そこに光と影があるから・・・「至福の時」

　【９月度水曜日コース写友投票上位作品紹介】

　第１席＋講師推薦　タイトル「至福の時」　金井　義弘氏

　サイクリングで訪れた海岸線に夕日がへ落ちようとする情景を垣間見てなんと素晴らしい落日でステキ！・・・と感動した女性の心の声が伝わってきてきそうなショットである、丁度折り合わせた写友のカメラに以心伝心されたと思われる、感動の瞬間が見る側に伝わってきて良い。

そこに光と影があるから・・・「漁詩」

　【写友投票結果】

　第２席　タイトル「漁詩」　大水　隆夫氏

　夕景の海に照らし出された釣り人の船なのかシルエットとして捉えているが残念なのは海面の強い光りに露出を拾ったため対岸の漁村の家並みや海苔柱が消えてしまいその場の雰囲気がなくなっている、もし釣り船をシルエットとして表現するのならばもう少し船の釣り人を大きく描写しないと平凡な作品になってしまうので露出の拾い方に注意し漁村風景の雰囲気か？または釣り人の表現なのか?構図と露出に注意すると更に良くなると思います。

そこに光と影があるから・・・「おれの肉球」

　【写友投票作品】

　第３席　タイトル「おれの肉球」　伊藤　ひさ子氏
　
　昼寝の猫の後足を捉えた作品である、写友の諸君がこの作品に惹かれ投票したのは余分な箇所を思い切ってカットし見せたい個所に絞り切った結果と思われる・・・がもっと大胆にカットしタイトルのごとく猫の足を強力に見せてほしかった、撮影者はこのようなスナップ分野が秀でているので更なる見せ方に期待する。
　

そこに光と影があるから・・・「雲出ずる」

　【写友投票作品】

　第３席　タイトル「雲出ずる」　佐々木　ケイ子氏

　北海の海なのか空の雲が早くも大陸からの秋気流に発生した特有の形をした風景写真である、空を見せるのであればもう少し空の領域を多くし手前の丘を少なくして表現すると更なるＵＰとなった、そのためには撮影者が４m～５m前へ進み海を入れると良い。

そこに光と影があるから・・・「燕舞」

　【写友投票作品】

　第５席＋講師推薦　タイトル「燕舞」　小渕　直美氏

　初夏の駒ケ岳の雪渓に舞う岩燕を捉えた作品である、残雪が残り少なくなりＷ形した雪面に燕が小さな体で枝を運び巣作りのために飛び交う姿の表情が良い。