太田知子の いきいき!健康長寿

健康医療ライターで介護予防インストラクターの太田知子が介護されない体づくり、若さと元気をキープする方法について語ります。

巨樹からパワーをもらう

2016年07月10日 | 健康 介護予防 ウォーキング

昨日は健康ウォーク+1のウォークイベント「南沢あじさい山と巨樹の森を散策」の日。

天気予報が雨だったため、前日からキャンセルの電話やメールが相次いだ。

朝起きると、予報通り雨。果たして何人、参加してくれるだろう。

不安な思いを抱きながら、他のスタッフ2人と集合場所の武蔵五日市駅に向かう。

結局、21人が雨にもかかわらず、参加してくれた。

 

雨がしとしと降る中、三内川に沿った道を西へ進む。

1時間近く歩き、自治会館の斜向かいから急斜面を10分ほど登ると、大きな岩山の上に立って枝を広げている巨木が現れた。

これが、「山抱きの大樫」だ。

滑らないよう注意深く歩を進めながら、木の周りを1周する。

木の根っこと岩がまるで一体化しているようで、なんとも神秘的だ。

樹齢は300年とも400年ともいわれている。

よくぞ、こんな厳しい環境で、岩の上に根を張って何百年も生きてきたものだと、その生命力に驚く。

 

 「山抱きの大樫」を見て山を下りた後、「千年の契り杉」を目指す。

標識に従って民家の庭先を進み、山道を20分ほど歩いた。

杉の林の中に、ひときわ大きな大杉が現れた。

雨に煙る林の中に、すっくと立つ巨木。

その存在感に圧倒される。

よく見ると、幹が二股に分かれ、上部でそれがつながっていた。

幹回りは約6メートル。

樹齢は300年以上と言われており、見ているだけでパワーをもらえる。

帰り道、雨脚が強くなってきた。

途中に丸太の橋があり、滑らないよう慎重に歩く。

 

真光院の軒先を借りて、お弁当を食べた後、五日市憲法草案が発見された深沢家の土蔵を見学した。

こんな山奥で自由民権運動の火が燃え、千葉卓三郎を中心に、若者たちが議論を交わしながら私擬憲法をつくっていたというのは驚きだ。

 

来た道を戻り、深沢林道を進んで「南沢あじさい山」へ。

紫陽花は少し見頃を過ぎていたが、恵みの雨に打たれて、生気を取り戻したよう。

この南沢あじさい山は、持ち主の南沢忠一さん(86)が50年近くかけて、紫陽花を一人でこつこつと増やしてきたもの。

約1万5000本の紫陽花が山の斜面を覆い尽くし、何度見ても感動する。

 

帰りは五日市郷土館に立ち寄り、展示された五日市憲法の全文を見た。

この憲法は204条もあり、特に基本的人権の保障について多くの条文を割いている。

今の日本国憲法と比べても、ひけをとらない民主的な私擬憲法として高く評価されているそうだ。

 

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80の手習い

2016年07月08日 | 健康 女性 介護予防

4月に行ったピースボートのショートクルーズで、おひとりさまの素敵な女性と知り合った。

伊奈子さんは85歳。

タイピストや幼稚園教師としてずっと働き続け、リタイア後はケアハウスに住んで、趣味を楽しんでいる。

とってもおしゃれで、かわいい女性だ。

 

歌が好きな伊奈子さんは、80歳からキーボードを習い始めた。

そして、愛唱歌の伴奏をマスター。

ショートクルーズでは、ピースボートが募集した自主企画イベントに手をあげ、「歌う会」を一人で開いた。

そんな伊奈子さんを、おじさんバンドの男性たちが見かねてお手伝いし、「歌う会」は大成功だった。

 

          船内での歌の会

 

その伊奈子さんが地元・所沢で、シニアの歌う会の伴奏をするというので、先日、友人たちと一緒にお手伝いに行った。

 一人が進行役で、私ともう一人の友人が歌詞を書いた大きな模造紙をホワイトボードに張る係。

集まってきたのは、伊奈子さんより10歳も20歳も若い人たち30人くらい。

皆さん楽しそうに、伊奈子さんの伴奏に合わせて、声を張り上げていた。

「ふるさと」、「夏の思い出」、「知床旅情」など、十数曲を弾き続けた伊奈子さん。

そのパワーには圧倒される。

  ウイッグをつけ、ドレスアップした伊奈子さん

 

「50の手習い」はよく聞くけど、80歳になってから何か新しいことを習い始めるのは大変なことだと思う。

それも、自分が楽しむだけでなく、他の人たちを楽しませることができるのは素晴らしい。

 

そうか。80歳になっても新しいことにチャレンジできるんだ!

