太田知子の いきいき!健康長寿

健康医療ライターで介護予防インストラクターの太田知子が介護されない体づくり、若さと元気をキープする方法について語ります。

骨密度を測ってみたら・・・

2018年01月10日 | 骨密度 骨活 健康長寿

去年、市の骨密度検診(無料)で「要精密検査」の判定が下され、気になっていた。

そこで先日、腰痛の経過観察で村山医療センターを受診した際、精密検査を受けた。

その結果は意外なものだった。

 

村山医療センターでは、X線を使って骨盤(腰椎)と大腿骨の骨密度を測定した。

すると、私の腰椎の骨密度は1センチ当たり1104グラムで、同年代の139%、若年成人と比較した値は109%だった。

 

えっ、私の腰の骨は若い人より強いの? 

嬉しくなるではないか。

一方で、大腿骨の骨密度は同年代の109%、若年成人との比較では85%で、決していいとは言えなかった。

 

 「要精検」の判定が下された市の検診は、腕の骨で骨密度を測定した。

その結果は、同年代の98%、若年成人の80%だった。

80%を切ると、骨量が減少しているとされ、「要精密検査」となったらしい。

 

それにしても、人間の骨の骨密度って、部位によってこんなに差が出るものなのだろうか?

医師に疑問をぶつけると、腕の骨の骨密度は低く出る傾向があるという。

腰の骨で測るのが、一番いいそうだ。

なぜかというと、腰椎は骨代謝が盛んで、骨の変化が現れやすい「海綿骨」を多く含んでいるため、他の骨よりも骨量の変化を捕らえることができるらしい。

よかった。ちょっと安心。

骨は若返り物質を多く出すというから、これからも「骨活」を頑張ろう!

カルシウムを多くとり、日光を浴びて、カルシウムの吸収を高めるビタミンDを増やし、骨に刺激を与える運動を行っていきたいと思う。