晩秋一泊撮影の旅・・・裾模様

【撮影所感】
　今回は、蓼科、八島湿原、美ヶ原の晩秋一泊撮影会（25名）を行った時の作品を５点ご覧いただき今後、撮影時に参考になればと記載します。　又、写友の作品となるべくかち合わない様アドバイスの傍ら撮ったものを紹介したい。

　１枚目、蓼科湖の近くに著名なお寺があり、そこの池に浮かんでいた落ち葉を着物の模様に見立てながら２アンダーでショットした、このような作品は空が写り込まないよう細心の注意が必要。
　

晩秋一泊撮影の旅・・・色模様

２枚目、蓼科湖で昼食後、蓼科湖畔へ撮影に出かけたが生憎、曇天で紅葉の艶やかな作品は期待できなかったが、湖の水の反射光を利用し対岸の紅葉を背景にして日本画的な構図で切り撮ってみた。

晩秋一泊撮影の旅・・・朱珠

３枚目、同じく蓼科湖畔のものである、２枚目と同じ要領で和紙へプリントできるよう露出補正を＋１.５にしてショットしてみた。

晩秋一泊撮影の旅・・・盛秋

４枚目、蓼科湖の真っ赤なドウダンツツジの脇に、真っ赤なもみじが競うかのように色づいていた、作品を赤色の同系色でまとめながら、画面を引き締める意味で少しグリーンを添えてみた。　尚、作品は色の引き算、構図の引き算が原則的に作品の質を高めることもご理解いただきたい。

晩秋一泊撮影の旅・・・黄昏の白樺高原

蓼科湖を撮影後、白樺高原を経て白樺湖周辺を撮影する予定であったが、ますます雲の層が厚くなりホテルへチェックインして夜の懇親会で英気を養い明日への撮影へ期待をかけた。　　５枚目は、そうした悪条件の中での白樺高原の途中での曇天の午後のカラマツの風景である。


　　　撮影会第２日目は、八島湿原の風景を次回に紹介しますのでご期待ください。