梅雨の雫

【講師総評】
　
　今回は、火曜日コースの小島力氏の作品４点です。火曜日コース撮影会の後、再度６月２２日に雨の中を一人で神越渓谷へチャレンジしたとのことです。テーマも〝梅雨〟を通し、カメラで撮った写真でなく、感動を表現したアートになっています。いずれの作品もカメラマンの感動が観る者に伝わってきます。

　　撮影者：小島　力、撮影場所：神越渓谷、カメラ：ニコンＤ３、レンズ：80-400㎜、ＡＶ：F5.6、ＴＶ：1/100、補正：－0.3、ＩＳＯ：400、

　　　　　

増水

【講師寸評】

　雨によって渓流の水かさが増え、ダイナミックな渓流になっています、その渓流をメーンに岩つつじを前方にポイントとした作図は大変良い、また、荒々しさを表現にするためにシャッタースピードを高速にしたために作品として成功しました。


撮影者：小島　勤、撮影場所：神越渓谷、カメラ：ニコンＤ３，レンズ：80-400㎜、ＡＶ：Ｆ8.3、ＴＶ：1/320、補正：＋5.0、ＩＳＯ：640、

梅雨

【講師寸評】

　渓谷の中の薄暗い立木の下に生えている植物の葉、小雨の雫が葉の上に輝きあたかも宝石が煌めいているような錯覚を覚える・・・きっと煌めく露に感動して撮った作者の心優しさが伝わってきます。

撮影者：小島　力、撮影場所：神越渓谷、カメラ：ニコンＤ３、レンズ：180マクロ、ＡＶ：Ｆ6.3、ＴＶ：1/80、補正：＋0.5、ＩＳＯ：800、

岩肌

【講師寸評】

　雨に濡れた渓谷の岩肌が冷く輝いている、作者がその岩肌の神秘さに感動して切り撮っている、また冷たさを表現するためにマイナス補正にしたことによって表現力がＵＰしました。



撮影者：小島　力、撮影場所：神越渓谷、カメラ：ニコンＤ３、レンズ：80-400㎜、ＡＶ：Ｆ８、ＴＶ：1/160、補正：－0.7、ＩＳＯ：400、


　　　　　次回こ火曜コースの写友の作品予定ですのでお楽しみ下さい！

春の流れ

【講師寸評】

　今回は、竹内副会長の尾瀬の作品を２点紹介します、尾瀬の夏や秋は観光で行かれる方が多いが晩春の尾瀬２点の作品を観て感動を味わっていただけたらこの作品を撮った竹内カメラマンの努力と苦労が報われます、きっと遥かな尾瀬への心を誘ってくれると思います。

　　〝データよりどう感動したかを切り撮り、観る側に伝わる〟・・・が大切です！

　【撮影者コメント】・・・撮影者：竹内敏夫、撮影場所：尾瀬、

　薄曇りに包まれた太陽、今日の夕景の撮影は無理かな？最後の撮影になりそうです。　　尾瀬沼の流れと太陽を広角レンズでフレーミングしました。