  山内 なほみ

  【講評】

 何時も斬新なカメラアイで表現してくれ期待しています、今回もある公園のオブジェを通した作品づくりOKです、この目でどんどん撮り続けてください。







                     タイトル 「寿び」  安藤 佳代

  【講評】

 4枚組の結婚式の作品です、タイトルが示す通り「寿び」が表現されていますが特に左下の和装姿に扇子を持つ指が新旧和洋折中の近代新婦を物語っており新鮮さを感じました。





                 タイトル 「どうしよう~!」  佐々木 ケイ子

  【講評】 

 子犬に囲まれ困惑した女の子の表情が伺えますが、画面下を1/4カットし、子犬の頭だけにしてカットした分をUP写真にすると女の子の顔が更にリアルにアッピール出来たと思います。



                 次回は、12月度例会作品を紹介しますのでご期待ください!           





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あけみの四季彩歳「光と影を求めて・・・」

2010年12月01日 | 「心感心写」撮影会シリーズ
          11月度例会作品紹介




            タイトル「蕪山の恐竜」  阿部 正美

  【講評】

 古代の杉の幹があたかも恐竜に見えた撮影者の感動がダイレクトに伝わってきます、このような見方、発想で株杉以外の物を作品にして組写真にすると良いと思います。




          タイトル 「勢流」  金井 義弘

  【講評】

  スローシャッターで滝の美しさを増幅させた良い撮り方です、また、しっかりした構図で文句ない作品に仕上がっていますが滝はあらゆるカメラマンが多種多様に工夫を凝らし撮っていますので描写表現に独自性を加えないと魅力が半減してしまいます、近代写真として貴方ならではのカラーを生み出すことを期待しますし出来る実力の持ち主です。





            タイトル 「初冬」  谷口 忠義

  【講評】
 
 枯れた草むらの前方に白鷺が移りゆく季節を眺めているかのような錯覚を覚える作品に仕上げています・・・が日の丸構図と左側の前ボケの二点が気になります左側をカットし右側を多くすると良かったと思います。





           タイトル 「珍鳥飛来」  山田 茂子

  【講評】

 珍鳥来たる!・・・動物園以外では観られぬ鳥を撮影されましたね、又、野鳥専門撮影家の方ならいざ知らずUP写真で撮った事はラッキーでした又、鳥図鑑的構図でないところが良い。





           タイトル 「大空を行く」  市川 政保

  【講評】

 池に映り込んだ空と浮草を利用してあたかも大空へ鳥が飛んでいるかのように仕上げています、被写体を発見したときに即、タイトルが浮かんで撮ったためリアル感が出ていますが構図の切撮りに工夫をすると上位作品となりました。





           タイトル 「紅葉を捕る」  竹内 敏夫

  【講評】

 蜘蛛の巣にひかかった一枚の紅葉と背景のグラデーションボケが美しい作品ですが曇天のため蜘蛛の糸に光沢が無くインパクトに欠けたのが残念です。




           タイトル 「秋満開」  土田 耕造

  【講評】

 彼岸花を主役にし秋を表現した作品ですが左手前の木の幹の存在感が強く主役の彼岸花が委縮して仕舞いましたのでもう少しカメラアングルを下げて撮ると素晴らしい作品に仕上がります。





           タイトル 「係留」  柴田 一吉

  【講評】

 水郷の水辺に廃船が放置され前方に秋を告げる彼岸花がチラホラ咲き始めて秋の訪れを醸し出しています、タイトルが示す通り、舟の存在感が大きく表現していますが間接的に舟の中の水溜りにも秋の風景を撮り入れる表現に変える位置でもショットしてみてください、更なる作品に深みが増します。





           タイトル 「一葉の秋」  中根 美津代

  【講評】

 背景の淡いグリーンの中に一枚の色づいた紅葉を見出し秋を美しく表現しています。画面の左の空間に〝間〟がありますので何かポイントを見出して描くことがあったら安定性が増します。





        タイトル 「捕らわれて」 坂 幸子

  【講評】

 枯葉が蜘蛛の糸に一つ、又一つとひかかり、少しづつ秋が忍び寄ってくる情景が伝わってきます。蜘蛛の糸のぼかし方に独自性があってよいのですが画面下の白っぽい木の枝がイメージダウンとなりましたので気をつけましょう。





     タイトル 「太古からの伝言」  村上 進

  【講評】

 センターフイルターを使用し幻想的な蕪杉を捕えています、このような作品はカラーでなくモノクロでプリントしたり、和紙で仕上げると更に作品性がUPします。





           タイトル 「優雅に」  小塚 昭夫

  【講評】

 珍鳥飛来のニュース性のある捉え方ですが咄嗟のためか?民家の屋根の入れ方が中途半端です、上空に舞っている場合は、あえて民家の屋根をいれてリアル感を出す表現が良かったと思います。



                  次回も、写友の作品を紹介しますのでご期待ください!



 











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