週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

タフでスピーディーなプレー

2007年09月18日 | アルビレックス新潟

柏戦の前に行われた「サッカー講座」に参加しました。今回の講師は八木あかねさんです。この八木さん、『ウィキペディア(Wikipedia)』によればプロフィールは以下の通り。

八木あかね(やぎ あかね、1974年1月14日 ):大阪府出身のサッカー及びフットサルの審判員で、新潟県サッカー協会審判委員会強化部長。 2000年11月にサッカーの1級審判取得。2002年にフットサルの1級審判取得。現在、J2リーグ副審及びFリーグ審判。国内に3人しか居ないフットサルの国際審判である。名前から女性と思う人も多いが男性である。

その八木さんのサッカー講座。なんと今回は2時間以上の長丁場でした(抽選や買い物のある方はここで退席してくださいという中断タイムあり)。でも正直なところ「もうけました!」って感じです。プロのサッカー審判員が、実際のJリーグのゲーム(昨年のアルビが浦和に勝ったゲーム)の映像を使って解説してくれるんですよ。しかも今回のメインテーマは、僕ら素人には一番わかりにくい「ファールについて」です。

普段僕らはG裏から選手のプレーや審判の判定を見ていますが、どうしてもアルビレックス贔屓に「なんで今のがファールだよ!」とか「なんでファールとらねぇんだ!」とかって叫んでいます。自分でも「ちょっと自分勝手だな」という思いはいつもあったのですが、今回の八木さんの講座を聴いて、少し「サッカーを見る目」が養われたような気がします。

八木さんの話の中で特に心に残ったのは、

タフでスピーディーなプレーを!

選手はファールを要求するのではなく
次のプレーに進んで欲しい!

という、八木さんの(って言うか審判の)願いです。前にどこかのエントリーにも書いたんですが、最近の貴章のプレーの中で気になることに、やけに「ゴール前で転んでファールをアピールする姿」がありました。正直言って「貴章が両手を広げて『なんでファールをとらないの』なんてアピール姿は見たくない」です。そのことを八木さんのお話を聞いて再認識しました。八木さんはおっしゃっていました。「最善の努力(踏ん張って倒れないようにする)をしないで倒れる選手はダメだ」「自分でできることをやりきって、だからこそその向こうに何かがある」と。

話は変わりますが、ボクはFC東京の平山という選手は今まであまり好きではなかったのですが、昨日の「やべっちFC」を見てちょっと変わりました。原因はあの横浜FC戦での「5人抜き」です。あのでっかい身体で、相手チームの選手に多少身体をぶつけられようが、足をかけられようが、強引に(自チームのポジションすら見ずに)ゴールに突き進む姿に、貴章にはない「たくましさ」を感じました。平山はまさに八木さんの言う「タフなプレー」を体現しているように感じました。(あの両手ヒラヒラのパフォーマンスはよく理解できませんでしたが)

それからもう一つ。今までゲームを見ていても、「なんで?」とよくわからなかったファールの中に「GKが長いゴールキックを蹴った時のヘディングの競り合いのファール」と「スローインされたボールをヘディングや胸トラップで受ける時のファール」がありました。これについても八木さんの説明を聞いて「よ~くわかった」というレベルには達しませんが、「なるほどそういうことか」というひとつの見方を知りました。

八木さんは「特定の選手やチームについてどうこう言うつもりはないんですが」と前置きし、しかもアルビを「オレンジのチーム」、浦和を「白(アウェイのユニなので)のチーム」と客観性を持たせた呼び方をしながらも、貴章の「ゴール前で我慢しないで転んでファールねらいにいくこと」や「胸トラップのまずさ」などを何度も指摘していました。僕らが何となく感じていたことを、審判の目から論理的に解説してもらってとてもヨカッタです。

このサッカー講座に参加するのも4回目になりましたが、つくづく「いい企画だなぁ」と思います。評判もいいのでしょうね。今回は満席でした。次回も時間が許せば参加したいと思います。 

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする