太田知子の いきいき!健康長寿

健康医療ライターで介護予防インストラクターの太田知子が介護されない体づくり、若さと元気をキープする方法について語ります。

ウォーキングで笑顔いっぱい!

2012年11月18日 | 健康長寿 介護予防 ウォーキング

秋晴れの今日、「健康ウォーク+1(プラスワン)」のウォーキングイベントで、「さいたま緑の森博物館」(埼玉県入間市宮寺)へ行ってきました。

 

「健康ウォーク+1」は、5年間、母親の介護をしたのを機に「どうすれば最後まで介護されずに自立した生活を送れるだろう」と考え、「最後まで自分の足で歩けることが介護予防のポイント。多くの人と一緒に健康長寿を目指そう」と、2009年3月に友人たちと立ち上げたウォーキング団体です。

以来、毎月1~2回、参加者を募集して、東京・多摩地域などを舞台にウォーキングイベントを開催しています。

毎回30人前後、多いときは60人もが集まってくれるので、参加者は1500人近くになりました。

 

今日も朝9時半に、集合場所の八高線箱根ヶ崎駅(東京都瑞穂町)に31人が集まってくれました。

 

一行は都立瑞穂農芸高校の脇の道を進み、六道山公園へ。

出会いの辻から狭山湖外周道路へ入り、1時間ほど歩いて、さいたま緑の森博物館の西久保湿地に到着しました。

茶畑の中の道を通って、稲刈りが終わった田んぼへ。

その後、黄色く色づき始めた雑木林の中を歩いて案内所へ。

インタープリターの方から、スズメバチやマムシに出会った時の注意などを聞きました。

 

自然は素晴らしい。でも危険もいっぱい。

大事なことは、手で振り払ったり、棒で追い払ったりしないで、スズメバチやマムシから静かに離れることだそうです。

人間が手を出さなければ、生き物は襲ってこないのですから。

 

自然を満喫した後、六道山公園へ戻り、展望台へ登りました。

空気が澄んでいるせいか、富士山もスカイツリーもくっきり見られました。

そして本日のハイライト、臼井農園でのミカン狩り。

黄色く色づいたミカンを7個は食べたかな。ミカンでおなか一杯になりました。

市販のミカンより少し酸味が強かったけど、甘酸っぱくておいしいミカンでした。

 

今日も多摩各地から集まってくれた参加者たち。

お天気もよかったせいか、皆さん、とてもすてきな笑顔を見せてくれました。

毎回参加してくれる方たちが、どんどん足が丈夫になって、元気になってくれるのは

主催者としてとても嬉しいことです。

 

 


目薬で視力が回復できる?

2012年11月04日 | 健康長寿 アンチエイジング 介護予防

視力検査では両目とも1.5。

視力だけは自信がありました。

20代までは。

ところが30代になってワープロを始めてから徐々に視力が低下。

40代になって日常的にパソコンを使い始めたら、ますます低下。

眼鏡をかけないと免許の書き換えが通らなくなり、とうとう視力が左右とも0.3にまで落ちてしまいました。 

でも、近眼のおかげか、還暦が近くなった今も老眼鏡をかけずに新聞が読め、キーボードを打つことができます。

なので、車の運転をするときと、お芝居や映画を見る時以外は眼鏡をかけずに過ごしています。

 

視力を回復させて、昔のように眼鏡なしで遠くまでくっきり見たい。

でも、レーシックを受ける勇気はありません。

以前、視力を回復させるというトレーニング機器を買って試したこともありますが、効果はありませんでした。

 

加齢とともに乱視もひどくなって、三日月がボーッと満月みたいにふくれて見えます。

最近、蚊のようなものが飛んでいるように見える「飛蚊症」も現れてきました。

 

同級生が「飛蚊症で眼科へ行ったら、網膜剥離を起こしかけていて、もう少しで手遅れになるところだった」と話していたのを聞いて心配になり、私も眼科へ行きました。

散瞳剤を点眼して瞳孔を広げて、眼底を調べる「精密眼底検査」というのも受けました。

その結果、医師は「加齢によるものです。心配ありません」。

ほっと胸をなでおろしたのですが・・・

 

その後すかさず、気になっていたことを聞いてみました。

10月26日放送のNHK「ためしてガッテン」で紹介された目薬です。

http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20121024.html

最近開発されたドライアイの治療薬は、「ムチン」の分泌を促して、視力を回復させるそうです。

通常、涙は均一になめらかに目の表面に広がりますが、ドライアイの人は涙がデコボコになって、そのために見えづらくなり、実際の視力よりも低下して見えるとか。

 

正に私は、正真正銘のドライアイ。

よし、この目薬を手に入れて視力を回復させよう。

 

ということで、番組を見てメモした目薬「ジクアホソル」か「レバミピド」を処方していただけるよう聞いてみました。

 

すると医師は「ためしてガッテンを見たんですね。あなたのような人が何人も来ましたよ」ですって。

さすがNHKの反響はすごいです。

 

しかしこの医師、「視力が回復するなんて嘘ですよ。視力は変わりません」ときっぱり。

 

「でも、ためしてみたいんです」と言って、処方箋を書いてもらい、薬局へ。

ようやく手に入れました。目薬代は1か月分で630円。

これで視力が回復できたら、安いものです。

 

以前はドライアイ治療薬として「ティアバランス」というヒアルロンサン入りの目薬を処方してもらっていましたが、効果はありませんでした。

 

さて、私が手に入れた目薬の名前は「ジクアス点眼液」。

有効成分は「ジクアホソルナトリウム」とあるので、確かに「ためしてガッテン」で紹介していた目薬です。

1日6回点眼。点眼後は1~2分、目を閉じておくよう注意書きがあります。

 

さっそく自宅に帰って目薬をさしてみると――

「うっ、しみる。なんとなく目が痛い」

 

1分ほど目を閉じてから、静かに開けてみると・・・

 

特に変わったことはないというか、目にしみて軽い痛みが残っているような・・・

 

本当に見えやすくなるのかな?

とにかくNHKを信じて1か月間、目薬を差してみようと思います。

 

結果は1か月後にご報告しますね