in my room

静かなパラダイス

2000トンの雨…

2019年04月28日 | Weblog



山下達郎3枚目のスタジオ・アルバム「GO AHEAD!」(1978年)
僕は昔からこのジャケットが好きではない!
ウォーホルっぽいイラスト…これは止めた方がいい。
まがいもの…ウォーホルに依頼するなら話は別ですが。
イラストは流行りがあって、時代を超えていく力がない。
中身と関連のある芸術作品か全面写真、シンプルにタイトル・ロゴだけ…
そうあるべきだと思う。

しかし、中身は素晴らしい!時代を超えていく力がある!
だから、余計にジャケットが残念ですね。

https://www.youtube.com/watch?v=--bSzi9ffII

B面5曲目 アルバム最後の曲「2000トンの雨(2000t of Rain)」

うっとり…ほんと、いい曲!
フィル・スペクターの影響が色濃いウォール・オブ・サウンド。
その昔、何度もリピートして聴いていた思い出がある。
歌の上手さは右に出る者がいない…絶品ですね!(溜息)

 


メリー・ゴー・ラウンド…

2019年04月27日 | Weblog

いよいよGW…世間では10連休!!!!!
気分はウキウキ…しかし…そうでもない(笑)
予定で縛られるのを好まない…無精者!
ですから、予定ナシでフワフワ糸の切れた凧…これぞ自由!



昔から感じていることですが、女性は予定を入れたがる。
妻を見ていても思うけど、僕のような性質は理解されない。(嘆)
阪神タイガースが一軍、二軍とも名古屋に来ているので
1試合くらいは観に行こう…じっくり仕事をするのもいいかも?

海外のレコード好き(CDではない)の間では
日本の1980年代ポップスが人気のようで、
来日しては高値のついた中古盤をまとめ買いしているそうです。
日本語の歌詞を理解できるのかは不明。



https://www.youtube.com/watch?v=ZMr-VXF4xkY

山下達郎7枚目のスタジオ・アルバム「Melodies」(1983年)
B面1曲目「メリー・ゴー・ラウンド」 分厚いサウンド!

なんというか…あの頃を思い出す…切ないあの感じ?
甘酸っぱくて、ちょっぴりオシャレなあの感じ?
快晴のGW…ぴったりかも?!



1st「CIRCUS TOWN」(1976年)2nd「SPACY」(1977年)
3rd「GO AHEAD!」(1978年) 初期のアルバムが好き!
現在はすっかり落ち着いてしまったのかな?
聴きやすい “中高年向け歌謡曲” のような印象がある。
よくは知りませんが…?



GW…久しぶりに初期のアルバムを時系列に聴いてみよう!

 


Godzilla 2019…

2019年04月25日 | Weblog



https://www.youtube.com/watch?v=QFxN2oDKk0E&t

映画「Godzilla : King Of The Monsters」5月31日 日米同時公開
邦題「ゴジラ:キング・オブ・モンスターズ」
脚本・監督:マイケル・ドハティ

ウホッ!スゲェ!ド迫力!これは期待できる?!
映画館の大スクリーン&大音量で観たい!
最終トレイラー→ずいぶん露出が多くなりました!(嬉)

監督:本多猪四郎 特撮:円谷英二
もしもこの二人が生きていてこの映画を観れば
どんな感想を述べるのでしょうか?
CG…技術の進歩は凄まじいですね。



【ストーリー予想】
宇宙怪獣キングギドラ襲来
古代からの地球の守護神ゴジラ怒る
[第1ラウンド]
キングギドラの勝ち→ゴジラ海に沈む
家族離散 アメリカ軍役立たず ケン・ワタナベ涙目
[第2ラウンド]
ゴジラ復活 地球怪獣の仲間を呼んで逆襲
モスラ ラドン アンギラス…死亡
死闘の末ゴジラ勝利
次作「キングコング対ゴジラ」に続く…なんやそれ?

余談ですが出演のヴェラ・ファーミガ。
この女優は色気があってなかなか良い!
カイル・チャンドラー ミリー・ボビー・ブラウン
チャールズ・ダンス サリー・ホーキンス 他

配役もパニック仕様で良さそうですね!

 


四月の思い出…

2019年04月24日 | Weblog



ジャズはまったくの無知ですが、
YouTubeをグルグルしていたら見つけました。

https://www.youtube.com/watch?v=OfQvMpihfak

エロール・ガーナー Erroll Garner
ライブ・アルバム「Concert By The Sea」(1955年)
A面1曲目「I'll Remember April」
邦題「四月の思い出」 

よく知られたスタンダード・ナンバー。
軽快なスウィング感…いいね!



演奏:エロール・ガーナー(p)
   エディ・キャルホーン(b)
   デンジル・ベスト(ds)
録音:カリフォルニア・カーメルシティ(1955年9月19日)

部屋に籠って映画や読書もいいですが、
近頃は人間に興味がある…扉は常に開いておこうと思います。

 


希望のかなた…

2019年04月09日 | Weblog

落ち込んだ時には 煮詰まった時には カウリスマキ!


