今日は、背番号7:われらの松下年宏選手についてエントリーしたいと思います。
去年のちょうど今頃、わがアルビレックスに2人の選手が移籍してきました。1人は鹿島から完全移籍してきたウッチーこと内田選手。そしてもう一人がガンバ大阪から期限付き移籍してきたワンちゃんこと松下年宏選手です。
当時、「渋い職人と活きのいい若手が加入してきたなぁ」って感じでボクは見ていました。去年はどちらかというと松下選手の方が期待感が高かったですよね。「半年なんていう期間ではなく、どうせなら1年半、新潟にお世話になりたい」というコメントにも好感を持ちました。先発も定位置もほぼ手中にし、豪快なミドルシュートも僕らサポを魅了しました。そうそう、お茶目で明るい性格も、いろんなイベントで発揮していましたね。サンクスフェスタの時なんか、「お~ノザにも負けないエンターテナーがアルビにやってきたぞ」って思いましたよね。モノマネやったりなんかしてね。
「背番号7を希望したエピソード」なんかからも、今年にかける松下選手の意気込みが伝わってきました。
当然、今季の松下選手は張り切ってスタートしたはずです。しかし、チームはもちろん躍進をとげいい感じなのですが、松下選手としてはマルシオの加入で出番は激減しているのが実際のところ。キャンプの頃は「2列目は慎吾と松下で決まりだろうな」と思っていたアルビサポが、僕を始め多かったのではないかと思いますが、実際には「2列目は坂本とマルシオ」でほぼ固定され、慎吾は大分に期限付き移籍です。松下選手にも、いろいろな心的葛藤が心の中であったことが推察されます。
松下選手の「わんちゃんブログ」の中で、次のような胸の内も吐露しています。
最近は色々考えすぎて自分の中に入り込んでいた気がします。
選手として今の置かれてる状況は正直しんどいです。
レンタルで新潟にきてサテライトの試合をして、トップの試合には少しの時間の出場。
なんだかワンちゃん、最近元気がないなぁ…という感じは僕らも感じていました。ファンサで見せる礼儀正しくひたむきな様子(彼は可能な限りできるだけ多くの人にファンサし、サインや写真撮影に応じようとするアルビ1の選手です)を見るにつけ、ちょっと胸が痛かったことも事実。でも、次のようなブログも読み、「ガンバレ!松下!」と心の中で声援を送っていました。