太田知子の いきいき!健康長寿

健康医療ライターで介護予防インストラクターの太田知子が介護されない体づくり、若さと元気をキープする方法について語ります。

猛暑の中で健康ウォーク

2015年07月22日 | ウォーキング 健康 介護予防

今月の健康ウォークは「府中多摩川かぜのみちとビール工場見学」。

13日に実施したのだが、初参加のKさんから今日、お礼の手紙が届いた。

「暑かったけれど、楽しく歩けた」と初ウォークを楽しんでくれたようなので、主催者としては嬉しい限りだ。

お手紙には短歌がたくさん書かれていたので、今回はKさんの短歌を交えながら、当日の様子を紹介したい。

 

この日は、まだ梅雨明け前だったにもかかわらず、朝から夏の太陽がギラギラ輝く猛暑日。

熱中症を心配してキャンセルする人もいるのではと思ったが、キャンセルは1人もなく、Kさんら初参加3人を含む33人が参加してくれた。

 

 暑き日や 梅雨の晴れ間のウォーキング 府中界隈 日照りの中を

 

集合場所の京王線東府中駅からまずは、瀧神社へ。

ここは大國魂神社の末社で、くらやみ祭の競馬式の前に、この神社の湧水で騎手と馬が身を清めるそうだ。

武豊や福永祐一など、騎手のサインがズラリと展示してあった。

鳥居の横には、ご神木の大きなケヤキの木が天に向かってそびえている。

葉陰でしばし休憩。

 

 瀧神社 樹木に囲まれ涼しげな かわいい滝に 思わず笑みが

 

ここから府中崖線を15分ほど歩き、東郷寺へ。

日清・日露戦争で活躍した海軍大将、東郷平八郎の別荘や農園があった場所で、東郷を慕う人たちがこの寺を建てたという。

黒澤明監督の映画「羅生門」のモデルになったという山門がドーンとそびえていた。

この寺はしだれ桜で有名で、下見に訪れた3月末には見事な花を見せてくれた。

 

東郷寺からは木蔭がなくなり、日向の道が続く。

競艇場の前を過ぎ、多摩川競艇場前駅を通り抜けて、多摩川の土手へ。

ここから府中多摩川かぜのみち道を歩く。

木が1本もなく直射日光がサンサンと降り注ぐ。

暑い。汗がポタポタ落ちる。

救いだったのは、風があること。

「かぜのみち」というだけに、川風がヒューヒュー吹いていた。

 

 炎天下 多摩川べりを歩みゆく 流れる汗に 風吹き渡る

 

 炎天下を1時間近く歩き、ようやく郷土の森公園に到着。

修景池の大賀ハスは花の盛りが過ぎ、もうだいぶ実になっていた。

木蔭を探してお弁当を食べ、その後は冷房の効いた体育館の中でゆっくり休ませてもらった。

 

集合後、スタッフのSさんの指導で自彊術の体操をした。

健康ウォークでは毎回、イベント中に公園などで体操することにしている。

この体操は、初参加の人にも評判が良かった。

 

 猛暑日や こまめに補給 水うまし 体操指導 体も元気

 

サントリー武蔵野工場の見学予約時間まで、少し時間があったので、多摩地域最大級の卸売市場「大東京綜合卸売センター」に寄り道した。

ここは生鮮食品だけでなく、衣料品や雑貨もある。

売り子さんとの掛け合いも楽しく、ショッピングを楽しんだ。

 

いよいよこの日のメーンイベント、サントリービール工場見学。

ブルーの制服が爽やかな若い女性スタッフの案内で、近代的な工場内を見学した。

その後、できたてのザ・プレミアム・モルツを試飲させてもらう。

 

 引率者 チームプレーの良きを得て サントリー着く ビールで乾杯

 

1杯目はワイングラスで香りを楽しみながらの試飲。

のどが渇いていたので、香りを楽しむ間もなく、ゴクゴクと一口で飲んでしまった。

ああ、おいしい。サイコー!

 

 次は新製品のマスターズドリームをグラスでいただく。

プレミアム・モルツよりも色が濃く、コクと苦みがある感じ。

3杯目は、グラスでプレミアム・モルツ。

やっぱりこれが一番。

3杯もいただき、幸せ気分満喫。参加者の皆さんもとても楽しんでくださったようだ。

 

 帰りはバスで分倍河原の駅まで送っていただき、幸せ気分いっぱいで帰途についた。