 
フィンランドの巨匠、アキ・カウリスマキ
人情…この人の映画を観ると人間が好きになる!


 
映画「希望のかなた」(2017年・フィンランド)
原題「Toivon Tuolla Puolen」
脚本・監督:アキ・カウリスマキ
出演:シェルワン・ハジ サカリ・クオスマネン 他

https://www.youtube.com/watch?v=g6MsSqH4FNc



アレッポの街が空爆で破壊され
両親と親戚を亡くし、生き別れになった妹を探しに
ヘルシンキに辿り着いたシリア難民の青年の物語。



深刻な話ですが、サイド・ストーリーがユルい!(笑) 
カウリスマキの映画を観るのは、
オフビートなこの感覚を味わいたいから。
 

 
小津安二郎「東京物語」を観て映画監督を志した
この監督は日本が大好き!
寿司…出てきます…無茶苦茶ですが…(笑)
劇中に曲名がよくわからない日本語の歌が流れますが
監督の友人で “シノハラ トシタケ” さんという
ヘルシンキ在住の日本人が歌っているようです…(謎)

 

人々の善意で妹に会えますが、ラストはどうなんだろう? 
“希望” なのかな?よくわからない…もう一度観た方がいいかも。

この映画は映画館で観る予定でしたが
見逃していて、遅ればせながらDVD鑑賞…映画は高いなぁ!(嘆)

癒されて温まる…非日常的なカウリスマキの世界に浸るのは
心に栄養を与える “素敵な時間” だと思います。

 


Midnight Driver 午後…

2019年04月06日 | Weblog

うーん なんだろうな この感じ
日本語 内省的な歌詞 重厚なサウンド・アレンジ 
週末…ドップリ浸かりたい…優れたアルバムです!



https://www.youtube.com/watch?v=Z3O7y451npQ

吉田美奈子 7枚目のスタジオ・アルバム
「MONOCROME」(1980年)
B面3曲目「Midnight Driver」

https://www.youtube.com/watch?v=BqxLbfFItBs

B面4曲目「午後 Afternoon」

たまたま手にとって、久しぶりに聴いたけど
いやぁ〜 たまらん すごくいい!(涙)

さてと コーヒーでもいれますか

 


トム・フォード…

2019年04月02日 | Weblog



ファッション・デザイナーとして有名な
トム・フォード Tom Ford 
老舗の有名メゾンで活躍し、自らの名のブランドを持つ。
僕のようなジャージ男には縁がないし、興味もないけど
この人は映画監督でもある…こちらには興味がある。

ファッション業界で地位と名声を得たものの、
精神を病んでボロボロのドン底の生活…
映画を作ることで回復、救われたそうです。
ですから、心情的にこの人を応援したい!
アレクサンダー・マックイーンにトップ・モデル…
ファッション業界は自殺者が多いですね。



映画「シングルマン」(2009年・米)
原題「A Single Man」
製作・脚本・監督:トム・フォード
出演:コリン・ファース ジュリアン・ムーア
   マシュー・グード ニコラス・ホルト 他

https://www.youtube.com/watch?v=BcmcJi8dxrk

クリストファー・イシャーウッド(英)の小説の映画化。
当時のトム・フォードの心境がよく現れている。
ゲイの大学教授が主人公なので、馴染めないけど
美意識…僕はこの映画がとても好き!
配役が最高なのもあるけど、色調を抑えた映像が美しい◎
撮影:エドゥアルド・グラウ
ファッション、家、小物…1960年代初頭の時代考証が素晴らしい!
若きニコラス・ホルトが出ていて…裸です!(笑)



映画「ノクターナル・アニマルズ/夜の獣たち」(2016年・米)
原題「Nocturnal Animals」
製作・脚本・監督:トム・フォード
出演:エイミー・アダムス ジェイク・ギレンホール
   マイケル・シャノン アーロン・テイラー=ジョン
   アーミー・ハマー アイラ・フィッシャー ローラ・リニー 他

https://www.youtube.com/watch?v=5jY34shhTlI

オースティン・ライト(米)の小説の映画化。
バイオレンス・ミステリー・スリラー映画…怖い!
成功している画廊主の女性のもとに20年前に離別した
小説家の元夫から「夜の獣たち」という小説が送られてくる。
読み進めると、虚構と現実の境界線が曖昧になり、
暴力的な世界に強く惹かれていく。
かつては認めなかった才能がこの人にはある…会いたい!

小説の内容が “映画内映画” になっていて、怖い…凝った作り。
この映画も配役が抜群…素晴らしい!
エイミー・アダムスが出ている…とりあえず観る!
ジェイク・ギレンホールが出ている…とりあえず観る!
マイケル・シャノン…今度はどんな役?

僕はどちらかというと “洒落た”「シングルマン」の方を好むけど、
なぜ元夫は20年の歳月を経て元妻に小説を送ってきたのか?
ラストの日本レストラン…うーん、なるほど…余韻が残る。

映画監督としても確かな力量。
高度に洗練され屈折した “美意識”…それがこの人の最大の魅力。
その “美意識” がクセになる…また観たい!
次作も多いに期待したいですね。