あけみの四季歳彩「心感心写」シリーズ

☆デジタルカメラを通じて四季を表現する。

☆写友の心情作品の紹介と更なるアートを求めて!

漂う

2007年07月31日 | 写心伝心
【撮影者コメント】

 名も知らない花びらが小さな人工池に落下して漂っていた、まるで池の中を楽しんで泳いでいるようであった。


    撮影者:阿部正美、撮影場所:なばなの里、カメラ:キャノン
    レンズ:100マクロ、絞り値:F2.8、シャッターS:1/250sc
    露出補正:±0、WB:太陽光


【コメント評価】

 なばなの里への撮影はほとんどの方が艶やかなベゴニアの花やイルミネーションに目を奪われますが撮影者はあえてベゴニア館の出口付近にある小さな人工池に落ちた花びらに目をつけ、しかも水面の揺れをローアングルでとらえ幻想的な画面構成にした点がこの作品をレベルアップした良い事例です、カメラアングルを変えることにより写真の世界が変わることを皆さんも参考にしてください。
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舟だまり

2007年07月31日 | 写心伝心
【撮影者コメント】

 葦の中の船だまりに、春の出番を待つかのように見えた。


    撮影者:阿部正美、撮影場所:近江八幡西湖、カメラ:キャノン
    レンズ:70-300DOIS、絞り値:F13、シャターS:1/350、補正-1.0
    WB:太陽光



【コメント評】

 近江八幡の西湖は昔から葦の産地としての産業が流行っていたが今日では需要が少なく、かっての賑わいはないがその面影が残っている。 今では廃船に近いその舟を撮影者は懐かしく思いながら往時の姿を思い浮かべて撮ったその思いがこの作品を通じて伺えます。


     次回、次なる写友の作品をお楽しみください
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虹の糸

2007年07月19日 | 写心伝心
【撮影者コメント】

 道端の片隅でくもの糸が光りました。レンズを通してみる糸は朝の光を受けて七色に輝き、つい見とれてしまいました。幸い犠牲者も居らず、糸の美しさだけを楽しむことができました。もう少し写真に表現できたらと思いました。


    撮影者:柴田美佐子、撮影場所:三河湖湖畔、カメラ:EOSKissDiglalN
    絞り値:F5.6、シャターS:1/160、露出補正:+1/3、ISO感度:200

【コメント評】

 作者の心の優しさが作品とタイトルに滲んでいます、通常、蜘蛛はグロテスクで嫌がられる被写体ですがこの蜘蛛は可愛らしく捉えられているのは撮る人の心が反映しています。 〝美しく撮るのも〟、〝醜く撮るのも〟、〝可愛らしく撮るのも〟、作者の心次第で変わること言う意味でのよい事例です。 あともう少しカメラの角度を変えたら蜘蛛の糸がもっと七色に輝いたと思います。
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自然の縞模様

2007年07月19日 | 写心伝心
【撮影者コメント】

 誰もいない公園の中で、木や草たちが公園のオブジェと調和して光の中で、グリーンの濃淡模様を造っていました。自然に触れた想いです。


   撮影者:柴田美佐子、撮影場所:三河湖湖畔、カメラ:CanonKissDigltalN
   絞り値:F9、シャッターS:1/400、露出補正:-2/3、ISO:400、

【コメント評】

 無人の公園は、まさに朝の斜光を受けて樹木や装飾物のシルエットによる緑の絨緞の柄のように輝いています。そうした美しさに感動して切り撮った狙いは大変よい・・・しかし、この一点の構図に絞り込まずカメラアングルを変えて撮ると更なる発見が生まれますのでチャレンジしましょう!。
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かくれんぼ

2007年07月19日 | 写心伝心
【撮影者コメント】

 上を見上げると光を浴びた葉っぱたちが重なってまるで色々な生き物が隠れているようでした。


  撮影者:柴田美佐子、撮影場所:三河湖湖畔、カメラ:CanonKissDgitalN
  絞り値:F6.3、シャッターS:1/1250、露出補正:-1/3、ISO:400

【コメント評】

 新緑の葉は順光の条件でも美しいが、透視光により更に一層の輝きを放ち、観るものたちに感動を与えてくれます。そうした樹木の葉の重なりでできたシルエットを色々な生き物に見立てて画面構成をしたことはよいことです。前述の作品で説明した通りこれからも何枚も撮ってください。きっとメルヘンチックな作品が生まれます。


    次回、次の写友の作品をご期待下さい!



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