太田知子の いきいき!健康長寿

健康医療ライターで介護予防インストラクターの太田知子が介護されない体づくり、若さと元気をキープする方法について語ります。

老楽セミナー「老後マネーの上手な付き合い方」を開催しました!

2018年05月28日 | 終活 おひとりさま

おひとりさまの老後を応援する団体・リリアンネットの5月定例会(老楽セミナー)が20日、立川市女性総合センター・アイムで開かれた。

この日のテーマは「老後マネーの上手な付き合い方~充実した人生のために」。

寺﨑ライフプラン研究所の寺﨑美智子さん(CFP、一級フィアナンシャルプランニング技能士)を講師に、人生を豊かにする老後マネーの上手な付き合い方について学んだ。

コツコツ貯めてきた老後マネー。

それを狙っているのはオレオレ詐欺や悪徳業者だけではない。

大手銀行だって、投資信託等の商品を売って手数料を稼ごうと手ぐすね引いている。

「欲を出して失敗するケースが多い」と寺﨑さんは警告する。

(そうそう、低金利に嫌気がさして、株や投資信託に手を出した私は、リーマンショックで、虎の子をずいぶん減らしてしまった。こんなことなら、銀行や郵便局の定期預金のままにおけばよかったと後悔したものだ)

 

だが、100歳まで生きる時代。長い老後を考えたら、持っているお金に少しでも働いてもらいたい。

かといって、素人が安易に株や投資信託に手を出すのは、危険だ。

では、誰に相談したらいいの?

「元証券会社社員の、独立しているファイナンシャルプランナーがお勧めです」とのこと。

(そうか。そういえば、証券会社の現役社員の勧めで買った商品は損したのが多い。あれは、客のためというより、手数料を稼ぐために証券会社が売りたいものを買わされたのだ)

 

「人生を豊かに過ごすためのライフプランを考える上で大事なことは、自分を知ること。

自分自身が本当に幸福だと感じるかが大切です」と寺﨑さん。

(そう、見栄や義理で物を買ったり、人と付き合ったりするのはやめたほうがいい。自分が本当に好きなもの、好きなことにお金を使おう!)

 

自分を守るための知識を持つことも大切だと言う。

(そう、そのための学びの場が「老楽(おいらく)セミナー」。これからも充実したものにしていきたい)

 

この日、寺﨑さんからは、認知症などで適正な判断ができなくなった場合の財産管理を任せる「成年後見制度」や、最近注目されている「民事信託」についても解説していただいた。

皆さん、メモを取りながら、とても熱心に聞いていた。

大事なことだが、一度聞いただけではなかなか理解が難しいので、老楽セミナーで継続して学んでいきたい。