週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

気になる慎吾の去就

2008年01月06日 | アルビレックス新潟

このオフの選手の去就で、もっとも気になる中の1人が、リーグ戦途中で大分トリニータに期限付き移籍した慎吾であります。今日の画像は、京都時代から慎吾のファンで当ブログコメンター常連の”オレンジ紫さん”からいただいた「慎吾からの年賀状」であります。

正面を向いたアルビレックスのユニ姿の慎吾と、斜め後ろから撮影した大分トリニータのユニ姿の慎吾。2チームのユニを身にまとった2つの写真を年賀状に採用した慎吾の心理はいかに?「未だ2チームの間を慎吾の心は揺れ動いている」のか「全く別のチームに移籍を考え訣別の意味を込めている」のか。ボク的にはもちろん前者だと信じたいし、しかも前向きなのはアルビのホーム用オレンジのユニ姿で、大分のユニはアウェイ用だってことから、「心はアルビにあり」って慎吾が思っているといいな。

いま僕の手元に、2004年から2007年の「オフィシャルブック(News Lineの)」があるのですが、その中の慎吾へのインタビュー記事の中から、移籍や自身のスキルアップ等に関する部分をピックアップしてみたいと思います。

2004年(京都から新潟に復帰)
・戻ってくる時に、どこでやれば自分が向上できるか、ということを大切に考えて決めました。チームも戦っていくうちに成長したと思うし、少しかもしれないけど、僕個人も成長したり、新しい何かを取り入れることができたシーズンだったのかなと感じています。
・新潟にやり残したことがあります。

2005年
・もっともっと上手くなることがチームのためにもなると思っています。
・今シーズンは本当に新潟を選んでよかったなって思う。他のチームだったら、まだなんかガムシャラにやっていたかなって。それはそれでよいかもしれないですけどね。僕の場合はマイナスに考えるってことはないんで。試合に出られないことがマイナス。

2006年
・今年に限らずですけどね。やっぱり少しでも上の順位に行かないと。自分もそういうレベルで試合に出ないとダメだし。新潟に残った意味もそこにあるだろうし。練習から全力で取り組んでいって、サッカー選手として謙虚に考えていかないとなって。
・(チームの中堅)そういう意識はないですね。ただ、レギュラーは確保されていないとは常に思っています。その中で自分のできることをやるしかない。できることの中でも、成長していきながら自分の特徴のプレーをしないと、試合に出られないし、この世界では生きていけないと思うんで、見てくれた人がこういうプレーもできるようになったんだと思ってくれれば、そこが成長になると思う。そういうふうに周りに思わせないとね。

2007年
・他のチーム、へという選択ももちろんあったけど、新潟に不満はなかった。ここでやろうという気持ちの方が強かったですね。
・ある意味厳しい環境ですよね。他のチームに行って厳しい中に身を置くことも大事だけど、去年の自分に打ち勝たないと成長はあり得ないと思う。
・プロとして結果を求めるのは当然ですよね。このままでは前に進めないと思った。(新潟の首脳陣の説得はありがたかった。それでも気持ちは動かなかった。大分へ。誰にも相談はしていない。すべて自分の意志だった。)
・先があります。やらなければならないこともたくさんある。

2006年の9月に発売された「サカダイ」のスペシャルインタビューに、「魂はここにある」という慎吾のスペシャルインタビューが掲載されています。「アルビに拾われた男がアルビの新たな象徴へ」「一時は京都に移籍したが、クラブの黎明期を経験した鈴木慎吾はこの場所を忘れたことはなかった」「第2の故郷にかける思い」「自分が成長できる環境がずっとあれば、骨を埋める気持ちもありますけどね」などの、慎吾の言葉が並んでします。

さて、今オフに慎吾はいったいどんな選択をするのでしょうか。クラブハウスには、まだ慎吾のサンダルがあるはずだし、新潟のサポーターはみんなが慎吾が帰ってくるのを待っている。でもきっと慎吾は、自分の意志で誰にも相談せずに、2008年の鈴木慎吾の働き場所を選択するんだろうな…と思います。それ慎吾らしい。

 

コメント (5)
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