伊奈子さんから大きな勇気をもらった。

 

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老人ホームでシャンソンコンサート

2016年07月05日 | シャンソン 老人ホーム

私の所属する「べレールシャンソン愛好会」が先月30日、羽村市内の特別養護老人ホームで初の慰問コンサートを開いた。

このホームでは、踊りや太鼓のグループなどの慰問は多いそうだが、シャンソンは初めてだという。

「果たして、喜んでいただけるだろうか」「最後まで聴いていただけるかしら」と不安がいっぱいだったが・・・

 

開演の20分も前からホールに来て、コンサートが始まるのを待ってくれたお年寄りたち。

そんな中で、12人のメンバーが「パリの空の下」「愛の讃歌」「すみれの花咲く頃」など、よく知られているシャンソンを1曲ずつ披露した。

私が歌ったのは「さくらんぼの実る頃」。

今の季節に合う歌を、と考えて選んだ曲だ。

 

お年寄りたちは途中で手拍子を入れたり、口ずさんだり。

中には涙を流しながら聴いてくれた人も。

 

最後は皆で一緒に「この道」を歌って、閉会にした。

初の慰問コンサートは大成功!

大きな拍手をいただき、感謝の気持ちで幕を閉じたコンサートだった。

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“介護殺人”に思う

2016年07月04日 | 健康 女性 介護予防

昨夜のNHKスペシャル「“介護殺人”当事者からの告白」をみて、いろいろ考えさせられた。

今、介護を苦にして家族を殺めてしまう事件が相次いでいる。

NHKの調べでは、過去6年間に138件も発生していたそうだ。

その26%は介護を始めて1年未満だったという。

 

 

番組では、骨粗しょう症で腰を骨折して寝たきりになった妻を殺した72歳の夫、認知症の母親を殺した50代の無職の息子、認知症の妻を殺した75歳の夫の3人が、殺人に至る経緯や心の変化などを語っていた。

 

確かに3人とも同情すべき点はたくさんある。

でも、決して許されることではない。

 

50代の無職の息子は言った。

「母を楽にしてあげられるのは私しかいない」と考えたと。

これは強者の勝手な論理だが、この息子は社会的には弱者だった。

この母を最初に介護していたのは兄で、仕事との両立ができなくなって、失業中の弟を呼び、介護させていたのだ。

弟は「家族の中で介護できるのは、仕事のない自分しかいない」と考え、壮絶な介護地獄から逃げられなくなった果ての犯行だった。

 

介護殺人で圧倒的に多いのが、殺すのは夫や息子で、殺されるのは妻や母親というケースだ。

「子育てや介護は女の仕事」といった従来からの性別役割分業の影響が少なからずあるのかもしれない。

 

 

こうした事件が起きるたびに、「家族とは何か」と考えてしまう。

「家族だから助けなければならない」と介護地獄に陥り、「家族だから」と妻や母親を手にかけてしまう。

 

 

「家族介護」は、いい介護の形なのだろうか?

もし、介護殺人の被害者たちが家族のいないおひとりさまだったら、少なくとも「殺される」ということはなかっただろう。

 

「おひとりさまの老後」は、決して不幸とは限らない。

むしろ、家族のいない人のほうが幸せな老後が送れる場合もある。

 

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御岳渓谷のバナナは「芭蕉」 !?

