11月中旬から下旬にかけ、陽気なラテンの国・スペインを旅してきた。
成田からマドリッドまで、イベリア航空直行便で14時間10分。
長い空の旅を終え、ようやく着いたマドリッドの天気は雨で気温6度と寒かった。
スペインは太陽きらめく温暖な国と思っていたが、実際は夏暑く冬は寒い寒暖の差が大きい国らしい。
スペイン2日日はスペイン王国の輝きをとどめる王宮を見学した。
フランスのベルサイユ宮殿で生まれ育ち、スペインの国王になったフェリペ5世の命で造られたという王宮は、2700もの部屋がある壮麗な建物で、今も公式行事で使われているそうだ。
その後、スペイン王室の絵画コレクションを展示したプラド美術館へ。
世界三大美術館の一つというだけあって収蔵品が膨大で、とにかく広い。
ベラスケスの「マルガリータ王女」、ゴヤの「裸のマハ」「着衣のマハ」、エル・グレゴの「聖三位一体」などを鑑賞した。
館内は撮影禁止で、写真が撮れなかったのが残念!
午後は世界遺産の古都・トレドへ。
古代ローマ時代から要塞都市として栄え、16世紀のマドリッド遷都まで、都として栄えた街だ。
スペイン・カトリックの総本山でもある大聖堂(カテドラル)。
ゴシック様式の大聖堂の内部は荘厳で、彫刻や770枚もあるというステンドグラスが見事だった。