そこに光と影があるから・・・「雪消の季節」

　≪総評≫

　４月度は、全体的に作品のレベルがＵＰしています、選考の段階で小生及び写友の皆さんもきっと苦慮されたと思います、今後もうれしい〝苦慮〟であってほしいと願う次第です。


【４月度例会上位作品紹介】

　写友投票第１席＋講師推薦、　タイトル「雪消の季節」　　金井　義弘氏

　静かな渓谷に何とも言われない虹が架かって、作品性が１ランク上がりました、朝日の光とレンズの屈曲の総合現象の結果ですがラッキーでしたね。

そこに光と影があるから・・・「春の影」

　【４月度写友投票上位作品紹介】

　写友投票第２席＋講師推薦、　　タイトル「春の影」　　篠原　一恵氏

　桜を間接的に表現しながら背景に春らしい淡いトーンを選んで作画しています。ワンランク上の力量の持ち主です、タイトルもＯＫです。

そこに光と影があるから・・・「輝かしき波しぶき」

　【４月度写友投票上位作品紹介】

　写友投票第３席＋講師推薦、　タイトル「輝かしき波しぶき」　　山田　茂子氏

　岩に打ち砕かれる朝焼けの波をシャッタースピードを変えて波の表現をいろいろ撮った中の新しい表現で個性のある作品です、構図、露出、ＴＶ，全てＯＫですがタイトルをもう少し考慮しましょう。

そこに光と影があるから・・・「春けむる」

　【４月度写友投票上位作品紹介】

　写友投票第４席＋講師推薦、　タイトル「春けむる」　伊藤　ひさ子氏

　雨上がりの渓谷に水かさが増え霧状に靄った早春の朝の情感が表現されていて大変良い、前回に引き続き作品のレベルがＵＰし、「目から鱗が取れた・・・？」感じです、今後を期待しています。

そこに光と影があるから・・・「花に誘われ」

　【４月度写友投票上位作品紹介】

　写友投票第５席、　タイトル「花に誘われ」　　谷口　忠義氏

　腰の曲がったご老人が桜の花に誘われて杖を頼りに歩く姿をシャッターチャンスを逃さず上手に撮っています、構図のバランスも良いしストーリー性もＯＫです。