2016年07月02日 | 健康長寿 介護予防 ウォーキング

「御岳渓谷でバナナの木を見つけました」と書いた昨日のブログに対し、植物に詳しい友人から、「あれはバナナではなく、芭蕉(バショウ)ですよ」とのメールが。

「そんなバナナ」と驚いて、ネット上でいろいろ調べてみると、芭蕉もバナナバショウ科バショウ属の大型多年草とのこと。

つまり、同じ仲間の植物だということが分かりました。

芭蕉は英名を「ジャパニーズ バナナ」というそうなので、あながち間違いとも言えません。

ただ、バナナは熱帯性植物なので、日本では温室でないと育たないそう。

また、花のように見える苞(ほう=葉の変形したもの)が芭蕉は黄色で、バナナは赤紫色をしているとか。

だとすれば、やはり御岳渓谷で見たものは「芭蕉」ということになりそうです。

 

では、バナナそっくりの実は、食べられるのか否か?

「追熟すれば食べられる」と複数の資料にあるので、食べられなくもないようですが、バナナのように甘くておいしいかは「」です。

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御岳渓谷で意外なものを発見!

2016年07月01日 | 健康 介護予防 ウォーキング

8月20日(土)に開催する健康ウォーク+1のイベント「涼風さわやか御岳渓谷を散策」の下見で、先週土曜日、御岳渓谷を歩いてきました。

もう10回以上、歩いているけれど、歩くたびに新しい発見があります。

今回も、「えっ、御岳で?」と驚くような珍しいものを発見しました。

 

青梅線軍畑(いくさばた)駅から楓橋へ。

この間の遊歩道はほとんど人が歩いておらず、静かな散策が楽しめました。

楓橋のたもとにある澤乃井園は、小澤酒造が経営するお休み処。

利き酒の会などを開いていて、賑わっています。

お酒や酒まんじゅうなどお土産品に交じって、地元の新鮮野菜も販売していました。

大きなキュウリが6本入った大袋も、インゲンも、玉ねぎもオール150円。

全部買って帰りたかったけれど、リュックが重くなるので、キュウリとインゲンを買いました。

 

楓橋から御岳橋へ向かう遊歩道沿いに、黄色い珍しい花が咲いていました。

その花の根元に、緑色の細長いものがいっぱい付いています。

「これ、もしかしてバナナ?」と一緒に行った友人。

 

「えっ、でもバナナって、フィリピンとか台湾とか、暖かいところじゃなくちゃ、獲れないんじゃない?」と私。

御岳渓谷は夏でも涼しく、冬は寒風が吹きすさぶところ。

こんなところでバナナがなるなんて・・・

でも、どう見てもバナナの形をしています。

 

果たして、本番の8月にはどんな姿が見られるか、今から楽しみです。

 

この日は天気予報が雨だったせいか、ラフティングのゴムボートは見られず、いつもの週末なら花が咲いたように、色とりどりに川面に浮かぶカヌーも、わずかしか見られません。

 

でも、雨は降らず、涼しくてウォーキングには最適の1日でした。

本番も涼しい日だったら、いいなあ。

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「老楽支度(おいらくじたく)」をテーマに瑞穂町で講演しました!

2016年01月25日 | 老支度 講演 シャンソン

「女も男も老楽支度~老後の不安をワクワク感に~」をテーマに、24日午後、瑞穂町民会館ホールで講演しました。

 

この講演会は「平成27年度瑞穂町男女共同参画社会推進事業」として企画されたものです。

定員50人のところ、なんと90人もが参加してくれました。

「老楽支度」とは「老後を楽しく過ごすための準備」をいいます。

しかし、自分の老後に不安を抱いている人が多いのも事実です。

不安の主なものは①お金②健康(介護)③住まいの3つ。

そこで、この3つについて解決策を提示し、老後の不安をワクワク感に変えていきました。

 

休憩後は、豊川瑞穂さんのピアノ伴奏で、「愛の讃歌」「バラ色の人生」などシャンソンを5曲、歌いました。

最後に「オーシャンゼリゼ」を会場の皆さんと合唱。

3番の歌詞の「オーシャンゼリゼ」を「オー瑞穂町」に替えて、「いつも何かステキなことがあなたを待つよ 瑞穂町」と歌いました。

 瑞穂町男女共同参画社会推進委員や町職員の皆さんと

 

瑞穂町は狭山丘陵の西端に位置し、可憐なカタクリの花が群生して咲く「さやま花多来里の郷」や

桜のきれいな六道山公園などがある、素敵な町です。

ウォーキングコースも整備されているので、ぜひ訪れてみてください。

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「老楽支度(おいらくじたく)」の講演会、2紙で紹介されました!

