さまよえるパンダ

野鳥やカヤックやクラフトのブログです。

ゴジラ出現!

2005-11-23 10:56:22 | スポーツ
DSC00644-w320
ゴジラといえば日本を代表する”ヒーロー”であり、ある意味”アイドル”でもあります。しかし私はゴジラ映画についてはそれほど熱心なファンではなく、私にとってのゴジラは他でもない”ゴジラ松井”こと松井秀喜なのです。

彼を初めて知ったのは夏の甲子園、対明徳義塾戦の全打席敬遠をテレビで見たときだった。このときの前代未聞の全打席敬遠に付いては、色々な方がそれこそ色々な意見を述べられているのであえて私は発言は控えますが、このときの松井秀喜の印象は”こいつはほんとに高校生か?”でした。

身体の大きさだけならもっとデカイ選手も過去沢山いたはずです。インパクトのある顔立ちも記憶に残りましたが、やはりその存在感が他を圧倒する何か?があった様に思います。清原の時のイメージはまた違いました。清原は高校生でありながらもうプロ野球選手として完成しているような印象を受けました。甲子園の時点では松井より清原の方が遥かに上のレベルにあったでしょう。でも松井には得たいの知れない将来性が感じられました。

その後巨人での活躍をずっと見守り(私は巨人ファンですが、実はチームより個人で、長島茂雄ファンであり、松井秀喜ファンなのです)続けましたが、大リーグに移ってからもBSの中継をいつも見てきました(仕事は午後からなのでみられた)

ヤンキースの彼の活躍は今更紹介するまでもありませんが、チームの中にあってもまったく見劣りするものが無いのに驚かされます。そして今回4年契約で62億円!日本人のプレーヤーが本場のアメリカでこれほどまでの評価を受けることにまったく赤の他人である私が喜びと誇りを感じられるのはなぜでしょう?

個人が才能を磨き努力して頑張ればここまでやれるんだ!そんな可能性を示してくれた松井秀喜に更なる活躍を期待せずにはいられません。

彼を全打席敬遠しゲームには勝った明徳義塾の選手たちは今の松井秀喜をどう見ているのでしょうか?当時の監督はその後もチームを甲子園に何度も出場させ優勝もしていますが、松井と対戦した選手たちは松井秀樹と勝負する唯一のチャンスを敬遠というかたちで逃がしてしまいました。たとえば勝負してホームランを打たれたとしても”俺たちは松井秀喜と勝負したんだ!”と言う気持ちがずっとその後の彼らの生き方の中に支えとして残ったのではないでしょうか?

野球はチームプレー!チームが勝利することが何より優先!これは松井秀喜がいつも言うことですが、チームが勝った負けたは記録として永遠に残ります。ですが私は記録を見る為にプレーボールからゲームセットまでを見ているわけではありません。そこで戦っている選手たちの人間模様が面白いのです。ですから記録より記憶に残る男”長島茂雄”が私の永遠ヒーローなんです。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