2016年01月21日 | 老支度 講演 シャンソン

私が講師を務める1月24日(日)の講演会「女も男も老楽支度~老後の不安をワクワク感に~」の告知記事が西多摩新聞(1月15日付)と多摩地域のタウン紙「asacoco(アサココ)」(1月21日付)に掲載されました。

この講演会の主催は、瑞穂町と瑞穂町男女共同参画社会推進委員会。

平成27年度男女共同参画社会推進事業として開催されます。

会場は瑞穂町民会館ホール(瑞穂町役場隣り、JR八高線箱根ヶ崎駅から徒歩10分)。

開場は午後1時。開演は1時30分。

1時間半の講演後、シャンソンを数曲歌います。

入場無料。申し込みは瑞穂町企画部企画課(電話042-557-7469)へ。

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「老楽支度(おいらくじたく)」をテーマに講演&ミニライブを開催!

2016年01月13日 | 老支度 講演 シャンソン

1月24日(日)午後1時30分から、東京都瑞穂町の町民会館ホールで講演&シャンソンミニライブを開きます。

平成27年度瑞穂町男女共同参画社会推進事業の一環で、講演会の講師を依頼されました。

講演のテーマは「女も男も老楽支度(おいらくじたく) ~老後の不安をワクワク感に~」。

核家族化、少子高齢化などでひとり暮らし高齢者が急増しています。

結婚していてもしていなくても、いずれは誰もが(特に女性は)、「おひとりさま」になる可能性が高くなります。

きちんと老支度をデザインして、不安を解消し、楽しい老後を迎えませんか。

自立して素敵な老後を過ごすために、今からできる準備や工夫についてお話します。

講演後はシャンソンも歌いますので、お楽しみに。

入場無料。会場の瑞穂町民会館ホールは瑞穂町役場隣り。

JR八高線箱根ヶ崎駅から徒歩10分。駐車場あり。

申し込みは電話で、瑞穂町企画課(042-557-7469)へ。

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武蔵野吉祥七福神めぐりをして平和を祈る

2016年01月11日 | ウォーキング 健康 介護予防

2016年最初の健康ウォークは「武蔵野吉祥七福神めぐり」。

天候に恵まれた9日、28人の参加者とスタッフ3人の計31人が武蔵野市内の6つの寺社をめぐり、健康と平和を祈願した。

まず武蔵境駅から、恵比寿神をまつった杵築(きづき)大社へ。

その後、「グリーンパーク遊歩道」を歩いて、延命寺へ向かった。

この遊歩道は、武蔵境駅から中島飛行機武蔵野製作所までの引込線の軌道跡を利用したもの。

遊歩道の途中には高射砲陣地跡もあった。

戦時中、ゼロ戦を作っていた中島飛行機は米軍から激しい爆撃を受けた。

延命寺は中島飛行機の真南200mの所にあり、檀家さんに犠牲者が数多く出たそうだ。

境内にある平和観音菩薩像に手を合わせ、平和を祈った。

延命寺には毘沙門天と寿老人が祀られている。

甘酒のサービスもあって、多くの人で賑わっていた。

その後、安倍首相の母校である成蹊大学に立ち寄り、学食で昼食をとる。

成蹊ラーメンを食べたかったのだが、この日はなかったので、醤油ラーメン(280円)をいただいた。

その後、大法禅寺で福禄寿、武蔵野八幡宮で大黒天、安養寺で布袋尊をお参りした。

最後は井の頭公園内にある井の頭弁財天へ。

七福神の中では唯一の女性の神様で、音楽や芸能の守護神である。

 

約8キロの「武蔵野吉祥七福神めぐり」は、清々しい新春の空の下、とても気持ちよく歩けた。

今年も元気に多摩の各地を歩きたい。

来月の健康ウォークは2月27日(土)。埼玉県飯能市の里歩きと「飯能ひな飾り展」を楽しむ。

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